脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

やっと10月。

2018年10月08日 08時05分25秒 | 近況
やっと10月だ。9月は親が亡くなり忙しかった。
今月27日が四十九日で納骨。それまで家の修繕に取り組んでいる。
風呂場の床タイルはゴム製の床に貼り直した。既存のタイルはそのま
まで上から張り付ける手法で10万で済んだ。

我が家は築35年の古民家で床がベコベコしてる。一階床の修繕を数
か所して貰う見積もりを取ったら17万程度で済むらしい。
他にも壁のヒビ割れ、昔飼っていた犬が破った壁の穴、昨年は雹が降
って穴が開いた雨樋の修繕とかある。細かいものは後にして、先ずは
畳替えをしたい。畳替えは35年の内1回したかな、程度である。

このような小修繕やリフォームを何処の業者に頼めば良いか、両親が
生きていたら、町内周辺の顔見知りに頼むのだろうが、私にはそんな
ツテがない。

風呂場のタイルも床工事も畳屋も、私はネットで近場の業者を探して
連絡を取り依頼した。こんな時、近所の紹介とか口コミの評判とか、
付き合いのネットワークが生きてくるのだろうが、ネットで検察して
メールで連絡し見積もりを取りで、済む時代なんだなと思った。

私のような一人住まい、独身長男にとっては、様々な意味でネットの
利便性に助けられている面は多い。地域での人間関係のネットワーク
を特に持たないでも、必要情報の収集と連絡ツールはネットで足りる
のである。濃い地縁関係の、付き合いの面倒くささに耐えてなくとも、
ある部分ではネットで足りてしまう。(今更の話でもないが…。)

では地域の人間関係は不要か、無視していて良いかというと、そこま
ではないだろう。地域の人間関係が密になると、すぐにどっちが上か
下みたいなギクシャクした状況が生じ易い。日本のムラ社会は、学校
でもクラス内カーストがあったり、地域でもカーストを作り易いのだ。
それのウザさ馬鹿々々しさとは、厭でも、上手に付き合う必要がある。

アメリカ育ちの甥っ子がひとりいて、日本に来て早稲田大学に通って
いるのだが、彼は、日本人同士がすぐ体育会みたいに上下関係を作っ
て付き合いをする、口の利き方や態度も変える等がイヤで馴染めない
という。どうして互いに、対等でフランクに付き合えないのかと、日
本の社会や会社で働くことに幻滅しているようである。

でも昭和の頃に比べると、年齢や性別の上下関係感覚は大分薄まった
気はする。一方で学校のクラスのような同年代集団内でのカースト化
差別化は、昭和時代よりも深刻化しているのかもしれない。この部分
を平らに脱差別化していくのは、ネットの力ではなく、もしかしたら
今後更に深まる少子高齢化の波やAI化の波の中で、変化していく気
がする。






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