脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

大型家具の処分。

2019年04月07日 12時47分09秒 | 近況
相続地を代償分割で売却処分するため、実家を取り壊すことになった。
着物趣味だった母の着物・帯の処分はだいたい目途が付いたが、次は
大型家具の処分である。高さ190㎝の着物タンスと180㎝の食器戸棚を
どうしようかと思い、近所の古道具屋で尋ねてみた。

古道具屋の、癖のありそうな70代のジイさんは、即座に「買って何年
たつ?」という。20年は経つというと、鼻で笑ってそれじゃ商品にな
らないという。古物家具は5年以内の、しかも綺麗な代物しか買い取
らないのが、どうも昨今の、この業界の常識らしい。

でも廃棄処分をしたいのなら、有料で引き受けるという。部屋まで来
て直接家具を運び出して処分してくれるという。料金を訊くと区の粗
大ゴミ処理料の2倍~3倍だった。それでも一人で運び出しが出来な
い重量家具等の場合には仕方がないかもしれない。

着物タンスは3段重ねに分かれていて、最上段が一番重そうである。
重いのは扉部分である。食器戸棚も同様で重いのはガラス扉部分であ
る。扉を固定しているネジは簡単に外れる。タンスの枠組だけ持ち上
げてみると重いが、男一人の力でもどうにか取り外して運べそうであ
る。何とか家の庭まで出せたので、粗大ゴミでだせば、2000円程度で
あろう。

家庭内の重量家具といっても、分解出来れば一人でも何とか処分可能
なようである。我が家で一番重たい物は、妹が置いて行ったピアノと
電動ミシンである。ピアノは持ち上げようにも、ビクとも動かない。
専門業者に頼むしかない。ミシンもやけに重い。手伝いが必要である。
他には両袖のスチール製の事務机がある。これも一人では動かし難い。

10坪程の別棟の倉庫には、鉄工所をしていた頃に父が残した残置物が
ある。皆、重たい物ばかりで金属の廃材屋さんが近くにあるので、処
分を頼むしかない。私の古書もおいてあるが、マンガ本も入れると千
冊は超えるだろう。

今朝、倉庫に眠っていたブラウン管テレビを6台廃棄して貰ったら、
家電リサイクル料で2万8千円も掛かった。この中には千円(配送料
無料)で買った20インチのテレビもある。今でも3千円位の室内チ
ューナーを付ければ、一般の地上波放送は綺麗に観れる。でもテレビ
が重いので捨てることにした。

これからは「重い物」は所有しない、身軽な生活にしたい。捨てるの
が大変だからである。しばらくは家財の廃棄処分の日々が続きそうで
ある。






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