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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

JAファーマーズ朝日町店で直売の野菜と八朔買い込んで、養田鮮魚店ではサゴシとワサビを、でもさ、新型コロナウイルス対応に従事した医師や看護師らを「バイ菌」扱いって信じられないニュースが届いて…

2020-02-23 07:18:40 | あんじゃあない毎日

玄関先の水鉢の花が、ツバキとサンシュユの花になりました。
ツバキは庭で咲いたツバキ、サンシュユはJAファーマーズ朝日町店の花屋で見っけたんです。

春ですね…、昨日は雲が多かったのですが、二月とは思えない暖かな日でした。

 朝食をとって一休み、9時半のJAファーマーズ朝日町店の開店時間に合わせて野菜の買い出しに出かけました。ご近所さんの庭先でアセビの花が満開になっていました。
去年の夏に退院してから、JAファーマーズへの買い物はできるだけ朝の開店時間に合わせて行くようにしてきています。それと日曜日は避けてきました。これは、比較的混んでいないからです。主治医からも看護師からも感染症に十分気を付けるように指導を受けていました。それで、買い物も人出の少ない時間帯を選んでいるんです。今、新型コロナウイルスのことで感染症対応が急に脚光を浴びちゃいってますけど、日々の暮らしそのものが感染症予防でないといけないんですね。

菜の花、カキナ、フキノトウ、ニンジン、紫ダイコン、トマト、八朔、カリフラワー、ニンニク、これらはみんな生産者直売コーナーの野菜です。新鮮なのと、種類も豊富です。すごく助かっています。

  菜の花なんかそのまま花瓶に挿して飾っておきたくなります。で、花屋の前を通ったら、サンシュユ見っけたんで一束買ってきて、「ユキ子さん、頼みます」ってしたら、最初の写真になりました。いい花ですね。

 でね、馬場陽子さんの八朔、ママレードのレシピ付きなんです。直売って面白いですね。でも、ごめんなさいね、ママレードではない、他のものつくることにしちゃいました。

  ピーラーで外皮を薄く剥いて、半分に切って果汁を絞って、皮は拍子木に刻んで…

  果汁はポン酢に仕込みました。酸味が足らないので、レモン果汁に応援してもらって、2個から200ml強のポン酢が取れるみたいです。香りのよいポン酢になりそうです。
皮の方は、三回煮こぼして、水に放してえご味を抜いています。これは砂糖で煮て、ピールにします。

ここまでやってから、群大医学部の近くへ出かけました。

 

 帰りに、岩神町の養田鮮魚店に寄ろうと、岩神小学校んぼ近くを通ったら、小さな梅園を見っけました。5本ほどの梅の木が植えられて、もう花びらが散り始めていました。どんな梅の実がなるのかな…

花の中に、メジロがいました。とても忙しそうに花の芯にくちばしを差し込んではすぐ次の枝に移って行きます。なかなかカメラに収まってくれません。

 梅の木のあちらこちらに姿を見るのですが、写真に撮るのは難しいですね。
でも、いろんな動きをするので見ていて飽きないですね。

 こんな細路地を抜けて、養田さんちへいったんです。そういやさ…、

買い物している間に、ものすごく嫌なニュースが飛び込んできました。「新型肺炎対応の医師ら職場でバイ菌扱い 学会が抗議声明」(朝日新聞デジタル 2020/02/22 15:26)というニュースです。全文を引用させてもらいます。

 日本災害医学会は22日、新型コロナウイルスに対応した医師や看護師らが職場内外で不当な扱いを受けているとして、抗議する声明を出した。「バイ菌」扱いするいじめを受けたり、現場で対応したことに謝罪を求められたりする例が相次いだと訴えている。
 この学会は、医師、看護師、救急隊員ら災害医療や防災に携わる個人・組織でつくる学会で、阪神・淡路大震災が起きた1995年に発足した。
 多くの医師や看護師らが、災害派遣医療チーム(DMAT)として、中国・武漢から政府のチャーター便で帰国した人や、横浜港でクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員への対応にあたった。声明では、こうした活動がなければ、より多くの人が重症化して命が失われた可能性があると指摘した。
 ところが、学会によれば、医師らが不当な扱いを受けるケースが続出。自分の身を危険にさらして活動したのに、職場で「バイ菌」扱いされたり、子どもの保育園・幼稚園から登園自粛を求められたりしているという。さらに、職場の上司から現場で活動したことに対する謝罪を求められた例もあった。当事者から「悲鳴に近い悲しい報告」が寄せられているとしている。
 学会はこうした行為を見過ごすことはできないとして、「もはや人権問題ととらえるべき事態であり、強く抗議するとともに改善を求めたい」とした。
 新型コロナウイルスをめぐっては、感染者を受け入れ、看護師が感染した相模原中央病院(相模原市)も今月、「職員やその子どもが、いわれのない差別的扱いを受けている」などと訴える書面を公表している。(瀬川茂子)

 養田鮮魚店には、鯛やイトヨリが並んでいました。きれいです。

でもさ、どうしてニュースのような事態が起きるのかね。災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として、未知の病原体による災害発生の最前線に飛び込んで、人命救助に当たっていた医師や看護師等の専門スタッフとその家族が、職場や地域社会でいわれない差別にさらされているってんだいね。私たちの国はどうなっているのかな。
彼らとその家族は称賛されることはあっても、差別したり、批判したりすることはありえないはずだいね。あるとすれば、新型コロナウイルスよりも恐ろしいことだよね。

日本災害医学会の声明は、同学会のHPのこちらに掲載されています。読んでください。

 サゴシです。サワラの小さいものです。おいしい魚ですよ。

医療の現場でまで、こういうことが起きているのだとすると、ほんとうに心配になりますよね。
マスクの着用にしても、私なんかは「人様に迷惑かけないために着用する」って教えられてきたんです。つまり、私の口や鼻から出る飛沫が他の人にたからないように、飛ばさないようにするためにマスクをしなさいって教えられたんです。
でも、今は違うんだいね、他の人はみんな危ない人でそういう連中からわが身を守るためにマスクするってことらしいですよね。いつからこうなっちゃったんだろう…
「わが身大事」という考えは間違いではないけれど、それだけを物差しにしてしまうと「社会」は成り立たたないってことをよく考えて欲しいやね。人間にとっては「社会」しか生きてく場所がないのですから。

 

実は、養田さんちでも野菜を買ってしまったんです。それも直売。
榛名山の方でワサビを栽培している人がいて、時々持ってきて販売を頼んでいくらしいのです。ただ、刺身に添えるおろしわさびとして使うには、ちと育ちが悪すぎるみたいです。その代わり、値段はものすごく安価、それと葉っぱや葉柄が新鮮なんです。採れたてですから。

  とにかく汚れたとこだけ取り除いて、細かく刻んじゃいます。根っこも葉っぱも。

 そしたら、5本のワサビで109gの刻みワサビができました。これをポリ袋に入れて、ワサビの重量の3%の食塩を加え、もみもみして空気を抜いて封をします。冷蔵庫で一晩寝かせてから、酒かすと合わせて漬け込むとおいしいワサビ漬けができるんです。今日、これから漬け込みます。

 

 買ってきたサゴシは、皮目をバーナーで焼いて「焼霜づくり」にします。こうすると皮もおいしくいただけます。

ユキ子さんの両親のところへ届けた夕食のおかずです。刺身は、ヤリイカの糸づくり、マグロの中トロ、サゴシの焼霜づくりです。上の左は、ブロッコリー、カリフラワーとトマトのフキノトウ入りマヨネーズのサラダです。上右は、サゴシの竜田揚げとレンコンとパプリカの素揚げ、レタスと菜の花を添えました。

