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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

キッチンの改修工事が始まった日は、弁天さまにお参りして「研ぎ陣」さんへ鰹節削りをお願いしたら、モクレンの花に出会ってびっくり…

2020-03-04 07:11:29 | あんじゃあない毎日

モクレンの花です。真っ白です。
出会って、とてもびっくりしました。いくら何でも早すぎますよね…

  文京町の駐車場に使われてる土地の隅で咲いてました。
たいてい、見上げて眺める花ですが、目の高さでも咲いていたので、花芯が見える写真が撮れました。美しい花です。

 

 伯母さんからずいぶん前に頂いて使っていない鰹節削りです。削れないので、江戸手研ぎの「研ぎ陣」さんにお願いして使えるようにしてもらう約束をしていましたので、昼前に弁天わっせへ出かけました。

  まずは弁天さまへお参りです。境内ではフクジュソウが咲いていました。「福寿草」、立派な名前の花です。

 山門前では茂木画伯が独りで歌ってました。お客さんが少なくて、少し寂しそうでした。

  2月に比べても、わっせは閑散としています。
「コロナのせいなんですよ…」って、店を出している人が言ってました。
いつもなら野菜を買うのですが、昨日から料理しない方針になりましたんで、ごめんなさいで素通りです。

 鰹節削りを研ぎ陣さんにお預けしました。「お手入れできましたらお電話でお知らせします。『弁天手芸店』さんにお預けしておきますので、申し訳ありませんがそちらでお受け取りください」ってお話でした。
ちょうど、Droitの池田さんもナイフを頼んだみたいです。池田さんは、ナイフで何を切るのかな……、
2月から、弁天わっせに出店していいるのですが、わっせにお越しになれない方は、電話(050-5372-3923)でお問い合わせくださいな。

「私も一つ買い込みました。おいしいですね、鰹節削りで削った鰹節は…」とのお話、研ぎ陣さん毎朝削り節食べてるのかな…

 

  昨日の朝から、朝食が変わりました。主食はトーストパン、クノールスープにクリームチーズチーズ、自家製のジャムで、鰹節はなしです。
で、食べている食パンは、JAファーマーズ朝日町店のベーカリーで買った「群馬県産小麦 鶴のゆめ 食パン」です。「鶴のゆめ」というのは小麦の品種ではありません。みどり市の星野物産が群馬県産の小麦の「さとのそら」と「ゆめかおり」を独自の製粉技術で製粉したパン用の強力粉です。家庭でも、「粉屋の坊や」の通販で入手できます。
鶴のゆめ食パン、独特のモチモチした食感と素敵な香りのおいしいパンです。

パンの顔を立てて、マグカップも鶴ではないけど、鷺の絵柄のを使いました。

   朝食を済ませると、ニチレイさんの技術者の皆さんがやってきて、20年使って来たキッチンの設備を解体・除却する作業が始まりました。

午後三時ごろには、古い設備のすっがたが消えて、新しい設備に合わせて水道、電気、ガスの設定と下地の手入れが終了しました。手際のよい仕事です。それに、作業後の清掃もすごく丁寧、ニチレイ設備さんに感謝です。
今日は作業はお休み、明日から新しい設備の取り付け工事が始まります。

 

 きれいな青空が広がっていました。でも、昼頃から風が強くなってしまって、春って感じではありませんでした。

出かけた文京町で、真っ青な青空をバックに咲いているモクレンに出会ったんです。

 菜園ではさやえんどうの花が風に揺れていました。

 

 夕食は、昨日から外食のつもりでしたが、前日の雛ずしが残っていたので外食は止めました。雛ずしの残りだけでは足りないので、冷凍保存の十六穀米を解凍して海老と牛肉のそぼろを載せました。

   それと、白菜とウドとトマトのフキ味噌ソースのサラダ、ウドの芽とレンコンとフキノトウの醤油焼き、カブとシイタケとカキナの汁です。この三品を卓上コンロと小さな雪平鍋一つでつくりました。
やればやれるのは分かりましたが、今日からは、外食にします。楽しみにしてたんですから。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


今年はもう作れなくなっているのではと案じていたのですが、なんとか雛ずしを作ってひな祭りができました、生きていりゃこそなんですね…

2020-03-03 07:25:13 | あんじゃあない毎日

一日早いのですが、昨日お雛祭りをしました。
キキのお雛様飾って、フーがキキの代理、伯母さんは写真参加です。
去年の春には、もうお雛さまできないだろうなって、悲観的になっていたのですが…
出来ました。雛ずしもちゃんと作りました。

今年の雛ずしです。海老と牛肉のそぼろ、イクラをトッピング、ウドでつくった花びらと菜の花を飾りました。優しい味にできました。

 <おヒゲとユキ子さんには女の子がいないんです。それで、キキと一緒に暮らすようになったら、キキのひな人形を用意して、お雛祭りが始まったんです。それで、毎年欠かさず雛ずしつくってさ…>

<これはね、2009年のお雛祭りの時の雛ずしです。毎年、少しずつ違うんだいね…>

  <2009年当時はさ、朝日新聞の群馬県版に「ヒゲおじさん厨房に入る」を連載してたから、そぼろの作り方を紹介するコラムを書いたんだいね。挿絵は、野村たかあきさんですよ。
この記事を載せたブログの記事はこちらで見られます。>

 <そいでね、「アタシのなら、ややこしいことしないで、かつお節だけで作って…」って、おヒゲに頼んだんだけど、無視されたんだよ…
去年はさ、おヒゲが食道がんの手術の前の「術前化学療法」の真っ最中、どうなるのかなって不安な気分でおひなまつりしてたんだいね…。しかもさ、3月12日からは2週間の予定で入院して化学療法のはずだったのがおかしなことがあったんですよね。この話は3月13日の記事見てね、
     欠いた敵意 「かいたてきい」 
              生きてたいか!
石津ちひろさんの世界だったんだから…>


  そうなんです、生きていりゃこそで、昨日は、朝からせっせせっせだったんです。
雛ずし用の錦糸玉子は朝食前につくって、朝食後はご飯を炊きながら、キッチンの棚を空っぽにして収納していたものを箱詰めにして片付ける作業をしてたんです。それで、昼前に五目ずしのベースを仕上げて、Droitへトレーニングへ出かけました。

 霧雨みたいに細い雨がまだ降ってました。でも傘なしで大丈夫、自転車で行ったんです。
きっちりトレーニングしてもらって…

 家に戻って作業再開です。前からのことなんですけど、キキが仲良くしてもらったり、お世話になった皆さんのところへおすそ分けもするものですから、こんなにたくさんになります。これでも、キキが元気だったころに比べると、「ごめんなさい」して少なくしたんです。

 

   

キキに爪とぎや玩具をいつも届けてくれた克子さんとパートナーさんとこでしょ、おヒゲがずっとお世話になっていてキキのこともすごくかわいがってくれてたKさんのご家族でしょ、レイコさんとおヒゲのお姉さんでしょ、ユキ子さんのご両親のところととAさんちの分でしょ、全部でおすそ分けが12人前ほどになりました。

