今 タイ国で、ゴルフ検疫ツアーが行なわれている！

　
　昨年12月にタイ政府より承認された、ゴルフを楽しみながら14日間の隔離検疫を受けるという
「ゴルフ検疫」。先週から その第一弾41人が来タイし、プレーしながら検疫を受けていますネ。

過日、当ブログでも「隔離されながらのゴルフなんて面白くないだろう」とコメントしましたが、
韓国人の41人は、余程 タイのゴルフが好きで、且つ 時間と余裕のある人たちなんでしょうかネ？

　

韓国国内の旅行社が、タイに到着して二週間、韓国に帰国して、また二週間の自己隔離をするという、
タイの韓国系旅行社と一緒に企画した「海外旅行商品」とのこと。　韓国の自己隔離の間もゴルフが

できると聞きました。新型コロナウイルスが来襲して以来、韓国人のグループが海外パッケージ
旅行に参加するのも、タイ政府が外国人団体観光客を受け入れたのも初めてのことになります。

大韓航空機で到着、バンコクから約120キロ やや東に向かったタイ東部の県、ナコンナヨック県に
ある「アティタヤ カントリークラブ」に14日間滞在してゴルフをプレーしながら検疫を受け、
その後、チェンマイ県にある「アティッタヤＣＣ チェンマイ」に移動してのゴルフ三昧だそう。

　
　＜アティタヤ カントリークラブ＞

よく聞いてみると、同コースは二つとも韓国系のゴルフ場で、タイの旅行社もそのゴルフ場の
子会社とか。そうそう、昔の昔ですが「日本人は日本航空で来タイし、日本の旅行社が日系の

ホテルへ案内し、日本料理店で食事をし、日系のナイトクラブで遊び、日本航空で帰国する」と、
随分と非難されたことがあります。　まさに韓国人の「隔離ゴルフ」もそんな感じですかネ。

もちろん今回、韓国が非難されているわけではありません。こんな苦しい大変な時にタイ国へ
航空券の他に現地でかかる費用７万5,000バーツ（約26万2,500円）というお金を落として
くれるんですからネ。　隔離後、各自の自由行動でも たくさん浪費してくれるでしょう ・・・

　
　＜タイでもニュースになりました＞

旅行者の年齢は、ほとんど60代のようです。2019年にタイを訪れた韓国人のゴルフ観光客は
25万人に及んだといいます。日本人は20万人と言われていますので、そのタイのゴルフ熱が
伝わってきます。　今回も なにかと、タイの観光事業に貢献する形になってくるでしょう。

隔離中、食事は部屋に運ばれ医師も滞在し、期間中に三回のPCR検査を受け、同時に健康診断も
実施されるようです。　ゴルフも出来て60代にとっては、良い休養にはなるでしょうネ。

　

ただ、キャディさんは隔離されることもあって、同行しないといいます。カートは一人１台ずつ
使用。　キャディさんを必要とする場合は、隔離代も含め追加料金を支払わなければなりません。

誤解しないで、一緒の部屋ではありませんヨ（笑）。　でも、日本でタイでのゴルフを
待ち続けている日本人ゴルファーにとっては羨ましい「ゴルフ検疫ツアー」でしょうネ。　　


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