今年は、タイの干支も虎です！

　
　皆さん、　新年　明けましておめでとうございます！　　＜　サワッディー　ピーマイ　クラップ　＞

　2010年の虎年がやって来ましたネ、タイでは仏暦を使っていますから2553年がスタートします・・・
仏暦は小乗仏教の国々、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、スリランカなどが使っています。

お釈迦様が涅槃に入った年の一年後を仏暦紀元にしていますので、西暦紀元前543年が仏暦紀元と
なりますネ。つまり、今年の西暦2010年に543を足せば仏暦2553年となるワケです。皆さんが
生まれた年を仏暦にするには、生まれた西暦の年号に543をプラスすれば、仏暦年号になりますヨ。

　　　

　平成21年から22年　仏暦2552年から2553年は、単なる年の移り変わりにすぎませんが、2009年から
2010年となると　大きな節目に感じ、良い年になるような気がしますから不思議です・・・
数字によるインパクトがとても面白いですネ・・・

　さて、今年は虎年ですが、中国系のタイ人は別ですが、普段　タイ人は自分が生まれた干支のことを余り　
気にしません。　むしろ生まれた干支より曜日の方が重要のようです。　が、

日本とタイの干支を比較してみると、

日本の十二支・・・ 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
タ イの十二支・・・ 鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚

　国が変われば干支も変わります、タイは兎の変わりに猫が、猪の変わりに豚が使われていますネ。

タイの地方や国によって多少変わってくるようです。チェンマイでは象が加わって13の干支があるとか、
牛や馬の代わりに象が入る、タイには羊がいないから山羊（ヤギ）だ・・・　ベトナムでは牛が水牛になり
モンゴルでは虎の変わりに豹が入っているとか……　何かと　お国柄が出ているようで面白いです。

　　　

　さぁ～　その虎年（寅年）ですが、タイ人にとっては激動の年、虎年の人は不屈の精神を持ち、リーダー
シップを発揮する強い性格ですが、気が短く、すぐにカッとなる　きつい性格でもあるようです、何事に
おいても　ちょうどいい、ということに満足できないようです・・・　そうですかねぇ～　？？

タイ人はそのように考えている、と聞きます。それだからでしょう、ヤワラートの中国人街では　「何とか
平穏な年になるように」　と願うのか、昨年の牛より虎の干支飾りの売れ行きが好調のようですヨ。

　ワタクシ、久しぶりに　“タイで元旦”　を迎えていますが、実にお正月を感じませんねぇ～　（笑）
どうしてでしょう？　いくつか思い当たります、、、　　＜言うまでもありませんが・・・＞

　まず暑い国であること、廻りを見ても　Tシャツ・短パン・サンダル履きですからネ。

そして　タイにはお正月が三つやってくること、1月西暦の元旦・2月の中国旧正月・4月仏暦のソンクラーと
あり、どれも　サワッディー　ピーマイ　クラップ　とは言いますが、人種によって正月を祝う集中力が
変わって来ます。（笑）　　何か　国全体の一体感に欠けますネ・・・

　　　
＜タイのお正月の水かけ祭り＞

あと　タイの元旦の正月には、イベントが殆ど無く　いいとこ　「カウントダウン」　ぐらいでしょうか？ネ。　
紅白歌合戦・年越し蕎麦・初詣・初日の出・おせち料理・お年玉・・・　これらが無いとお正月を
実感しませんヨ～～　

　でも　寒い冬が苦手で　好き好んでタイへ来ているのに、元旦早々　好き勝手なことを言っている
ワタクシでした・・・　　今年も一年　どうぞ　宜しくお願いします。　　



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