12月1日は、世界 エイズ デー (World Aids DAY) でしたネ。 世界保健機関 (WHO)が、1988年
(昭和63) に制定した国際デーの一つです。 エイズ問題への人々の意識を高めることを目的として
制定されました。 ですので この時期になると、どこの国でもエイズ問題についてのニュースが流れ
よく見かけます。 日本では、こんなエイズのニュースが目に留まりました… エイズでも平和ボケかな?
日本でエイズウイルス(HIV) の新たな感染者、患者が増え続けているといいます。 世界では減る傾向に
あるのとは対照的です。 厚生労働省は、今年7月~9月にHIVが 計368人報告され、前年同期を上回った

と発表しています。 世界的にみても、過去10年間で世界のHIVの新規感染者は、約20%減少しているのに
日本を含めた東アジアでは増加の一途だそうで、「関心の低さ」 が要因の一つと指摘しています。
そう云えば、タイでも 世界エイズデーを前に、NGO 「エイズ・アクセス財団」 の幹部がアピシット首相の
エイズ対策について 「意識が低い」 と指摘し、取り組みの強化を訴えていました・・・
同財団の代表は 「首相はこの一年、毎週末のテレビ演説でもエイズ対策について触れることがない、
NGOへの予算もカットされているし、エイズ撲滅運動を軽視しているのではないか」 と批判しています。

さらに代表は 「国立健康保険事務局の活動についても、治療にばかり集中しているが、感染防止運動の
ほうこそ重視すべき」 と強く提言もしていました。 現在、同財団における運営費の殆んどが世界
基金からの援助で、タイ政府からの支援は少なく、また 近年では、HIV感染防止運動で配布する
コンドームの予算までも減らされているとのことですから、尚更に訴えているのでしょう。
タイでは1984年に初めてHIV感染者が確認されて以来、これまで100万人以上が感染し、合計
64万4,128人が死亡し、現在 タイ国内のHIV感染者・エイズ患者は約52万人いるそうです。 また

2010年の新規感染者数は、子供も含めて1万853人といいます。 日本の新規感染者数は、約,1500人
前後ですから、日本の7倍ぐらいになるんでしょうかネ?
その中で最も多いのが、同性愛の男性、次がHIVキャリアの配偶者となっていると報告されています。
タイは、各国からニューハーフの市民権を得られていることを 羨ましがられますが、こんな問題をも
同時に抱えていますネ。 どうして 男性同士はHIV感染者が多くなるんでしょう?
予防局エイズ対策課では、二次感染防止のため、過去10年の間に無防備な性行為をした人に
血液検査を受けるよう強く呼びかけています! この問題、明日 もう少し続けます。


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