若者への影響が心配？

タイではあらゆる面で日本が文化が浸透しており、且つ　人気もあります。でも　まさか タイの
高校で日本のセーラー服も人気があるとは驚きでした。

海外へのマンガブームで見られるように今や文化面でも輸出大国となった日本ですが、
タイのこんな以外なところにも日本文化が進出しているようです。

ある朝の外出時、日本のセーラー服を着て登校する高校生たち、「えっ！日本の高校生？」と、
思いきやセーラー服に身を包んでいるのは、いずれもタイの女子高生だというのです。

真相は、生徒が集まらずに困っていたある高校で、日本文化の人気にあやかって4年前に
思い切って、制服を日本のセーラー服に変えたそうです。するとこれが大当たり。
生徒数は一気に10倍までに膨れ上がり、学校が急に慌しくなったそうです。

タイでは日本のテレビドラマや映画、漫画などに根強い人気があり、
若者のライフスタイルやファッションに大きな影響を与えているのが現状です。

でも日本のセーラー服で生徒が集まるとはビックリですね。

日本人の女子高校生と同様に、カバンには化粧品やグッツなどでイッパイだそうですが、
タイ女子生徒曰く、

「日本のファッションは可愛いから好き」「日本のモノは安心感がある」
「清潔感、美しさのある日本スタイルのほうが欧米より良い」等々・・・という理由で、
かなりの日本グッツが好感を持たれているようです。


そして、そして　ついに秋葉原からバンコクへ、メイド・コスプレ喫茶も進出してしまいました。
日本から入れて良い物と悪い物があると思いますが、メイド・コスプレ喫茶まで入ってくるとは

これまたビックリです。タイ人の若い女の子が「お、帰り、なさい、ませ。ご、主人、様」と片言の日本語で
やっているそうですよ。ワタクシ思いますに、日本のストレス社会ではこのようなビジネスも
成り立つのかも知れませんが、タイの社会ではどうなのでしょうねぇ～。　・・・・？？


日本を初めとした外国文化に扇動される若者を見て、タイの大人達からは「タイの文化を大切に」
との苦言も出ていると聞きますが、インターネットの普及で海外の新しい文化やおしゃれに
夢中で敏感な若者の耳には、なかなか届きそうにも無いようです。


先月まとまった自由貿易協定（FTA）を含む「日タイ経済連携協定（EPA）」がスタートすれば
益々日本から多種多様な製品、システム、文化、習慣が押し寄せ、このようにタイの若者達にも
影響を与えていることを考えると日本人として嬉しいやら戸惑いも感じてしまいますね。


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