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空気汚染ではタイ北部やラオスが大変のよう、黄砂は大丈夫?

2023年04月13日 | タイの海外安全情報

 昨日の日本では中国大陸からの黄砂が、北日本から西日本にかけての広い範囲に飛来し

各ニュースにおいてトップで報道されています。今日も黄砂の範囲が広がり、関東などにも

 

及び、各地で見通しの悪い状態が続くようですので、交通などへの影響が心配されます。

北海道から九州にかけての広い範囲で黄砂が観測されるのは一昨年の5月以来とのこと。

 

そう言えば、タイ国北部やラオスなどは煙害による大気汚染が深刻になっていますネ。

森林火災や焼き畑農業が主な原因ですが、一部地域では空気中の微小粒子状物質「PM2.5」の

 

濃度が世界最悪の水準に達し、呼吸器疾患などの健康被害も広がってしまいました。

チェンマイ県では、喘息や喉の炎症などの呼吸器疾患の患者が急増して、一時的には

呼吸器疾患だけの患者で十分な治療を受けられない状況になっているといいます。

 

大気汚染は例年、降雨の少ない乾期(11月〜2月頃)に悪化し、4月まで続きますが、

サトウキビの葉などを燃やす野焼きや自動車の排ガスの滞留が主な原因です。今年は

森林火災も各地で相次いだため、特に酷く、汚染に拍車をかけていると聞きます。

 

タイ国では以前から大気汚染で悩まされており、その健康被害は深刻な社会問題です。

今年1月〜3月中旬に170万人以上が呼吸器疾患、または皮膚や目の炎症を患ったという

報告もあります。有効な対策を講じなければ 経済に悪影響が及ぶと言われ続けています。

 

せっかくコロナの終息によって回復の兆しを見せている観光業へのダメージも懸念されます。

世界遺産に登録されているラオスのルアンプラバンやタイ第二の都市チェンマイは 外国人客に

人気の都市。 煙害が深刻になっているのは残念、観光業の回復が止まってしまうか心配です。

 

チェンマイなどは先月25日以降、指数が14日連続で最大値の300超の危険水準に入り、

改善する兆しは見られず、地元の気象庁は今月6日に公共機関や民間企業へ在宅勤務を

呼びかける始末でした。今のところ、このエリアでの黄砂の無いようですけど ・・・

 

東南アジア諸国連合(ASEAN)は3月下旬に「緊急性が高い問題だ」として懸念を表明し、

加盟国と連携して、問題解決を支援すると言いますが、今の所、何ら動きはありません。

街全体が世界遺産に登録されているルアンプラバンが空気汚染されているのは悲しいですネ。  



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