昨日 触れたタイ政府観光庁が提案したワクチンパスポート、時を同じくして国際
航空運送協会(IATA)も世界保健機関(WHO)に要望しています。コロナウイルスの
ワクチンを接種すれば、隔離検疫無しでも安全に渡航できるという同じ内容のものです。
要望に応え 、WHOがワクチン接種後は海外旅行の安全性を承認してくれれば、こんな
力強い味方はありません。そして各国が一気に渡航制限の緩和が実現するでしょうしネ。
すでに現在 IATAは、乗客のワクチン接種情報や陰性証明書などを一元管理できる「トラベル
パス(Travel Pass)」というアプリを開発中で、3月中にも運用可能にする予定とのことです。
更には中東の航空会社三社(エミレーツ航空・カタール航空・エティハド航空)、シンガポール
航空、ブリティッシュ航空などが同パスの試験導入を決定しているそうですから、タイの
「ワクチンパスポート」も現実味が増してきましたヨ。 あと問題はワクチンの信頼性ですネ。
タイ国もワクチン接種に関してはプラユット首相自らコメントすることが多いのですが、一昨日も
2月14日に開始するワクチン接種の第一段階では1,900万人への接種を目指すと表明していました。
有識者や医師の間で、政府のワクチン配布ペースが遅いとの批判が出ていたことについても、
プラユット首相は、政府ウェブサイトに掲載された動画で、感染拡大やワクチンなどのコロナ
ウイルス関連の問題で 期待される速さで解決できていないことについて陳謝もしていました。
<シンガポールでは首相が率先して接種>
タイは5月までに英国製アストラゼネカ社から15万回分のワクチン供給を
受ける計画ですが、まずはワクチン5万回分から始めるとしています。が、
第一段階の具体的な日程は明らかにしていません。 どうやら 遅れと合わせて、一部の
医師たちや国民の間で メディアまでもが不安の声が上がっている「中国のシノバック社の
ワクチンとのバランスを取っている」のではと、憶測されているようです。
接種を目指す1,900万人のうち、まずは1,100万人の60歳以上の高齢者、次が610万人は居る、
と される基礎疾患保有者になるようです。そして コロナ関連業務に関わっている政府職員
1万5,000人と医療従事者に対し、順次ワクチン接種を行っていくとしています。
プラユット首相は一方、“タイの18歳未満の年齢層は、人口全体の5分の1ほどを占めているが、
18歳未満の年代層と妊婦は接種の対象外にする” とも説明していました。 いよいよタイ国も
ワクチン接種がスタートします。 我々 外国人には、まだまだ遠い話のようですけど ・・・
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アストラゼネカ製ワクチンを巡っては、イギリスとEUの間で、供給時期を巡って対立していますが、ドイツが「65歳以上への接種はリスク」と言い出したことで、混乱が拡大しそうです。
タイはアストラゼネカ製ワクチンを予定しているので、何らかの影響が懸念されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c474d0046a86fb6eaf330dcedec4469ce52447c