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タイの新運転制度、 日本の点数制を参考にするって!

2019年05月12日 | タイの海外安全情報
 
 今、日本で なぜか 痛ましい交通事故死が、たびたび 起きていますねぇ~

確か今年初め「2018年の交通事故死者数は前年比162人マイナスの3,532人となり、
1948年以降の統計で過去最少となった」と 喜ばしいニュースが流れていたはずです。

交通事故死者数は減少が続いていたんですが、ここ年々 65歳以上の運転免許保持者が、
益々 高齢者になっていきますから、今年辺りから また 増えていきそうな気がします。

 

悲しいのは園児や小学生が犠牲になること。先日も滋賀県大津市で、散歩中の保育園児らの
列に車が突っ込み、園児2人が亡くなる事故が起きたばかり。日本は欧米諸国と比べると、
先進国の中でも「歩行中や自転車乗車中で死亡する交通事故」の件数が多い国だそうですヨ。

日本は、いかに車が通りやすい環境を作り、そこに人間がうまく適応するか、という視点で
街づくりをしてきました。 一方で欧米は、歩行者に優しい街を作り、そこに車がどう共存するか、
という視点で街づくりをして来たからだと。こんな事故が続いて、そんな事情に気づかされます。

  

事故現場となった交差点には、車の侵入を防ぐガードレールやポール(横断歩道の手前に車止め
となる支柱)は、設置されていませんでした。これらが設置されていれば、今回のような事故は
防げたかも知れません。 今 日本では慌てて、行政が危険な交差点の洗い出しを始めています。

死亡事故死に繋がる事故は、少しでも減ればと思います。 注意していても、やられる場合も
多々あります。 予測ができないことですので、常日頃 気を付けることしか方法はありません。

 

タイでも交通事故死問題は、大きな社会的難事の一つです。 政府も様々な取り組みをして
います。が、基本姿勢が甘いですからネ。 一向に 良い方向へ進まないのが現状でしょう。

それがタイ運輸省は現在、日本国土交通省に協力を求め「日本式運転免許制度の点数システムを参考に、
タイの運転免許制度を改正する草案を作成中」とアナンスしました。 特に歩行者の安全を守ることを
重点に置いた、また違反の度合いによって免許停止・取消となる厳罰化を導入するといいます。 

 

 新しい運転免許制度の内容は ・・・

* 信号無視は減点2点で罰金が1,800バーツ ~ 3,200バーツ。(1バーツ = 約 35円)
* 歩行者が交差点横断時に停車、減速しなかった場合 4,000バーツ以下の罰金。
* 違反内容によって点数が減点され、3年で6点以上失った場合、最大180日間の免停。

 
 <タイの運転免許証>

* 飲酒運転は減点35点で、5年以下の懲役か30万バーツ以下の罰金、または その
  双方が科され、5年間の免停。 危険性の高い違反は、1回で免許停止となる。
* 飲酒運転は運転手以外にも、同乗者と自動車の所有者も法的責任を負う。

同制度の導入は、1979年の自動車法と1979年の陸上輸送法を統合した新しい法案に組み込まれ、
現在、草案作成の最終段階に入っているそうです。 厳格化は素晴らしいこと、遅いぐらいですよネ!  



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