 レイ子さんにも手伝ってもらってお配りです。なんとか今年もできました。
出来て良かった、本当によかったです。

   配達の道すがら、真っ赤なボケの花やまだ見ごろの紅梅眺めてました。銀座通りの顔見知り猫、「すべてOK!」だって、何がOKなのかな…

ユキヤナギです。もう咲いちゃってました。しっかり春です。

 

   そして、夕食はもちろん雛ずしでした。サラダと酢の物を用意しました。椀は、ハナビラタケと菜の花にしました。これが、20年近く世話になったキッチンでつくる最後の料理となりました。

来年も、新しいキッチンで雛ずしをつくれるように、精進します。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


キッチンを片付けながら雛ずしの準備に取り掛かりました。野菜をこしらえて、海老と牛肉のそぼろを作って、散歩に出たら桃とアンズの花に出会いました

2020-03-02 07:06:56 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、JAファーマーズ朝日町店の開店直後にユキ子さんと買ってきた食べ物です。
城東町に越してきてから初めてなんです、こういう食べ物を買うのは。私にはよくわからないのでユキ子さんに一緒してもらったんですが、ユキ子さんもあんまし分かってませんでした。
明日の朝から、キッチンのリフォーム工事が始まるので、お湯を沸かす以外のことはしないことにしました。それで、朝食はスープとパン、コーヒーはインスタントということにしたんです。なんかすごく楽しみです。

 買い物の後は、雛ずしの仕込みを始めました。午前中は野菜のこしらえです。
菜の花を茹でて、油揚げを刻んで、蓮根は薄切りにしてサッと茹でて水にさらし、立子山の凍み豆腐は水でもどして刻んで、ニンジンは刻んで茹でて、ウドは薄切りにしてさっと茹でてから型で花びらに抜いて水にさらし、かんぴょうを茹でてさらしてから刻んで、乾し椎茸は前夜から水に浸けて戻しておきました。下ごしらえはここまでです。

   

シイタケの含め煮、菜の花の煮浸し、凍み豆腐・人参・油揚げ・かんぴょうは砂糖、塩、醤油で味付けた出汁で煮て、花びらに抜いたウドは甘味を付けた出汁で薄めた梅酢に漬け、蓮根は甘酢出汁に漬け込みました。これで、雛ずしに使う野菜の準備ができました。ちょうどお昼になったので…

  菜の花の茎をたっぷり添えたフキ味噌ソバを作っていただきました。
私が野菜と遊んでいる間に、ユキ子さんは台所から裏庭への出入り口をきれいに片づけて掃除をしてくれました。こういう準備も今日中に終わらなくてはいけないのです。

え、工事中の昼食ですか、もちろん作りません。
パン好きのユキ子さんは、パンと紅茶があれば大丈夫と言ってくれています。私は、外食、ヤギカフェと青井食堂のお世話になります。

 

 昼食後は、海老のそぼろと牛肉のそぼろを作りました。
ソバを食べている間に、冷凍エビを流水解凍しておきました。海老そぼろ、どんなふうに作ったかご覧ください…

 解凍した海老を…
① 殻の背側をはさみで切って、背ワタを取り除きます。
② 海老の量の10分の一ほどの清酒で酒煎りします。海老の色が変わるまでしっかり熱を通します。

 ③ 海老の殻をきれいに剥きます。酒煎りで残った煮汁は濾しておきます。
④ 殻をむいた海老と酒煎りの煮汁をフードプロセッサーに入れて攪拌し、ほぐし身にします。すり鉢でするのでもいいですが、フードプロセッサーが楽ちんです。
(フードプロセッサーもすり鉢もない方は、海老をポリ袋に入れてまな板に載せ、ワインか調味料の瓶で海老をすりつぶし、叩きつぶし、ほぐしてください。気に入らない人の顔を思い描きながら、「こんニャロメ!、ブッ飛ばしてやる! こんニャロメ…」ってやると結構楽しいですよ)

   ⑤ 海老のほぐし身をフライパンに入れ、みりん、砂糖、塩で好みに味付けして、へらで混ぜながら炒り煮にします。水分がなくなるまできっちり炒り煮します。
炒り煮をするときには、濡れ布巾を2枚目の写真みたいに拡げて用意しておきます。それで、ほぼ水分がなくなってきたら、火からおろしフライパンの底を濡れ布巾で冷やしながらへらで混ぜ続けます。温度が下がる過程でも水分は蒸発して行きます。それからまた火にかけて混ぜながら炒ります。これを三回ほど繰り返すと、焦がすことなく水分を飛ばすことができます。

 ⑥ 水分がなくなったら、すぐにバットに拡げて粗熱を除きます。拡げて冷ますことで、最後の水分が抜けます。これで出来上がりです。

 牛肉のそぼろも作りました。こちらは挽肉を使っていますから、フードプロセッサーは無用です。

 

  こんなことで、三時前には二つのそぼろが出来上がりました。それと、いただき物の冷凍イクラがありましたので解凍してこれも使います。あとは、飯を炊いて、錦糸玉子を焼けば全部そろいます。この二つは今日の仕事になります。

 

  作業を終えて散歩に出かけました。こども公園は元気な子どもたちがいっぱいでした。白い花が咲いている木の下で写真を撮っている家族がいました。

白花のハナモモです。きれいですね…

  それから三河町を通ってまちへ、そしたら、顔見知り猫が<タケヤで花が咲いてるよ>って教えてくれました。

なんと、アンズの花です。すごいです、まだ3月1日、こんなに早くアンズの花を見るのは記憶にありません。どこかの国の政治家と違って、本当に記憶にありません。きれいです。

  広瀬川です。2月12日から水が止まっています。もう19日経ったんです。交水堰の上流の溜水もすっかり減りました。比刀根橋の下流まで川底が露わになっています。

川底には、無数の鳥の足跡、いろんな鳥の足跡です。どれがなんちゅう鳥のだかは分かりませんが、面白いですね。

  弁天通では、「京華」ってラーメン屋さんで若い人が三人がかりで片付けや掃除をしていました。あれ、どうしたのかなと思ったら、前に置かれた黒板に、「3月8日 リニューアルオープン!」と書かれていました。
私は、呑竜仲見世のヤギカフェで、ミルクティーとバターケーキで「こじょはん」をしました。

 

   夕食は、まずはフキ味噌ディップと野菜(カブ、ロマネスコ、ウド、トマト)のサラダです。
汁は、けんちん汁、大根、ニンジン、里芋、シイタケ、シメジ、豆腐、それに万能ねぎです。
おかずは、鶏つくねのレンコン焼き、添えたのはウドの芽とアレッタです。
使った野菜は13種類でした。

そうそう、明日からの夕食が気になりますよね。作るのやめてどうするのかって。基本的には外食することにしました。まずは「ふく成」、土曜日の予約が取れました。術後初めてフグに挑戦します。あとさ、中華料理の「南苑」、てんぷらの「天ひろ」、鮨の「いわまる」、これで4日、あと2~3軒あれば間に合います。お薦めがあったら教えてください。

今朝は、もう、鶏卵10個を薄焼きにして錦糸卵を作りました。米も6カップ洗米して水に浸しました。Droitのトレーニングを挟んで、雛ずしを仕上げます。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


