今月5日にチョンブリ県サタヒープのパブ「MOUNTAIN B(マウンテン)」で大火災が発生、
17人の犠牲者が出て、大きなニュースに ・・・ それが一昨日、更に17歳のベトナム人の少女が
闘病中に亡くなり、被害者は18人、27人が入院中と大きな惨劇となってしまいました。
タイ国では、このようなパブやナイトクラブに入ることができるのは20歳からなんですがネ。
入場するには身分証明書の提示が必須です。既に逮捕されているオーナーは、“20歳未満の
彼女が、どうして入店したのか分からない” と述べているといいます。が、犠牲者の中には
他にも未成年者が居るようですから、きっと 身分証明書の提示などしていなかったのでしょう。
こんなこともあってか、今回もバンコク都のチャチャート知事の行動は素早かったですねぇ~
翌日の6日には、バンコク都のすべての地区のバーやパブなどの検査を命じたといいます。
<チャチャート知事 自ら検査に動きました>
都内の400店の娯楽施設の火災安全検査を実施し、そのうち83店を非常口や避難経路で
問題が発見されたため、安全対策不備で一時的に閉鎖させています。実に速かったですネ。
チャチャート知事は、身分証明書の提示徹底など含めて、これからも違法に営業している
娯楽施設の検査を、より強めるよう命じています。今後、都内全域で定期的に徹底的な
検査を行なうとしています。波及効果が出て、全国各地の行政もバーやパブなどの検査を
命じていると聞きます。この速さが良いですネ、どこかの大臣より余程 影響力があります。
今月6日の当ブログでも触れましたが、チャチャート知事は、“PM 2.5の主要な粉塵源は
自動車、工場、バイオマス燃焼、建設工事が生じさせている。まずは、監視カメラで黒い
排気ガスを排出する車両に注視する“ と述べていました。この発言も影響があったのか?
タイ運輸省陸運局は、今年中にバンコク都を走る古い路線バス1,000台を電気自動車(EV)に
交換し、将来的には都内のバス3,200台 すべてをEVにすることを目指すと公表しています。
これが実現したらバンコク都は変わりますよネ。都内の空気も綺麗になっていくでしょう。
実際は、かつてから無謀な運転で交通事故をよく起こし、態度の悪い職員で悪名高かった
運行会社から「タイ スマイル バス社」に運営権が代わって、EVにする準備はしていたよう。
最初の電気自動車型のバス20台が、今月20日に運行を開始すると聞いており楽しみです。
どんな事情であれ、チャチャート知事の言動の後押しになり、良いタイミングですよネ。
現在生産されている乗用車は、排ガス規制基準をクリアしている筈。
タイ国の車の燃料の種類が多いのが気にかかります。
ハイオク、レギュラーガソリン使用での排ガス規制で
エタノールやバイオディーゼルなどを混合した燃料には、その効果が発揮できないのでは?
バイクなんか排気量が少ないとはいえ、その運航数ときたら膨大な数。
参考にさせて頂きます。