タイのアヨタヤ リンクスがアメリカのゴルフ雑誌 「ゴルフマガジン(GM)」 の2015年度版で
アセアンのコースとして初めて、「世界の名コース100選」 に選ばれましたネ ・・・
同雑誌では、世界中のゴルファーの憧れとなる100コースを 2年に1度 選出しています。15年度は日本から
3 コース (廣野ゴルフ倶楽部 42位・川奈 富士コース 67位・東京ゴルフクラブ 96位) が選出されています。
アヨタヤリンクスは76位に選出され、アジアで日本以外ではタイのコースとして初選出ですから凄いことです。

<アヨタヤリンクス>
米国では、もう一つのゴルフ雑誌 「ゴルフ・ダイジェスト(GD」 も世界100選を選定していますが、
どちらも、世界のゴルフに精通した100人前後のセレクターたちで構成されているのは同じです。
が、選考基準や選考方法が異なるようです。大きく違うのは、GM誌が 「世界のベスト100」 を選んでいる
のに対し、GD誌は、「アメリカのベスト100」 と、「アメリカ以外のベスト100」 と部門を分けての選出に
なっているところでしょうか。 すなわちタイや日本からするとGM誌のほうが、価値が高くなりますよネ。

<廣野ゴルフ倶楽部>
そして、100のコースの半分以上はアメリカのコースですが、これは仕方ないのかも知れません。
アメリカには 17,000 以上のコースがありますからネ。その他にあるゴルフ・コースの数は2位の
英国に 2,750、3位の日本が 2,400、4位のカナダに 2,300、5位の豪州に 1,500 とあります。
米国のコースは、経済的に恵まれるプライベート・クラブの数が多いことも米国の特徴で、結果として、
素晴らしいコースが 米国に多くありますので、選出も比例し多くなるのは当然かも知れません。

<川奈・富士コース>
数の上では アメリカにコースの過半数があるというのが実態の中、日本には約2,400のコースから
廣野・川奈・東京の3 コースが入ったのは立派であり、ましてやタイは185 コースしか無い中、
アヨタヤリンクスが選出されたことは凄いことであり、素晴らしいことですよネ。
ただ言えることは、セレクターの大部分がアメリカ人ですので、日本を初め世界のコースを全て見て、
きちんと評価しているのか気になるところですネ。またGD誌の場合、日本からランクに入るコースは、

<東京ゴルフクラブ>
英国のコース設計家チャールズ・H・アリソンが絡んだものに偏りがちになっていると言われています。
確かに選出された日本のコースは、廣野、川奈、東京、霞ヶ関などアリソンゆかりのコースばかりですネ。
GM誌の場合は、コースのゲーム性、美しさ、歴史性の3つの観点で評価すると聞きます。そうした
観点であれば、日本のコースは、もっと評価されてしかるべきだと言う意見もありますネ。 例えば、

<18番から観たアヨタヤリンクスのクラブハウス…>
井上誠一氏設計のコースのデリカシーはトップクラスと言われており、また日本庭園の芸術性を見る
観賞眼を持った人が評価すれば、日本から世界にランクされるコースは沢山あるとも言われます。
上述しましたようにGD・GM誌の評価基準が、本当に 公平に 的確に コースを評価できているか
どうかは 疑問を残すところもありますが、タイのアヨタヤリンクスが選出されたことは、それなりに
意味のあるものになるでしょうネ。 タイのゴルフ評価もあがるでしょう。 本当に 良かったです!


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます