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タイの感動的なコマーシャル ・話の紹介 その7

2016年10月21日 | タイの好きな所、良い所
  
 今まで 「タイの感動的なコマーシャルの紹介」 として第6 弾まで書いてきましたが、
今日はプミポン国王 ご逝去にまつわる 「タイの感動的な話の紹介」 として第7 弾とします。

既にインターネット上で、見たり読んだりしている読者もいるかと思いますが、まだ
触れていない読者に向けて書きますネ。 タイのパイロットが日本で感動した話です。

 
 <エアアジアの機内>

プミポン国王が亡くなったのは10月13日でしたが、仕事のため日本行きの便に搭乗していたタイ・
エアアジア航空のタイ人パイロット パット・パナチェットさんは、成田空港で国王の逝去を知りました。

パットさんだけでなく仲間たちも大きなショックを受け、国中が悲しみに明け暮れていましたが、
仕事のこともあり、すぐにタイに戻ることはできません。 次の日に、会社から 「喪章をつけて
搭乗するように」 という連絡が入りました。  当然 日本で喪章を探すことになります。

パットさんたちが周囲のショッピングモールを探しても、なかなか喪章が見つかりません。 最後にイオン
成田店内にある文房具や手芸品を取り扱っている 「パンドラハウス」 へ行きました。 2人の女性が
いましたがが、英語がまったく通じません。 時間もなく途方に暮れるパットさんたちでした ・・・

 
 <川上さんと小峰さん>

そこで、パットさんは写真を見せて喪章が欲しいことを伝えますが、そのお店にも置いていません。
応対した同店スタッフの川上光子さん (60) に、スマートフォンに写っていた、喪章を巻いた
クルーの写真を見せ 「これを作りたい」 と英語で言いました。 

「私はタイ人です。 ニュースを見ましたか」 と尋ねると、国王の死去のことはニュースで知っており、
2人は涙をポロポロと流し、英語で何回もソーリー・ソーリーと謝罪の言葉を述べながら、3人分の
喪章が必要と理解した店長の小峰茜さん (26) と二人で、1㍍ほどの黒い布で喪章を作ってくれました。

 
 <その喪章です>

パットさんら乗務員たちは、おかげで搭乗時には喪章をつけて乗り込むことができました。
パットさんは、日本人が自分たちの国王を知っており、そして今、何が起きているのかを
理解した上に、一緒に涙を流してくれた日本人に この上なく感動し、感謝しているといいます。

パットさんはこの出来事を自身のフェイスブックに投稿しました。 すると、タイ人からフェイスブックで
「いいね!」 が、3万件も記録され、「感動した」 といった称賛のコメントなど、多く寄せられたそうです。

 
 <パット・パナチェットさん>

川上さんは 「普通の接客だったのに彼は何度も 『サンキュー』 と言い、丁寧に頭を下げて
くれた。 逆に申し訳ないぐらい、 お役に立てて良かった」 と笑顔で話していました。 その後、

小峰さんによると、FBを見たというタイ人男性が店に訪れ、流暢な日本語で 「店員にお礼を
言いたい」 という人や、国王のペンダントを胸に着けた年配の女性が 「8人分の喪章を作りたい」
と来店したといいますヨ。  素晴らしい話じゃありませんか ・・・  




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