我が家の裏庭に咲いた秋明菊(シュウメイギク)。キンポウゲ科の植物の一種。別名、貴船菊(キブネギク)。いつもなら9月になってから咲くのだが、今年はお盆前から咲いている。自然のサイクルがおかしくなっている?
この秋明菊、ご覧のようにコンクリートの間から生えている。「ど根性秋明菊」とでも言うべきか。
昨日の講演会の演題は「茶の湯の歴史 わび茶と公家・武家の茶」。わび茶の代表として利休の孫・千宗旦、公家の代表は後水尾院、武家は小堀遠州と片桐石州にスポットをあててのお話。大変わかりやすかった。いつも感じることだが、文献史学(この用語は考古学でしか用いないようだ)のお話は、既存の文献に基づいてのお話なので・・・あまり面白くないというか物足りない。わたしが何故、考古学を専攻したかと言えば、昔の人が実際に用いた「物」や「痕跡」で当時の生活を再現する学問だから。堺市や京都市、また館跡や大名屋敷などの遺跡から出土した茶道具のお話を聞いてみたい。
講演の前に日本文理が決勝戦に駒をすすめた、との報告に会場が沸いた。さてと・・・テレビの前で応援するとしよう。