あれこれとイベントが中止になる中で「こせんちゃんのガレージセール」はやってました、黒田人形店でお雛様観て、今日から雛ずしづくりにかかります…

2020-03-01 07:47:08 | あんじゃあない毎日

サンシュユの花が満開になりました。
これは、朝日町の住宅地で出会ったサンシュユです。
庭のサンシュウの木 鳴る鈴かけて~♪♪
宮崎県に伝わる民謡「稗撞き節」です。このサンシュウの木、「山茱萸」が訛ったのではという説を唱えている方もいるみたいですけど、サンシュユが中国から伝わったのは江戸時代の中期と言われています。薬種として輸入されたみたいですから、間違いないと思います。ですから、この歌が伝わる宮崎県椎葉村が「山椒」を当てているので良いのだと思っています。
でも、内緒の合図の鈴を山椒の木にかけるよりも、サンシュユの木にかけとく方が、なんとなく趣がある気がします。勝手なこと…

 

  昨日は春霞がかかったみたいな空でした。
コロナウイルス感染症拡大防止のために子どもたちの遊び場まで影響を受けています。
前橋るなぱあくは、屋内休憩施設を立ち入り禁止にして、感染症対策をやりながら営業を続けているみたいです。

こども公園の中にある前橋児童文化センターでは、「みんなのホール」を閉鎖して、計画されていたイベントは中止するようですが、臨時休館はしないみたいです。昨日もこども公園からは子どもたちの元気な声が聞こえてきていましたし、ゴーカートのエンジン音も鳴り響いていました。

  街へ用足しに出るとき、いつもの窓猫に会いました。
<市長さんのお話読んでもらったから、お家でおとなしくしてるんだい…>だそうです。ラッパ水仙が咲いてました。

 

 馬場川通の一番西の方にある「kigi」ってギャラリーです。
そこで、前橋エフエムラジオのパーソナリティーをしているこせんちゃんがガレージセールをしているってんで見に行きました。コロナウイルスが避けて通りそうなタイプの人と思われますので安心して会いに行きました。会場はおしゃれなギャラリーなんです。

   

何を売っているのかというと、こせんちゃんが数十年かけて買いだめてきた衣料品、靴、バッグ、装飾品、オモチャ、ETC…… なのです。知っている人が見ればすぐわかる「six pack」の禿キャラのTシャツ、見る人が見れば「○△□✕だ!」と叫ぶタイ、ブーツも大事に持っている人がいそうなやつだいね、そしてミニチュアカーに至ってはよだれ垂らす人がいそう…
全部が全部こういうものではないのですが、Gパンやシャツなんかは豊富に揃っています。
おまけはさ、一つ一つの品物に途切れ途切れの思い出がくっついてて、それをつなぎ合わせたこせんちゃんのおしゃべり、これはタダです。

  ギャラリーkigiは、いろいろな催しへスペースを貸してくれるだけでなく、普段は、黒澤千絵さんが製作するステンレス針金を使ったワイヤークラフト、オブジェやアクセサリーを展示販売しているんです。前の馬場川の岸では、アジサイの芽が今にも開きそうになっていました。
こせんちゃんのガレージセール、次回は3月7日(土)だそうですよ。

 

 ガレージセールの次は、青井食堂でお昼を食べて、それから黒田人形店の社長さんに会いに行きました。写真は社長でありません、ひな人形の三人官女の一人です。

    

小黒三郎の組木のひな人形も並んでいました。キキのと同じ楕円びなもありました。今年の新作は、ジグゾーパズル風の額びなです。壁にかけておけるみたいです。

「うちが扱い始めたころには段飾りもあったんだいね、最近はあんまりつくらなくなったみたいで…」と社長さんは段飾りを懐かしんでました。
「写真残ってますよ、キキのを選んでもらったのは15年ほど前のことですから…」
「そうだっけ、もうそんなになるのかな~」

はい、ありました。2010年の写真です。楕円びなの七段飾りです。欲しかったんです、本当は…

 その年(2010年)のひな祭りのキキです。
<おヒゲさ、今年も雛ずしつくるそうです。ずっと使ってきたキッチンでつくる最後の料理にするんだって言ってます。2日に雛ずし作り上げて、3日からリフォーム工事をニチレイさんにしてもらうことにしたんです>

 

 まちなかに張り出された3月のイベント案内です。下の方に、新コロナウイルス感染対策で中止等があるかもしれないので各主催者に問い合わせて欲しいとの注意書きが刷り込まれています。残念な皆さんも多いのだろうなと思います。

アーツ前橋の「トナリのビジュツ」は、3月15日まで展覧会は継続しますが関連イベントは中止となるようです。
前橋文学館では、「和合亮一展」等の展示は予定通り開催してますが、3月21日までに予定されていたイベントはすべて中止だそうです。

  そして、千代田町2丁目の「小松」の桜を眺めて、それから朝日町で山茱萸に出会って家へ帰りました。
それから、東京インテリアへ納戸で使う家具の正式な注文に出かけました。

その帰り道、トサミズキの花に出会いました。不思議な花です。

 

   夕食は野菜サラダ、豚肉の生姜焼き、前夜の残りのうどん使った焼うどんにしました。
サラダは、白菜、紫ダイコン、ウド、セロリ、トマト、ロマネスコ、それとアレッタです。ソースはフキノトウを使ったソースを作りました。おいしくできました。
豚肉の生姜焼きにはたっぷりショウガとフキノトウを使って、ほうれん草とニンジンのソテーを付き合わせました。
焼うどんは、ウド、フキノトウ、タマネギ、ニンニク、シメジ、シイタケ、それと青ネギです。
三つとも、フキノトウの香りいっぱいでした。使った野菜は15種類でした。

今日から、雛ずしづくりの準備を始めます。それと、キッチンのリフォーム工事に向けた片付けもしなくてはなりません。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


山本龍前橋市長はコロナウイルス対策に関連して、「学校の一斉休校」、「市民へのメッセージ」、そしてデマによるパニックに「冷静に!」って呼びかけ、大事なこと、詳細をお伝えします。

2020-02-29 07:38:05 | あんじゃあない毎日

サクラソウです。
住吉町2丁目の通り、旧小柳町通でたくさんのサクラソウを育てている家がありました。
きれいに咲きそろっています。

 

 昨日は、間もなく出来上がる納戸で使う家具の購入リストを作り上げ、ニチレイ設備さんとガス工事屋さんとの現場打合せ、などなど…、あれこれしてたら昼近くになりました。
けいこ場の入り口が開いていて、障子に外の木の枝が映ってました。風もなく穏やかだったんです。

 で、東京インテリアに出来上がったリストを届けに行きました。
あいにくМさんがお休みの日でしたが、リストとメモを渡して、連絡してくれるように頼みました。納戸は3月20日までには引き渡しを受けられそうです。
赤城山には、雪の残っている峰も見えていました。

 

 12時からDroitのトレーニングなので、支度をして出かけたんです。若宮町の方を回ったものですから、住吉町2丁目の通りを抜けました。それで、きれいなサクラソウ見物ができました。
でもね、政府が、一昨日、急に主催者の判断によるイベントの中止または延期を要請したり、その前には3月2日から小・中・高校の休校を急遽要請したり、慌てふためいた対策を打ち出してきました。これによって、あちこちで混乱が起きていおるみたいです。フェイクニュースやデマも流布され、パニックになってしまっている皆さんもいるみたいです。困ったものですが…

