宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

茶の湯しりとり 13 名水点

2009-09-19 06:50:26 | 茶の湯しりとり

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「凡鳥棗」「名水点・めいすいだて」 

名水を用いてお茶を点てることをいいます。
流儀によって約束はありますが特に決まった茶法はなく「名水の扱い」ともいいます。
ただ、名水であることを客にあらかじめ知らせるために、水指に注連縄を張ったり
またすでにその水が釜に入れられている場合は、釜の蓋にこよりで封をしたりします。
客の心得としては、茶を飲む前に水や白湯を所望して主の心入れを汲みます。

『原色茶道大辞典』淡交社刊より
裏千家では、水指は新しい木地の釣瓶を使用します。水で充分に湿しておき、シメを張ります。
シメの張り方は、前後二つ両横一つずつの幣をつけて、勝手付き向うの角で縄を結びます。
名水点はお濃茶で行うのがふさわしいです。
次回は「て」。
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