濃茶席での画像はございません。悪しからず。
お床には坐忘斎お家元のお筆によります「鶴吟千年松」。裏千家淡交会新潟支部旧青年部からとき・あさひ・上越の3青年部に分かれて今年で15年になります。このお軸は10周年の時にお家元からお祝いに拝領いたしました。あさひ・上越の部長と夜行列車に揺られ、実家でお着物に着替えていただきに行ったことが懐かしく思い出されます。まるで久しぶりに恋人と会ったような気分になりました。
お菓子は白っぽいきんとん。銘・飛翔、美豆伎庵金巻屋製。朱鷺が卵からかえって飛び立つ・・・という願いをこめて。お茶銘は「松花の昔」丸久小山園詰。きんとん大好き。お茶も大変良く練れていておいしく頂戴いたしました。色とりどりの古帛紗は会員の手作り。気持ちが伝わってきますね。
会場の天寿園はわたしにとって思い出の場所。7年前になるでしょうか、当時わたしは茶会委員長をしていました。とき青年部茶会をこの天寿園で初めて行うことになり、わたしはお客さまの割り振り・受付・待合・時間の流れなど茶会全体のまとめと、お濃茶席の担当になり自分の力のなさを思い知らされ、必死になりました。でもそのおかげで大寄せのお茶会のノウハウを身につけることができました。今気が付いたのですが、お濃茶席をお手伝いしてくださったお友達が相次いでおふたり若くしてお亡くなりになっています。おふたりの分まで長生きしてお茶を楽しまねば・・・。
このお濃茶席は今のわたしの原点のような気がして、お茶会の様子よりわたしの思い出話になりましたね。失礼いたしました。
喜びと感謝のお気持ち。
そして、それをご自身の思い出とともにしっかり受け止めてくださる
先輩会員の宗恵さん。
その場にいなくても、どちらのお気持ちも伝わってくるようです。
いい活動をしていらっしゃるし、いい関係を築いていらっしゃいますね。
私も見習おうっと。
ありがとうございます。
ちょっと気恥ずかしいです・・・[E:coldsweats01]
わたしの茶道の歴史はそのまま青年部なので・・・。
良い人生を送ったなと・・・。
これからはまた新たな人生を歩む心意気で頑張りま~す[E:sign03]