こうした動きを見て、前橋の山本龍市長は、昨日の13時08分に「コロナウイルス対策・一斉休校への対応について」という提案を、「やまもとりゅうのブログ」を通じて公表し、15時から記者会見したようです。ぜひ読んでください。

 

 【コロナウイルス対策・一斉休校への対応について】

                    前橋市長 山本龍

昨夜の政府発表から」私は担当部と協議を行い、以下の案を提案します。
本日午後3時からの記者会見で詳細を報告いたします。概要を書きます。

       ━ 概要 ━
政府方針に従い、基本的には一斉休校を行う。
しかし共働き家庭などで日中子どもへの対応が不可能な家庭への配慮を行う。
3/2月曜、3/3火曜、3/26は休校せず登校とする。
3/4~3/25は休校とするが、子どもの居場所として、(学校を)新しい価値を持つ場所として教育委員会は社会へ提供する。
※“スクールホーム”と名付ける。
卒業式は卒業生と保護者で行う。

    ー スクールホーム実施案骨子 -
・健康を確認できた子どもに限定する。※検温報告は家庭bの義務とする。
・保護者の対応が不可能な時間に児童生徒が利用できる。
・登下校は各家庭の責任で行う。
・給食は提供しないのでお弁当の対応を家庭にお願いする。
・基本は自学自習であるが、学校が学習プログラムを編成する。
・上記の為に社会の教育力や保育力の応援を受け入れる。
・このスクールホームを利用しない学童生徒へは家庭での学習や健康管理、運動や生活習慣の見直しをお願し、補修用宿題を提供する。

          ー この判断の経緯 -
昨日の政府の発表以来、教育委員会や健康部、福祉部を中心に議論を重ねて来ました。いくつもの課題から「一斉休校」を受け入れ時の社会への影響のを鑑み、「スクールホーム案」の検討を行ってきました。

課題① 受け皿不足は深刻です。学童保育をフルタイムにすることは不可能です。また、定員以上の子どもを受け入れればむしろ感染リスクが高まります。
課題② 小学校では学習の基本が崩れてしまうリスクもあります。家庭での保育力の格差から生まれる課題への不安も払しょくできません。
課題③ 産業界も雇用面での不安を抱えています。

上記のことから、学校を受け皿とするスクールホームの運営を提案するものです。

       ー さらにこの機会に ー
・企業で働く世代の育児への理解やテレワークへの挑戦
・学校授業への社会教育力の導入
・不登校など個々の課題のを持つ子供への対応の検討
・家庭での子供の健康管理の啓発
などのチャレンジの機会としたいと考えます。

 今朝の上毛新聞です。政府の要請に対して県内の市町村の対応はいろいろになっています。博物施設や図書館などの対応についても同じではないようです。
それなので、新聞では前橋市の対応の詳細が分かりませんので、山本龍前橋市長の提案等を全文転載することにしました。

 山本龍前橋市長は、14時25分に、同じブログで、「コロナウイルス対策に関する市長公式表明」を公表しました。これも全文を転載します。

      市民のみなさんへ
皆さんご存じのとおり、新型コロナウイルスの世界的拡大が続いています。日本国内でも感染者が増加していることを踏まえ、過日政府が策定した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に引き続き、昨日、安倍首相から全国すべての小・中学校、高校、特別支援学校について臨時休校の要請が出されたところです。
前橋市といたしましても、感染の流行を早期に終息させるために、これから1か月間が感染拡大抑制のために、極めて重要な時期であると考えております。そのため、令和2年3月31日までに市が主催するイベントの開催中止や、令和2年3月4日から25日までの間の市立小・中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校など、必要な対応をとらせていただきます。
しかしながら、共働き世帯や一人親世帯など、休校に際して配慮が必要な家庭もありますので、、」こうしたご家庭については、各学校で子どもたちを預かれるように配慮いたします。また、これにより、労働力不足に対する経済界の不安も一定程度払しょくできると思っています。
前橋市の独自政策は、決して政府要請を無視するものではありません。今こそ学校を市民の力と善意で支えて欲しいと思い、教職員の子どもたちへの愛情、たちそして社会的責任を果たそうとする使命から生まれたものです。
情報が錯綜し、不安を感じられる方もたくさんいると思いますが、こんな時だからこそ、市役所は市民の生活をしっかり支えて行く必要がございます。
市民の皆様におかれましては、不要不急の外出を控え、手洗い、うがい、外出時のマスクの着用といった基本的な対策を徹底していただくとともに、本市のこうした対応にご理解、ご協力をいただきながら、他者への思いやりの気持ちを忘れず、常に冷静な行動をお願いいたします。

    令和2年2月28日     前橋市長 山本龍

 更に、FBでは、この写真を掲載して次のコメントを発しています。

友人から「お店の商品がなくなっている!」との連絡です。
困った事態です。世の中フェイクニュースが飛び交い、現在、スーパー等の商品の欠品続出になっている様です。

政府を初め、危機管理と言う部分で対策を発表するのは当然の事ですが、先ずは、国民、市民がパニックにならない様に行政が、危機管理と平行しながら、国民、市民を落ちつかせる事をアナウンスした方が良いと思います。現状、トイレットペーパー売り切れのようなパニック事態の方がコロナウィルス以上に深刻な課題です。

このままでは、経済も低迷し、全てが負のスパイラルに突入し、結果負の要素しか残りません。前橋市民の皆さんには、事実無根の噂に惑わされる事なく落ち付いてた冷静な行動をお願いします。

 

以上が、昨日の山本龍市長の三つの意見表明です。
市長は、慌ただしい政府の対策展開と、それに伴って発生したデマ・フェイクニュースによる市民生活の混乱を最小限に食い止めようとしています。

 皆さん、慌てることはないんですよ。私が言うのも何なんですけど、専門医の話では「コロナウイルスで生じる症状はいわゆる『カゼ(風邪)』です。新しい病原体ですから治療法が確立していないのは事実ですけど、高齢者や心臓病や糖尿病などを抱えている方は別として、普通に健康な人だと長くても2週間ほど休養していれば自然治癒するはずです」、ということです。肺炎の症状が出たら、市保健所のコールセンターに相談して、感染症治療ができる専門病院を紹介してもらって受診すればよいわけです。
まして、トイレットペーパーやティッシュペーパーなんかの不足が起きる要因は何もありません。デマが流れ、
パニックになって買占めに走った人たちがいるようですが、とんでもない無駄なことをしでかしていることに気づいてください。
山本龍前橋市長が言う通り、冷静に生活しましょうぜ、私たちは、賢い市民のはずですから。

 私は、いつもと変りなく、Droitで鈴木トレーナーの指導を受けていました。
去年の7月に退院する時に、「感染症に十分気を付けてください、肺炎になると大変ですから…」と厳しく指導されました。それで、きちんとした体力のある身体づくりをすること、偏った食事をしないでバランスの良い栄養摂取に努め「免疫力」を高めること、これが退院以来一貫した生活目標になってきていたんです。
大事なことは、ウイルスに感染しないことはもちろんですけど、感染しても負けない体力を保持することだと信じてトレーニングに励んでいるんです。
 Droitの広瀬川シルクスタジオの更衣室には、啓翁桜が飾られていました。余裕です。大事なことです、余裕をもって、冷静に行動しましょう。

