梅花藻の花がたくさん咲いています。
Wikipediaの解説を見ると、こんな説明がついています。
「バイカモ (梅花藻、Ranunculus nipponicus var. submersus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の水草で、イチョウバイカモの変種のひとつ。ウメバチモという別名もある」
「冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる。そのため、都道府県別レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている場合も多くある」というんです。
とりあえず群馬では植物レッドデータ(2012年版)には掲載されてないみたいです。それは、利根川の最上流部や片品川上流部ではけっこう普通に見られるからだと思います。
でも、私が見てるのは端気川なんです。
場所はね、朝倉町、上川淵小学校のすぐ西側の端毛川なんです。昨日は、上川淵小学校は運動会をしてました。子どもたちの歓声が聞こえる中で、橋の上から川を覗きこんでいたんです。
このあたりの端気川は、田んぼからの排水が流れ込んでいます。田んぼに用水を供給する役割を終えて、たんぼで使った水を利根川に排水する農業排水路としての役割を担っている水路です。
でもね、川を覗きこむと、揺れる緑の藻にたくさんたくさんの白い花が咲いているんです。
夜空の星くずみたいです…
純白の花です。梅の花に姿が似てるんで、「梅花藻」って名前がついたんだそうです。きれいでしょう…
利根川上流部では、春から秋の初めまでずっと咲いてるって聞くんですが、ここでは初秋にならないと見られません。
端気川は農業用水ですから、田んぼの水の需要期にはたくさんの水が流れてます。咲いているのかもしれませんが、透明度の低い農業用水の中ではその姿が見えないのかもしれません。
田んぼがあんまし水を必要としなくなって、端気川の水位が下がると、橋の上からでもしっかり見られるんです。
南橘地区や上泉地区の桃ノ木川でも見ることができます。
桃ノ木川や端気川には、渋川の佐久発電所で使った水が流れ込んでいます。佐久発電所の発電用水は、利根川上流部や吾妻川上流の白砂川で取水された水なんですね。それで、梅花藻の種が運ばれてきて、「冷水を好む」この草の生育環境が出来上がっているのかもしれません。
きれいです、あとしばらくは見られると思います。お暇な方は、見に行ってあげてください。
近くの集落の木々の中には、カラスウリのかわいい実なんかも見られます。
左のはもう色づいてます。右のは色づく前、縞模様のカラスウリです。イノシシの子どもを『ウリ坊』って呼ぶのは、この若いカラスウリの実に似てるからなんだって聞いてます。
池では、トンボが連なって卵を産み付けてます。雌に尾をつかませて前を飛ぶ雄は、もう赤くなってます。
大学は、学生たちが戻ってきました。
自転車置き場がいっぱいになってます。
稲穂が色づくと後期がスタートするんです。ガイダンスが始まったんで、すっかりにぎやかになりました。
家に戻ると、キキが階段を下りてきました。
<ねえ、今夜はスーパームーンだって。昨日の十五夜見れなかったから、今夜は見ようね…>、だって。
<スーパームーンってさ、月と地球が一番近い位置になって、しかも満月や新月と重なるときをいうんですって。でもね、天文学とはまったく無縁の占星術の言葉なのよね。それで、火山が爆発するとか、何か良くないことが起きるとかいう人もいるんだけど、根拠はないの、だから科学的な生活してる猫は信じないんですよ>、キキもだいぶ勉強したみたいです。
キキと月を眺めました。
確かに大きいですね、大きく見えまさいね。
双眼鏡で見たらさ、わが家から見えるスーパームーン、メガネかけてるんですよね。
似合ってますでしょ、かわいいですね。
前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。
前橋のまちで、毎年4月に『美登利会』という舞踊会に参加しています。お稽古場は、城東町4丁目です。よろしくご贔屓のほどお願い申し上げます。
その、『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください。
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております。
若 柳 糸 駒
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今朝は、朝やらねばならないことがありまして、早起きして、ブログは5時前にアップしました。
寝ぼけ眼でやってたもんですから、変換を間違えました。すんません。直します。