宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

楽々荘 つつじの茶会

2012-05-07 17:57:40 | 宗恵の茶の湯日記
5月3日の憲法記念日に京都府亀岡市にあります楽々荘の「つつじの茶会」にお邪魔いたしました。楽々荘はトロッコ列車として有名な旧山陰線生みの親、 田中源太郎翁の生家で国登録有形文化財です。

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楽々荘の兜飾り 玄関

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楽々荘の兜飾り ロビー

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保津川下りの掛け物がかかるお部屋で点心をいただきました。

楽々荘つつじの茶会編集中
向付は三島にかつおのたたき

楽々荘つつじの茶会編集中
旬の素材で目にも美しい盛り付け。美味しくいただきました。

楽々荘つつじの茶会編集中
帰来窯の佐々木虚室さんと待ち合わせの間、お庭で一服。
その後、思わぬ展開が・・・。
この日はつつじ茶会とわかっておりましたが、夫と長男も同行するため点心のみの予約でした。が、佐々木さんとご一緒にお茶席へどうぞ、と楽々荘の中田さんのお計らいで本席へ・・・。

床には雪窓老師の「吾心在太古」。考古学を専攻していた者にはぴったりですね!?。
切子の釜に釣瓶の水指。
藤こう製の主菓子は粽。干菓子はとっても素敵な明七宝の器に亀屋伊織の轡と手綱。
主茶碗は佐々木輝夫作 黒楽馬盥銘「五月晴」。佐々木さんのお父様のお茶碗に出合えました。
さまざまなご縁での一座建立を実感いたしました。本当に素晴らしいお席でした。ありがとうございました。

楽々荘をあとにして藤田佳三さんと合流し帰来窯へ。
楽しいおしゃべりで時のたつのも忘れました。
とっても幸せな一日でした。






コメント (2)
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