 帰りに、呑竜仲店のヤギカフェで「牡蠣入りチゲスープ」のランチで遅いお昼をしました。話題は、コロナウイルスのことと、野菜の話でした。「ご飯少な目に頼みます…」ってたら…

「はい、コロナライス…」、マスターが特別な盛り付けをしてくれました。十六穀米とゴマと春菊でコロナウイルス風にしてくれました。「負けずに、食っちゃうぞ! これでいいのだ!」なのです。このくらいの洒落は許されます。デマやフェイクは絶対ダメです。


 穏やかな陽気はここまで、家に戻って、JAファーマーズ朝日町店で買い物済ませたころには、冷たい北風が吹き始めてしまっていました。それで、外出は止めにして…

   
フキノトウを煮ました。「恭一さん、煮てくれる?」、伯母さんはフキノトウを見ると必ずのように言ってたものです。大好物だったんです。
大きいフキノトウだったんで、半分に切って水にさらして、茹でて、また水にさらしてから水分をしっかり絞って、カツオ出汁にみりん、塩、砂糖で味付けした煮汁で10分ほど煮て、ざるで煮汁を濾して、フキノトウは風を当てて粗熱をとって、冷ました煮汁に付け戻します。
 これで、しばらく置けば出来上がりです。おいしいです、春の味です。

    
夕食は、春の天ぷら、鶏肉の竜田揚げ、野菜の酢味噌和え、それと湯ダメのうどんにしました。
  てんぷらは、フキノトウと菜の花、ロマネスコとアレッタ、この四つはみんな花野菜です。それに、ウド、ゴボウ、ニンジンを応援に頼みました。
鶏の竜田揚げはショウガをたっぷり使って、二十日大根とキャベツを添えました。野菜の酢味噌和えは、ウド、カキナ、菜の花、それとトマトです。あと、大根おろしと海苔で、使った野菜は14種類でした。
たくさんの種類の野菜を食べることで、免疫力を高める栄養素を確実に摂取できるように努力しています。

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


北風に揺れるネコヤナギを見っけて、桃ノ木川では、カワウとコガモに出会ったけど、寒かった…

2020-02-28 07:19:02 | あんじゃあない毎日

柳の枝に猫がいる だからネコヤナギ(え、ホント!)

天才バカボンのテーマ、1967年、歌ったのはアイドル・フォー、通称「アフォ」。
昨日、出かけて間もなく、下沖町当たりの住宅地で出会ったネコヤナギ、で、思い出したんです。

 もう花穂が開いていました。そういえば、天才バカボンの歌、ネコヤナギは二番に登場します。三番以降も、ちゃんと覚えていますか。
三番は「四たす四はろくでもない 八はぱーなのさ(ウワ カッコイイ)」ですよ。四番は「崖から落ちてけがをした だからガケなのだ(ゥ カッコワルイ)」で、五番は「赤でスタート黄でダッシュ それで事故なのだ(キャー アブナイ)」ということで、更に六番もあるのだ、「バカでなくてもバカなのだ それが天才だ(ヘェ ムツカシイ)」なのだ。
さあ、元気出して歌いましょう! 

これでいいのだ これでいいのだ ボンボンバカボン バカボンボン
天才一家だ バカボンボン

 

 家を出て最初に見たのは建物の壁で暮らしているツタです。もう芽吹きの準備ができていました。でも、北寄りの強い風が吹いていました。冷たかったです。ちゃんとダウンコートを着て出て来て良かったなって思ったんです。

それで、下沖町でネコヤナギに出会った後、家ごみの間から赤城山が見えているのに気づきました。
赤城山は朝からずっと雲の中、姿を見せていなかったんです。

 それで、山が見える桃ノ木川の堤防に向かいました。堤防の南斜面には、もう西洋からし菜の黄色い花がたくさん咲き始めていました。

赤城山は鍋割だけが姿を見せていました。それ以外の峰はまだ雲の中でした。

 鍋割も山頂部が白くなっていました。たった今まで雪だったみたいに見えました。
桜が咲いたの、ハナモモが咲いたのって言っていたら、真冬に逆戻りしたようです。

 

 寒いので、急いで桃ノ木川から離れることにしたんです。そしたら、川の中の堆積土砂の上に黒い鳥がいます。その周りの川面には水鳥が泳いでいるのを見っけました。寒いけど、自転車を止めて…

カワウです。立派なカワウです。
エメラルド色の目が見えています。黒い冠羽が風に揺れてました。
カワウって真っ黒な鳥って思ってますけど、実は羽と背の雨覆羽(あまおおいはね: 翼の前面を数列に並んで覆っている羽毛)には褐色の美しい文様があるんです。こんなにきれいに撮影できたのは初めてです。
足の水かきもしっかり見えています。
美しい鳥です。

近くにいるのはコガモですね。雄は美しい羽根をしています。

  寝ているのもいれば、採餌しているのもいました。
利根川からの取水が止められて減水している桃ノ木川では、水鳥の姿があまり見られなくなっていました。昨日は、ラッキーだったんです。風は冷たかったですけど。

 

 それから、用足しを一つして、岩神町の養田鮮魚店へ魚を見に行きました。
途中、北風にのせて花びらをいっぱい飛ばしているウメの木に出会いました。

   昨日もきれいなチコダイがいました。それと、ミル貝(ミルクイ)が届いていました。白ミル貝という白くて長い水管を持った貝がいますが、白ミルはナミガイという、別な種類の貝です。ホウボウやカンパチ、立派なサワラもいました。
サバ1尾、ミル貝1個、ホタテ貝1個を分けてもらいました。

 帰りに発電所の水路と共用の広瀬川を渡りました。写真は、水止め直後の2月13日のです。急斜面の水路壁に張り付いている水草はまだ緑色していますが、昨日は枯れてしまっていました。

  その水路壁を登っているヤツがいました。分かりますか、ポップアップしてよく見てもらうと見っかると思うのですが、オリンピックの正式種目になったスポーツクライミングの練習をしているのかもしれません。楽々と登ってました。

あとは、家に戻って、静かにしていました。
政府が、イベント等の中止または延期や、学校の休校を要請する事態になっています。
自分の暮らしも考えねばなりません。
でもさ、頭抱えたり、暗くならずに、元気出してまいりましょうぜ!
ボンボンバカボン バカボンボン 

 

 夕方近くに散歩に出てみたら、三河町の猫は風の当たらないところで日向ぼっこしながらお昼寝してました。気持ちよさそうです。

  あっちの木にも、こっちの木にも、ムクドリが集まってました。
でも、なぜか、みんなおしりをこっちに向けているんです。どうしてかなって考えたら…
写真は逆光にならないように南側から撮ってるんですね、風は北風、ムクドリは風に向かってとまりますから、それでなんですね、お尻見てるんですね。

 

  夕食はミル貝の刺身、ホタテ貝と野菜のポン酢和え、どちらもこないだ作ったワサビ漬けを添えました。酢の物の野菜は、二十日大根、トマト、ウド、菜の花です。

  それと、サバの沖スキです。寒かったですから鍋にしました。
サバの切り身を、すき焼きと同じ割下で煮て、溶き卵にひたしていただきます。野菜は、ネギ、白菜、アレッタ、ウド、シイタケ、ブナシメジ、コンニャクでした。
アレッタって、こういう鍋で煮てもおいしくいただけました。優れものですね。
使った野菜は、11種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


白いハナモモが咲き始めた雨上がり、立派なフキノトウを手に入れ、柳の芽吹きを知って、緋寒桜の花に出会いました…

2020-02-27 08:01:24 | あんじゃあない毎日

昨日は朝まで細い雨が降り続いていました。
10時近く、レイ子さんが訪ねてきてくれた時にはもうあがっていたみたいです。
お茶してから、JAファーマーズ朝日町店へ出かけました。
ご近所さんの沈丁花が雨に濡れていました。

 風もなく、広瀬川の溜水は鏡のように岸の風景を映していました。

   こども公園では、一夜の雨に打たれ椿の花がいっぱい散り落ちていました。白いハナモモが花開いていました。
佐久間川も岸の緑が目につくようになりました。春ですね。

JAファーマーズ朝日町店の直売コーナーで、大きなフキノトウをっ見っけました。もう花が咲きかけています。
昔さ、子どものころ摘んだフキノトウはみんなこういうのでした。硬いつぼみを摘もうとすると、「ダメ! もっとでかくしてから摘むの、上が開き始めたのを探しな!」って農家のおばさんにオッ飛ばされたものです。

  早速、鶏挽肉の肉味噌を作って、フキノトウを刻み込んで煮ました。おいしいフキ味噌ができました。小林さん、ごちそうさまです!

 

 それから、街へ出かけました。昨日は店休日、買い物ではありません。スズランデパートのウインドーには、高等学校の制服のセールの案内が出ていました。
新しい型のコロナウイルスの影響が出てしまってますけど、みんな希望の学校に入れるといいやいね…、手をよく洗って、うがいしっかりして、試験に臨めよ! なのです。

 太陽の鐘に挨拶に寄ったらさ…

「柳の枝の花のつぼみがだいぶ膨らんできたぜ」と、柳の芽吹きを教えられました。
「今年は早いですね、いつもに比べてずいぶんと早い…」
「そうだいね、去年と比べると10日以上も早いかな。それとさ、まち中の小松って店の庭の桜が咲き始めたって、さっきそこ通ったおっつぁんが言ってたぜ…」

「小松」って千代田通からちょっと入ったところにある料理屋です。庭に、緋寒桜が植えられているんです。
行ってみたら、咲き始めてました。

  まち中でも、花見ができらいね…

 

 遅い昼食を青井食堂で頂いて出てきたら、店休日で人通りの少ない中央通でまち猫に会いました。じっと前を見ています。

    しばらく前を見ていると、今度は横の通りをたまに通り過ぎる人を観察していました。それから、しっかりと後ろを振り返って。今度は、建物と建物の間の隙間をじっと覗いて、やおら数歩前に進むと、先の店屋の窓下の空間に入って中を確認し、それから、また、左見て右見て…、そして、やおら!
この猫は全力疾走で通りを横切って向かい側の建物と建物の間の隙間に姿を消しました。
猫って、安全第一の動物なんです。私も見習っています。それで、自転車事故を起こさないのです。

 

 <ここで、お知らせです。
昨日の記事のキキのお雛様の写真を見てさ、黒田人形店のママの桂子さんがFBにコメント入れてきたんです。「黒田 桂子 お雛様の後ろにあるぼんぼりを、ピンクを上にしていただけると、明かりが灯ったようで綺麗かもしれません。飾り方にルールはありませんので、これはこれで、キキはお好きなのかもしれませんね」って。
これに対して、おヒゲはさ、「写真を撮ってから気づきましたが、まあいいかってんでそのままにしたんです。現在は、作者及び斡旋者の期待通りの状態になっております。すみません」って返信したんです。でもね…
おヒゲは前にもボンボリを逆さまに飾ったんです。この写真見てください、白木の台が上になっています。本当は、こっちだと思っていた向きがあるんです。別にキキの好みではないです、念のため…>

「どっちだっていいじゃねえかよ!」

  家に戻ると直ぐに、いただき物の生ピーナッツと、ご飯に炊き込む黒豆を炒ってました。忙しんだいね、ぼんぼりしてられないんだもんね…

 

  夕食は、カブとトマトと菜の花の卵スープ、それとピーナッツをすり鉢で摺って刻んだフキノトウと一緒にオリーブオイルとマヨネーズを混ぜたソースのサラダです。野菜は菜の花、グリーンピース、カブ、トマト、ブロッコリーです。

  それから、ここのところいちばんお気に入りのアレッタのソテーを作り置きの宮すじのシチューとあわせました。そして、野菜のトマトソースのチーズ焼きです。野菜はジャガイモ、カキナ、ブロッコリー、パプリカ、タマネギとニンニク、チーズはゴーダとモッツァレラでした。
使った野菜は、シチューに入っていた人参とエリンギを加えて、15種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


キキのお雛さま飾って、Droitでトレーニングして、ちょんまげさんとキッチンのリホーム工事の打ち合わせ…

2020-02-26 07:37:27 | あんじゃあない毎日

昨日はキキのお雛様を飾りました。
小黒三郎の組木細工の「楕円びな」です。キキと一緒に暮らし始めて、この家に越してきた年に黒田人形店で見つくろってもらったんです。
もっと早くに飾った方が良かったのですが、少し辛いところもありまして遅くなっちゃいました。

ひな人形の隣では、同じ小黒三郎の「猫の家族」に遊んでもらうことにしました。そいで、他の木の動物たちにも。雛あられは根津権現脇の一路庵のです。
「小黒三郎のつちのこブログ」はこちらでご覧になれます。面白いですよ。

 飾り終えたら、ユキ子さんが「はい、モモの花です…」って、花瓶に挿して持ってきてくれました。

 「キキちゃんがいないですね、寂しいですね」
「毎年一緒に遊んだのにね。会いたいですね…」
お雛様のご要望に応えます…

 お雛様飾ると、キキはこんなしてそばに来てポーズしてくれたんです。自分のお雛様だってこと分かってたのかな…

  これは、猫の家族で遊ぶキキです。じっくり眺めて、それから軽い猫パンチで倒したり、爪でちょいちょいしてみたり、口にくわえて投げ上げたり…。で、みんな倒れてしまうと私の顔を見るんです。そして、<元に戻して…>って。もとに戻すと、またちょいちょいしたり、パンチしたり、くわえて投げたり…、普通に猫の遊びなんです。

 

  昼は、Droitへトレーニングに出かけました。
身体づくりは順調に進んでいます。
千葉市では、新型コロナウイルス感染者が利用していたスポーツジムが大騒ぎみたいです。
でも、一般のスポーツジムとDroitのようなパーソナルジムとでは事情が全く違います。Droitでは会員は一人で専任トレーナーの指導を個室のトレーニングルームでで受けます。個人レッスンです。それなので、ジムで専任トレーナー以外の人との接触はありません。それと、Droitの衛生管理はきちんとしています。安全は「確率」ですから、絶対ではないですが、一般ジムと比べると比較にならない高い安全性です。

