日本のおじさんもタイで働けたら・・

最近は、ベンチャシリ公園をジョギングしていても、日本人の55歳以上の人が随分と増えました。
女性が目立って来ましたね。ご夫婦でのロングステイだけでなく、お一人の女性も多いようです。

タイのリタイヤー長期滞在ビザ(ロングステイビザ)の取得者は2004年が7,890人、05年が
10,673人だったのが、06年1～7月は12,092人と、年々増えているようです。
その今年の1,2092人の内、日本人は何人取られたのでしょう？　・・・　802人だそうです。

中国人2,217人、米国2,098人、英国1,265人、ドイツ1,185人、そして日本人の順で802人。
802人が多い、少ないかは判断できませんが、中国人は別としてアメリカ人と比べたら、意外と
少ないと思いません？

財団法人ロングステイの「国の人気度集計」でも、オーストラリア、マレーシア、ハワイ、
ニュージーランドに次ぎ、タイは第5位にランクされていますし、タイでのロングステイ番組もよく
放映され、バンコク市でも日本人の中高年の方々をよく見かけますので、もっと多いように感じます。

ロングステイビザは、入国日から一年間滞在可能ですが、働くことは出来ません。50歳以上の方で、
月額6万5000バーツ以上の年金受給証明書か、タイの銀行口座に80万バーツ以上の預金があれば
取得することが出来、タイ国内で延長が可能ですので長期滞在が可能になります。（1バーツは4円）

今年は、このビザを取得する人が大幅に増えるでしょう。昨年の9月までは月に一度お隣の国へ
出国すれば、再度一ヶ月の滞在が可能でしたので、これを繰り返していれば長期滞在が出来ました。

しかし昨年の10月からこのルールが改められ、ビザ無しの入国者は、半年で90日以上の滞在は
認められなくなりました。（ビザ無しで滞在し犯罪を繰り返す近隣諸国の人間を取り締める為）
こんな諸事情から、これからは日本人もロングステイビザを取得する人が増えるのかも知れません。

ですが、国の人気度集計で10位のフィリピンが、日本各地でロングステイ・セミナーを頻繁に
開催するなど非常に熱心なようで、且つ　フィリピンや台湾ではワ－クパーミット（労働許可）が

可能だそうです。タイではロングステイヤーのボランティア参加は可能ですが、就労は許可されて
おりません。ただ「来てください」だけでは無く、もう少し受け入れる幅の大きさを考慮すれば
良いのになぁ～　と思います。（タイ人の失業率を心配する気持ちは解りますが・・・）


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