タイでゴルフ友達になりましょ。

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昨日、3月17日はムエタイの日でした!

2009年03月18日 | タイの出来ごと、あれこれ
昨日17日は「ムエタイの日」、日本でムエタイ・ジムやら関係者は何かお祝い事でもやったのでしょうか?

日本ではタイ式キックボクシングとも言われるケースもありますが、正しくは「タイ式ボクシング」です。
キックボクシングはムエタイを元に日本風にアレンジしたものであり、厳密には違う競技となります。
欧米でもムエタイは知られるようになりましたが、タイボクシング(Thai boxing、タイ式ボクシング)と
呼ばれます。

近代のムエタイが完成されたのは、1921年(88年前)に第一次世界大戦への参戦の為に武器が必要と
なり、その資金捻出のために国王ラマ6世がムエタイのトーナメントを開催したことが切っ掛けと聞きました。

この大会の試合はリングが設けられ、時間も測り、レフェリーも置かれ、これがスポーツとしてのムエタイの
始まりだそうです。1929年(80年前)には拳の保護の為にそれまで使われていた木綿の紐がグローブに
改められ、現在の形に近くなったとの事です。そして1936年(73年前)に国名がシャムからタイへ。以降
ムエタイの名称ができたようです。(ムアイとはクメール語で1を起源とし、1対1の格闘を表すとの事)

1941年(68年前)に「ラジャダムナン・スタジアム」が建設され、(初めは野外競技場だった)
1955年(54年前)に競技ルールの改正があり(投げ技、関節技を禁止、体重制、ラウンド制となる)
翌年の1956年(55年前)に「ルンピニー・スタジアム」が建設され、現在に至っています。

今でもラジャダムナン(毎週月/水/木/日)・ルンピニ(毎週火/金/土)で試合を観戦できますが、伝統と
歴史の事情の為か、同スタジアムに女性がリングに立つことは出来ません。が、数年前にオープンした
バンコク・スタジアム等ではOKのようです。こんな流れもあり女性チャンピオンが誕生したり、最近は
日本人女性選手も随分とタイへ修行に来るようになりましたネ。

日本の国技やら伝統的なスポーツと言えば、相撲・剣道・柔道・空手などがありますが、タイの地方では
一般的なスポーツとしてはムエタイとなります。日本人の子供が柔道などに通うのと同じ感覚で講師の
元に通います。また祭り等の人集めの催物として行われることも多いようです。

が、大きな違いがあります。ムエタイは国技であると同時に、競技そのものが賭博の対象とされており、
一部の間では貧困層のスポーツと見なされている部分もあり、ムエタイがタイ国内での社会的
ステータスは必ずしも高くないようです。そんな背景があるのか、日本の親が礼儀などを学ばせる為に
子供を武道に通わすように、富裕層の親たちがムエタイから何かを学ぶ為に、云々は無いようです。

今では、更に時代は変わりました。タイもムエタイ・セパタクロー・サッカーと、道具の不要なスポーツから
今の富裕層の子供達のスポーツと言えば、ゴルフやらテニスになりました。
タイも日本も伝統的な武道を死守するのに大変です!

追伸:ムエタイに詳しい方々、違う情報だったり、補足がありましたらご指摘下さいませ。



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