しっかりトレーニングして、家に戻ると…

「ちょんまげ」さんが来てくれていました。
設備工事会社「ニチレイ設備」の営業部長の丸山さんです。私が使うキッチンのシステムを更新する工事を引き受けてもらったんです。この家の新築工事の時に、空調から水回りまで設備全般の施工をしてくれた会社です。そいで、現場打合せに来てくれていたんです。

楽しいヘアースタイルをしておられるのでお願いして写真を撮らせてもらいました。
いわゆる「ちょんまげ(丁髷)」とはちょいと形が違いますけど、頭髪を頭の頂で結わえて束ねています。これを、日本の髪型の世界では「もとどり(髻)」っていうんですよね。そうなんです、古代日本の貴族たちが冠に合わせて頭髪を頭の上で束ねた「髻」に由来する、伝統的な髪型なんですね。1000年以上の歴史のある髪型なんですね。すごいですね。

 現在使っているシステムキッチンです。ヤマハ製、この家をつくったときからのもので、20年を経過しようとしています。それなので、万一突然の不都合に見舞われないために、更新する決心をしたんです。
食道がんの手術をしても、台所仕事ができますし、食べることは多少の不自由はありますけれどおいしくいただいています。この状態をおしまいにしないで、もうしばらく頑張ろうって決心したんです。
あと何年続けられるかは考えずに、やっていくことへの決意を込めて、ニチレイさんにリホームをお願いしたんです。今度入れるキッチンは、LIXILのリシェルというシリーズの中から選びました。
術後一年のお祝いは、新しいキッチンです。

現場打合せも無事すんで、3月3日から工事が始まります。ニチレイさん、よろしくお願いします。

 

   そいで、昨日は従来のキッチンで、春キャベツでロールキャベツつくったり…

  チキンカレーを仕込んだりしてたんです。
ロールキャベツは6人前、チキンカレーは10人前ほど仕込みました。ユキ子さんの両親のとこや、友達にもおすそ分けします。こんな具合に使っていますから、設備もくたぶれてきているんです。

午後からは小雨が降り始めました。夜も降り続けました。

 吉駒の稽古場の玄関にはこれも小黒三郎の組木細工「桃びな」を飾りました。
黒田人形店では、小黒三郎の組木細工のお雛様だけでなく、いろいろなひな人形があります。ただ、キキが口にくわえても心配ないようにって、木製の組木のお雛様を薦めてくれたんです。

 

  夕食は、サラダとロールキャベツのトマト煮でした。
サラダは、茹でたアレッタ、レンコン、パプリカ、カリフラワーと、生の紫ダイコン、ウド、セロリです。水煮のツナに刻んだフキノトウを加えマヨネーズとオリーブオイルを加えたディップでいただきました。
ロールキャベツの肉にはみじん切りのタマネギとシイタケが入っています。ソースはシンプルなトマトソースです。おいしくいただけました。使った野菜は、11種類でした。

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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(写真は、常磐津「山姥」(2019年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


ヒヨドリに<ハァールヨ>って起こされ、ムクドリの顔はびしょ濡れで、ジョウビタキには<ヒィ、ヒィ、ヒィ>と笑われ、メジロのアクロバット見た暖かな休日、淡雪チャーハンで〆ました…

2020-02-25 07:52:43 | あんじゃあない毎日

この冬の前橋は、雪を見ることなく春を迎えてしまいそうです。
雪を見ないのも寂しいものということで、雪景色の料理を作って食べちゃいました。
そうでもしないと、雛ずしを作る糸口が見っからないもんね…

 

  朝、目を覚ましたら、窓の外の電線にヒヨドリがとまっていました。<ヒィーヨ・ヒィーヨ>と鳴いているのかと思ったら、<ハァールヨ・ハァールヨ>って聞こえてきました。
朝食時、前日に仕上げたワサビ漬けの試食です。すごい良い香り、でもすぐに効いてきます、しっかりなワサビ漬けができました。

 朝食後、JAファーマーズ朝日町店へ野菜を見に行きました。二十日大根だの、アレッタ(ケール×ブロッコリー)なんかを買い求めて出てきたら、広瀬川の溜水の中で、ムクドリが採餌してました。

「おいしいかい?」って声かけたら、顔をあげたんですが、笑っちゃいました。ずぶ濡れなんです。昨日は朝から暖かでした。

  こども公園の芝生広場の端っこでは、白いつぼみがいっぱいの木が目立ってます。白花の、ハナモモです。今にも咲きそう、まん丸につぼみを膨らませてました。

 

  買い物済ませて、自転車で利根西へ向かいました。途中、前橋公園の脇を通ったんで、こないだから気にしている「思いの儘(まま)」という名の梅の木を見に行きました。名板には、「梅の野梅系(やばいけい)の園芸種。花は紅白の咲き分けになります。」と明記してあるのですが、どう見ても白い花しかついていません。紅白に咲きわけてなんかいないんです。

すぐ近くのソメイヨシノの木にジョウビタキが飛んできて、<ヒッ、ヒッ、ヒッ>って笑ってました。
ざまあないやいね、「野梅系」って類の通り、ヤバイ梅なのかもしれません。

 群馬大橋の上からは、三国山脈が真っ白い姿を見せてくれていました。
風もなく、暖かい春の日なんです。

 

  総社神社の東側、牛池川の川岸にある明神東公園です。川岸の土手の上に河津桜が植えられています。

三分咲のちょい手前って感じかな、楽しそうに駆け回っているお小さなお友だちがいました。

 

   総社神社の西の集落を抜ける小道を走りました。養蚕農家の形式を伝える大きな農家建築が点在する集落です。その脇で大きな梅の木が花びらを散らせていました。

 メジロの群れがお食事会をしてました。<チーチー>って地鳴きに混ざって、<ピーチィルチー>ってな声も聞こえます。<オイチィ―チー>とは聞こえませんでした。

でもね、こんなアクロバティックな姿を見せてくれます。面白いです。

 

  そいで、関越高速道路わきの「みろく緑地」です。まだ咲きはじめですね。花はちらほらでした。

でも、部分的には美しく咲きそろっているところもあって、十分に楽しませてもらいました。

 「まだ、これからですね…」、通りかかったおばちゃん二人連れに声を掛けました。
「違うんだよ、咲くそばから、あのバカ鳥が散らしてっちゃうんだよ、見てみな、そこを…」
おばちゃんたちが指し示した地面には、桜の花がたくさん散っていました。
バカ鳥はヒヨドリの別名のようです。咲いたそばから食べ散らしていくんで、桜好きの方たちから憎まているようです。

 

 街に戻って、午後のお茶は呑竜仲店のヤギカフェで、チャイと抹茶ケーキをいただきました。三河町の猫も、緑色が見え始めた空き地で日向ぼっこです。

わが家の近くを散歩する皆さんもすっかり軽装、春姿です。
いいのかな、昨日の最高気温は16.1℃だったってことです。

 

 でね、これではいかんと雪景色の夕食作ったんです。ご飯はチャーハンなんです。シイタケ、カブの葉、卵の黄身を混ぜた黒豆増量の十六穀米の卵チャーハン、それにメレンゲを水溶き片栗粉でとろみをつけたスープとあわせたのをたっぷりかけた淡雪チャーハンなんです。きれいにできました。食べてもおいしいですよ。

