タイでゴルフ友達になりましょ。

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今、訪タイしても大丈夫?

2008年10月26日 | タイの出来ごと、あれこれ
実は、11月にワタクシの親戚一行・友人達と訪タイ旅行の予定があるのですが、ここの所の政局の不安定さと、更には
クーデターの噂まで広がって、訪タイを止めた方がいいのでは・・・と不安と懸念を感じるのでしょう、よく連絡が入ります。

当然ですよネ。最近ではタイとカンボジアの国境地帯で、クメール遺跡「プレアビヘア」の領土争いの銃撃戦で死亡者二名、
負傷者数十名が・・・ なんてニュースも日本で報道されましたから、尚のこと不安感に拍車を掛けます。そこへ来て、この
景気悪化の始まりですから、いくら一万円が3,765バーツになっても(昨日)、これでは中々タイへは来てくれません。

ワタクシも彼らには、デモ隊がいる場所や国境地帯に近づかなければ問題ないことを伝えながら観光ぐらいなら「大丈夫」とは
言っていますが、廻りの家族やら身内の者が訪タイを反対するようです。しかし これでも日本人の影響は少ないようですヨ。

以前から訪タイしている国の人々は、タイのこの手の政情不安は、慣れっこになっていて、最近旅行が始まった韓国、中国では
キャンセルが7割以上になっているようです。それだけ不安も大きいのでしょう。毎年125万人以上訪れる日本人の70%は
リピーターと言いますから、タイの諸事情を(定期的に繰返されるクーデター等)すっかり理解しているのかも知れませんネ。

そうは言いましても、現実的には日本人観光客もここの所減少しています。

海外パッケージツアーで行かれる方々が、その国々の安全度を一番気にして慎重な旅行をすると言われますから、パックツアーの
動向をチェックすると、その国に対する懸念度や不安度の傾向が判るそうです。直近の日本旅行業協会が纏めたJALパック等
大手6社の海外パッケージツアーを見るとタイ・パッケージツアーは前年同月を100とした場合の人員ベースの実績が7月99.7%、
8月74.9%、9月57.9%と反政府運動の暴動化に伴って急激に落ち込んでいるようです。

予約状況に関しては10月44.3%、11月49.9%、12月64.8%に留まっており、もし今後これ以上のタイで大きな変動があれば、
更に数字は下がるでしょうネ。タイ側から見るとスワンナプーム、プーケット、チェンマイ等の主な空港全体でも9月の国際線
国内線とも利用客数は、約20%前後も落ちているようです。潰れた旅行社も出てきているようで実に心配なことです!

こんなタイ国ですから、これからタイへ旅行に来られる方々にご注意です!

ご存知、タイでは曜日に決められた色があり、生れた曜日の色をラッキーカラーとして大切にします。現国王は月曜日に
お生まれになったことから、タイの国民は月曜日になると黄色のシャツやらを着込んで国王様へ尊敬の意を表します。また
赤は日曜日を指し、他に「闘い」の色を現す色とも言われているようです。これはこれで今まで問題もありませんでした。

が、厄介なことに、反政府(民主主義市民連合PAD)の人々は、国王様への恭順の情を示し黄色のポロシャツを着ています。
また反対に親政府(愛国党支持)の人々は、闘いを希望するのか赤いシャツを着ています。この黄色と赤色の小競り合いが
今月中旬から続いており、地方の飲み屋でさえ反政府派と親政府派が口論の末、武力に及んだという事件も起きたようです。

ですので、この時期は観光客もやたらと黄色や赤色のシャツなどは着用しないようにした方が無難でしょう。中国人は旧正月には
赤い中国服やTシャツなどを着ますが、中国人でさえ来年の着用には注意をするようですヨ。どちらかのシャツを着て
間違いられたら大変ですものネ。皆さん、ご注意を!!

それにしても、11月にはプミポン国王の姉のカラヤニ王女の葬儀、12月に国王自身のご誕生日、バンコクでの東南アジア
諸国連合(ASEAN)首脳会議といった重要な日程が控えています。現政権がここをどう乗り越えるか、見守るしかありません。
何の不安も無く楽しく友人達を迎えたいものですが・・・ 



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