ワタシは 12番ホールのホールインワンで、勝利を 確信しましたがねぇ~
17歳のアリヤ・ジュタヌガーン自身も 現地のメディアに そうコメントしていました。
涙ながらのアリヤは、「ホールインワン前の自分のドライバーとアイアンは、その時点まで良くないと
感じており、あの12番のホールインワンで自信を 持てて、私の一日になると確信した」 と ・・・

<アプローチも良くなったのに…>
いやぁ~ 残念でしたねぇ~ いや 余りにも可哀そうでした。 ホンダ LPGA ツアーの最終日、
誰がこんな結末を 予想したでしょう。 17番を 終えて、昨季の賞金女王、朴仁妃 (インビー・パーク
/ 韓国) と2打差リードで迎えた最終ホールでしたネ ・・・
ティショットは フェアウェイに運んだんですが、ここが若さでしょうか? 2オンを 狙いにいった
セカンドは、バンカーのアゴに止まってしまいました。 ですが、3日間とも2オンしていれば、誰でも
狙うでしょう。 本人も 「18番は毎日2オンしていたので、狙ったけど失敗しました」 と、コメント。

<毎日 2オンしていれば狙うのが当り前だよなぁ~>
アンプレヤブルの1打を 課して、後ろに下がりバンカーショットを 放しましたが、痛恨の“ホームラン”
ボールはピン奥へ行ってしまいました。 ここまで まだ 大丈夫と、ワタシは思っていましたが ・・・
今度は カップまでは下りです。 パターで狙いますが、手が動かなかったのでしょうネ。5打目は大きく
ショートしてしまいました。 ここから若さでしょう、結局 カップインまで3打 打って、トリプルボギー。
ここで万事休すでした。 悔しいけど 朴仁妃に逆転優勝を 許し、結果 単独2位に終わりました。

<朴仁妃、さすが昨年の賞金王、これも実力でしょう…>
でも こんなこともあるんですねぇ~ 彼女自身も 「バンカーショットがグリーンを オーバーしても
まだ 勝つか、少なくともプレーオフを 堅持することができる」 と思っていたそうですヨ ・・・
実は、2012年の 「HSBCブラジルカップ」 で、タイ国籍の選手として初めて米国女子ツアーの優勝者に
名前を 連ねたのは、ポルナノン・ファトラムでした。 が、当大会はアン オフィシャル扱いの2日間
競技でしたので、正規のレギュラーツアーでいえば、タイ国籍の優勝者は まだ 生まれていなかった。

<昨年優勝したポルナノン・ファトラム…>
沢山の地元ギャラリーの視線は、その歴史的瞬間が生まれるはずだった18番ホールの舞台に
注視され 歓喜に鳴り響くはずだった歓声は、どん底の失望の悲鳴へと変貌してしまいました …
18番グリーンで、堪えていた涙も ホールアウト直後に、姉のモリアと抱き合った瞬間に目から沢山の
涙がこぼれ落ちました。 ワタシも思わず 鼻を すすりましたねぇ~ 可哀そうで、悔しくて ・・・

<アリヤを 慰める姉のモリヤ…>
あぁ~ 優勝していたら タイのゴルフ界が変わるのに~ 明日に続きます。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



ゴルフは昼間からビール飲んでやる人いるけど本当にスポーツなのかと思った時期ありましたが、
この競技はメンタルスポーツなんだと実感しましたよ。
体を鍛えて行う競技よりも、目に見えなくつかみどころのない心との戦いは、
一瞬で地獄行きなんですね~。
未だ若いからトラウマにならなければいいですが。
男子ツアーではカーヌスティのジャン・バンデベルデ、女子ツアーではこのアリヤの悲劇が物語として語り継がれることでしょう。17歳、ホールインワン、USLPGA初勝利、母国での優勝と、全てが消えた衝撃的な結末は他に見たことがありません。
でも、タイの女性はしっかりしているから、一晩泣いたら、今日はきっちり練習していると思いますヨ。がんばれ!!
17歳の女の子ですからねぇ~
ほんと トラウマにならなければと心配です。
こんなこと、余り 聞いたことがありませんよ。だからこそ 何かを持っているんでしょうね。この女の子は・・・
この悲劇も、何かを持っている一つにしたいですね。