  サラダは、鶏チャーシューに、二十日大根、アレッタ、トマト、ブロッコリー、カリフラワーです。
そして八宝菜、豚バラ肉に、白菜、チジミホウレンソウ、ニンジン、セロリ、ネギ、タマネギ、乾し椎茸、キクラゲ、ショウガです。使った野菜は、16種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

(写真は、常磐津「山姥」(20919年群馬県邦楽協会定期公演:ベイシア文化ホール)です。衣装は二代目吉駒が使った衣装です)


八朔のピールとポン酢、それとワサビ漬け仕上げて出かけたら、ものすごい強風で逃げ帰ってきました。それと、善き知らせ…

2020-02-24 07:39:24 | あんじゃあない毎日

八朔の皮でつくったピールです。
ゼリーのような食感、とてもよい柑橘の香り、素敵です。

 一昨日、JAファーマーズ朝日町店の直売コーナーで買った馬場陽子さんの八朔の皮でつくったんです。

   三回茹でこぼして、一晩水に浸けておいた八朔の皮の水を切って、皮の目方の8割の砂糖を用意しました。そいで、水分がなくなって砂糖が再結晶するまでゆっくり煮てあげて、風に当てて冷ますと出来上がりです。焦がさないように気を付けて…

 <おヒゲはさ、朝ごはんすませると直ぐに始めたんですよ。
以前は夏ミカンをもらってきてはピールつくったり、それにココアパウダーまぶしたオランジェ作ったり、ママレードやジュースまで作ってたんです。もう10年以上前になるけど、「ヒゲおじさん厨房に入る」でも取り上げたいね。懐かしければ見てください、こちらです
ご近所さんに夏ミカンの木があったら、実を分けてもらって作ってみてください。ジュースもおいしいんですよ。ジュースの作り方はこちらです。夏蜜柑がおいしくなるのはこれからです。>

 <そいからさ、ポン酢も仕上げて、ワサビ漬けも仕込んだんですよ>

   <ポン酢はさ、前の晩に八朔の果汁とみりんと醤油を合わせて昆布と削り節を入れて寝かせておいたのを濾したんです。200mlほどの八朔ポン酢が出来たって。
ポン酢の作り方はさ、「キキの料理教室第3回」を見てください。料理教室では、いただき物のカボス使ったけど、夏ミカンや橙なら同じで大丈夫、八朔や甘夏柑の時は酸味が足らなければレモン果汁を加えてくださいな>

   <ワサビ漬けはさ、酒かすに砂糖とみりん・酒を加えて、ブレンダーで滑らかになるまで混ぜ合わせたのに、刻んで塩をして一晩寝かせたワサビの葉と根っこを混ぜ合わせて、ポリ袋に詰めて冷蔵庫に寝かせたんです。一日寝かせると、おいしく食べられるようになるんだそうです。
昨日のおヒゲは、10時ごろまでこんなことして遊んでたんです>

 

  それから、吉駒の納戸で使う収納棚や初代と二代目が使った衣装を収納する桐製チェストなんかの選定作業をしていました。お稽古場の玄関には、紅梅が描かれた舞扇、2月の扇です
そんなことしていたらすぐにお昼になってしましました。
珍しく、ラーメンを作りました。汁は、豚バラ大根の煮汁と鶏チャーシューの煮汁をカツオ出汁でのばして作りました。結構いける味になりました。トッピングは白菜・モヤシ・ニンジン・カキナの炒めたのと鶏チャーシューです。ユキ子さんにも好評でした。

食休みをしてから、東部バイパスの東京インテリアにМさんを訪ねて、納戸で使う家具類の検討結果を伝えました。あと一回打ち合わせすれば、購入契約ができそうなとこまで来ました。Мさんには、手間かけてます。

話が順調に進んだんで、ちょっと桃木川まで足を延ばしました。
風が強かったです。冷たい風、気温に比べて自転車での体感は寒かったです。

  前橋高校の前を通りました。正門入ってすぐにある梅の木はまだ咲きはじめでした。きれいな梅です。正面玄関を今のように直して、千本木康亘さんの「循環する輪」という作品を置けるようにするのをお手伝いしたのは1996年(当初の1998年は記憶違いでした、智本さまのご指摘により訂正させていただきます。20/3/08/15:29)のことだったと思いますんで、もう20年以上前のことになるんですね。この作品は、ここに展示するために制作されたと聞いていますけれど、同じものが館林の彫刻の小道にもあります。千本木さんの代表作の一つです。

そういやさ、昨日の記事で「新型肺炎対応の医師ら職場でバイ菌扱い」って、ものすごく悲しい報道について書きましたけど、今日は、同じ、新型肺炎関係で、素敵な記事を二つ見つけました。

一つは「日本卓球協会が、新型コロナウイルスの感染拡大により遠征先など海外で調整を続けている中国代表約50人を、日本国内に受け入れる方針を固めたことが21日、分かった。協会関係者によると、受け入れ先は関東地方の施設とする方向で最終調整している。(スポーツニッポン2/22)という記事なんです。

困っているときに助け合うのは、素晴らしいことです。群馬に来ないかな、歓迎しちゃうけど。

 桃ノ木川の堤防に出たら、アシスト付きの自転車でも少々つらいほどの風当たりでした。瞬間最大風速が18m/秒を越える西寄りの風が吹き荒れてたんです。
川の流水は減少して、可動堰はすべて開放され、水が貯まっている堰はありませんでした。

いつもの年だと、渡り鳥のカモがたくさん越冬しているのですが、今年の桃ノ木川にはもうその姿はありません。留鳥のカルガモだけが、小さく群れていました。

もう一つの感動した記事は、「北海道旭川市在住のコロナウイルス感染者の要請で、市は感染者が経営する飲食店名を公表した」(朝日新聞DIGITAL02/22 23:44)という記事です。この感染者は、「お客様に、正しい情報を伝え、心配させないようにしたい」という意向で、市に公表を求めたということです。公表した旭川市のHPはこちらです。
感染症予防には、正しい情報が何よりも大切です。私的なリスクを顧みずに社会のために行動したこの経営者に、深い敬意を表します。いるんですね、立派な考えを持っている人が。
自分一人で感染症を防げる道はありません。社会全体で、みんなで協力して防いでいくしかないんですから。

 家に戻って休んでいたら、またユキ子さんからお手伝いの要請がありました。
さほど難しいことではないのですが、ひどく気を遣うお手伝いでした。

 

  夕食は、前日に食べきれなかったヤリイカとサゴシを料理しました。まずは、ヤリイカのカルバッチョです。紫ダイコン、レタス、タマネギ、トマト、ナバナに一緒してもらいました。
ヤリイカとゆで野菜のショウガ醤油和えです。野菜はキャベツ、カキナ、ニンジン、モヤシです。

   ヤリイカとサゴシのアヒージョ(オリーブオイル煮)は、パプリカと全粒粉のパンがお供です。ヤリイカと知事もホウレンソウのトマトソース煮です。そして、ジャガイモとヤリイカのニンニク炒め、チジミホウレンソウに応援を頼みました。
13種類の野菜を使って、いろんな味でヤリイカを楽しませてもらいました。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

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