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ワクチンパスポート、いよいよ現実味を帯びてきた?

2021年03月09日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 タイでのワクチン接種、遅いと批判はあるものの先月28日から開始され、先週6日までの
一週間で、2万5,764人の人が、新型コロナウイルス用ワクチンの接種を受けました。

タイ政府はこれまでに、中国製シノバック・バイオテック社のワクチンを20万回分、英国製
アストラゼネカ社を11万7,600回分調達し、医療関係者からシノバック製で開始しています。

 
 <アヌティン保健相が安全性をアピール>

副作用が懸念されるシノバック製ですが、“その心配は無用ですよ” とばかり、先月末に
アヌティン副首相兼保健相が『第一号のワクチン接種者』となりました。プラユット首相が
第一号になると、報道されていたんですけど どうしたんでしょうネ。 

最初のワクチン接種3,000人中、5人が副作用を報告しています。4人は初回の接種後に
注射部位の周囲に痛みと腫れ、一人は接種後に吐き気と嘔吐があったとのこと。タイの
保健省は「もし副作用だったとしても0.17%の確率であり問題ない」としているようです。

 

ワクチン接種に関しては、様々な世論調査が行なわれていますが、信頼性が高いタイ国立開発
行政研究院(NIDA = National Institute of Development Administration)の調査センターで
先月末、個人的に気になる項目の調査結果が出ていました。(15歳以上の1,318人が対象)

どの年齢層が最初にワクチンを接種するべきと思いますか?
1位 20歳から59歳までの労働年齢層 38%
2位 60歳以上の高齢者 37%

どの職業グループが最初にワクチンを接種するべきと思いますか?
1位 医療従事者 41%
2位 労働者 15%

 

タイ在住外国人のワクチン接種は?
1位 全ての外国人が接種するべき 45%
2位 任意で受けるべき 26%
3位 感染リスクの高い人のみ 接種するべき 26%

タイ在住外国人のワクチン接種の費用は?
1位 自己負担すべき 39%
2位 税金を支払っている外国人のみ無料にすべき 32%
3位 全ての外国人を無料にするべき 26% 

 

ところで、ワクチン接種第一号のアヌティン保健相が昨日、予防接種を受けた外国人に対し、
“これまで14日間の隔離検疫を強制していたが、7日間になるかも” と公表していました。

三カ月以内にワクチン接種を行ない、出発から72時間以内のコロナウイルス陰性の証明書があれば
7日間に短縮するというものです。 いよいよ「ワクチンパスポート」のスタートでしょうかネ。
将来は「ワクチンパスポート」を保持していれば、“隔離は必要なし” となればねぇ~

 
 <ワクチンパスポートを話すアヌティン保健相>

欧州でも「ワクチンパスポート」を導入する動きがあるようですが、タイ保健省も まずは
世界的な共通基準が必要だとしており、WHOなど国際機関の認証を条件とするとしています。

そして、ワクチンを接種していない人で、新型コロナウイルス陰性の証明書を持っている人は、
4月以降、隔離期間が14日間から10日間に短縮されるだろうとも付け加えていました。いずれ、
来週に開かれるCCSA本会議で議論されることで、決定事項ではないけど 少しは前進かな。  


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