タイの総選挙、ようやく3月24日に決定しました。 ヤレヤレです。
選挙管理委員会は当初、“2月24日に実施する” としていましたが、国王の戴冠式が5月4日~
6日に行なわれることが決まったため、政府の意向も考慮し「総選挙後の政治日程と戴冠式
関連の行事が重ならないようにするため」という理由で投票日を延期していました。
しかし昨日、ワチラロンコン国王陛下からの選挙の法令交付を受け、選挙管理委員会は選挙の
投票日を決定し発表された次第。 これを受けて、これからの日程は下記のようになります。
タイ国外に居住する人が投票する在外選挙は、3月4日から16日まで。選挙区外居住者は
3月17日に投票。また選挙準備として、2月4日から8日に選挙の候補者登録を受付けし、
その候補者名は、2月15日に発表されるスケジュールとなりました。
昨年来から民政復帰に向けた総選挙を求める声が、国内外から頻繁にあがっていましたが、現政権は
たびたび延期してきました。しかし、ワチラロンコン国王からの総選挙の実施を命じる勅令が出た以上、
もう延期はできません。 タイで下院選が実施されるのは2011年以来で、8年ぶりです。
やはり焦点は、約5年の軍政を国民がどう評価するか、そして 続投を表明しているプラユット
首相を支持する勢力と、軍政と対立するタクシン派勢力のどちらに軍配が上がるか、でしょうネ。
最近の国民の声はどうなっているんでしょう? タイ国立開発行政研究院が実施した世論調査が報告
されています。これは全国の18歳以上(2,500人)のタイ人を対象に実施したもの(1月2日~15日)。
政党支持率1位はタクシン元首相派の「プアタイ党(タイ貢献党)」で32.7%。2位は軍政派の
新党「パランプラチャーラット党(国民国家の力党)」で24.2%。3位は保守中道で反タクシン派の
「民主党」で14.9%。4位は軍政との対決姿勢を鮮明にしている新党「新しい未来党」で11%。
5位は元警察長官のセーリーピスット・テミヤウェート氏(70)が率いる「セーリールワム タイ党
(タイ リベラル党)」で5.8%でした。 1位と2位の差は、8.5%です、どうなるでしょう ・・・
でも「首相になって欲しい人」の1位は、プラユット首相(64)で26.2%でした。2位はプアタイ党の
有力女性政治家で保健相などを務めたスダーラット氏(57)で22.4%。3位は民主党のアピシット党首
(元首相、54)で11.6%。4位は自動車部品大手タイ・サミット・グループの創業者一族で、新しい未来党を
設立したタナートン氏(40)で9.6%でした。 ところが6位に意外な人物が来ています。明日に続きます。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます