昨日は、前橋芸術文化れんが蔵で、とろんぷ・るいゆの演劇公演を観てきました。別役実作の『この道はいつか来た道』です。
会場の前橋芸術文化れんが蔵は、旧大竹酒造の酒の醸造蔵です。私が高校生のころは『寿々川』という酒を造っていたのですが、このまちに戻ってきたときには、もう酒造りはしてませんでした。私と同級生の女の子がいました。
現在のように改装される前は、蔵の北側半分には二階があって、蔵の真ん中に階段がありました。
木製の酒樽が並んでいたのを憶えています。
いつも、今ごろになると、どこからか酒を仕込む職人さんたちがやってきていて、蔵の前につながっていた大きな窯のある建物は湯気で満たされていました。遊びに行くと、蒸しあげた米をてでひねり潰した『ひねり餅』をごちそうになった記憶があります。
『この道はいつか来た道』は、死への道行のお芝居です。それも、自らが選んだ、自らが計画・設計した道筋で死ぬことを選んだ女と男のお話しです。
別に死ぬことでなくたって、できないことなんですよね、世の中の仕組みや決めごとにきちんと背を向けるっていうことは。でも、できたらいいなって、それができたら『真実』が見えるかもしてない、本当の〇〇があるのかもしれない…
だから、物語が成り立つんですね。
日常のたつきの道では不可能なことは、物語の上でも成り立たせないみたいです。偶然がカタストロフィーを運んできちゃいました。
お芝居は良かったです。林建樹さんて役者さんとても良いですね。中村ひろみさんも老け役をこなして…
この道行は『恋飛脚大和往来』の新口村の場のような雪が降っておしまいになります。でも、梅川と忠兵衛と違って、この芝居の女と男は笑顔でした。笑顔で雪の中に立ってました。
キキは、私が出かけるときにはお昼寝してました。
戻ってくると、起き出して、<次のイベントもちゃんと紹介しなくちゃダメよ>ってさ。人使いの荒いこと…
21日は、前橋工科大学の石田敏明教授が代表を務める『Qのまち地方創生推進会議』が主催する勉強会です。
テーマは『地方創生を中心市街地から考える』です。
実は、Qのまち地方創生推進会議がつくったプラン『「Qハウス」~「Qのまち」地(知)の拠点整備事業~』が、群馬県が行っている商店街活性化コンペ事業で最優秀賞を獲得したんです。
それで、このプランの説明と途中経過を報告して、いろいろな皆さんの意見交換をやることになったようです。
11月21日(土)13:30から、会場は前橋工科大学1号館1階多目的ホールです。入場無料、どなたでも参加できます。
前橋の中心市街地が元気良くなって欲しいなって考えている皆さん、ぜひ参加してくださいな。詳しい内容は、写真をクリックしてポップアップ画面で見てください。
麺食いの日々はちゃんと続けてます。
朝は、うどんの『湯溜め』、アテは納豆と冷蔵庫に残ったゆでたホウレンソウの唐辛子炒めです。湯溜めってのは、ゆでて冷水に晒して締めたうどんを新しく沸かした熱い湯に入れたものです。釜揚げと違って新しい湯を使います。讃岐の人に教えてもらった食べ方です。汁も熱いです。
それから、カレーつけ麺、使った麺はお酉さまの抽選会でもらったまえばしらーめんです。曽我のでなくて、根岸のです。カレー汁は、ニンジンとタマネギの摺りおろしで作りました。
夜はね、れんが蔵であったSさんとおしどり食堂で『昔ながらの焼きそば』を食べました。
前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。前橋のまちで、毎年4月に『美登利会』という舞踊会に参加しています。お稽古場は、城東町4丁目です。よろしくご贔屓のほどお願い申し上げます。
その、『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください。
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております。
若 柳 糸 駒
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道行なもんだから、最初から「梅川と忠兵衛」に重ね合わせて観ちゃいました。勝手観ってもんです。お許しを
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
ご丁寧にすみません。こちらこそありがとうございます