届けて広東橋まで戻ってきたら、西の空が夕焼けになっていました。でも、あんましきれいでなくて、ちょいとおどろおどろしい、いじめの世の中を象徴しているみたいな空模様でした。嫌ですね…

 

   

わが家の夕食も刺身の盛り合わせ、」竜田揚げとサラダの盛り合わせ、それと、サゴシと野菜のなます、そして菜の花とカキナと海苔の汁でした。
使った野菜は、ニンジン、紫ダイコン、菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、トマト、レタス、レンコン、パプリカ、ショウガ、カキナ、フキノトウ、ばら海苔の13種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


比刀根橋の溜水でシラサギに出会って、愛宕さまで12種のツバキの花を見物、春が来たみたい…

2020-02-22 07:37:58 | あんじゃあない毎日

流れの止まった広瀬川、交水堰から比刀根橋にかけてはまだ溜水が残っています。
その溜水に映った比刀根橋のところを、シラサギがのんびり歩いていました。
サギが歩けるほどの水深になったのです。

昨日はDroitのトレーニングの日、広瀬川シルクスタジオだったので、その前に平野屋米穀店で黒豆と十六穀米を買い求めて、比刀根橋を渡って行ったんです。そしたら、交水堰の上の溜水にシラサギがいるのを見っけたんです。コサギでなく、ダイサギですね、

 悠々と歩く姿は素敵です。川面に映った橋と重なって、不思議な風景を作ってくれていました。

トレーニングは上体の運動能力の改善と筋力の増強、体幹バランスの向上を課題に、鈴木トレーナーが私の身体の状態にあわせて指導してくれています。パーソナルジムならではです。

 スタジオのある交水堰下流は、川底が露わになっています。
トレーニングを終えて、愛宕さまに立ち寄って帰ることにしました。

 

愛宕さまにお参りしていく気になったのは、愛宕さまとその隣にある住吉町2丁目公民館とその広場のまわりに植えられている椿の花を見たかったのです。

いろんな品種のツバキが、育てられているんです。何種類ぐらいあるかな、とりあえず、昨日咲いていた木の花を撮ってきましたんで見てください。

   
   
   

私の眼で見ただけで、異なる花が12見つかりました。
日本ツバキ協会の情報では、日本のツバキの園芸品種は2200種以上あるのだそうです。それに、海外で品種改良された園芸種は5000種を超えるとのことです。「花を見ただけで、品種を同定することは不可能です…」と、椿を育てることにはまっていた方からお聞きしたことがあります。すごいです。
それでも、品種を知りたいお方は、こちらのサイトをご覧ください。

  こちらは、一昨日見た椿です。クリーム色のは、代田神社境内のツバキです。右は西片貝町で出会ったツバキ、赤い花と白い花が一本の木に咲いていました。

午後は、来客もあったので、買い物に出ることもなく、家で静かに過ごしました。
新型コロナウイルスへの感染を恐れているわけではありません。感染症予防については、去年の入院中から地道にやっていますので、今更上乗せ努力はしなくても良いみたいです。昨日は、ただ静かにしてたかっただけです。

 

   夕食は、冷蔵庫に貯蔵されている食材で作りました。まずは、ミネストローネ風スープ、野菜は、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーの茎、ナバナ、シイタケです。乾燥バジルを使っています。
サラダは、レタス、トマト、紫ダイコン、ソースはマヨネーズ、クリームチーズ、種子入りマスタードを合わせてパセリを加えています。
それから、ハムのソテーにブロッコリーとキャベツです。バルサミコでいただきました。

  神津牧場のゴーダチーズとカキナのオムレツ、ソースは自家製のニンニクを効かせたトマトソースです。そして、タマネギとダイコン葉を入れた黒豆ご飯のバターライスです。

 トマトソースは朝食後に作って瓶詰にしておいたものです。市販のケチャップと違うあじわいがありますから、暇みて仕込んでいます。
昨日の夕食で使った野菜は、15種類です。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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日吉公園も、代田神社も、市ノ坪公園も、河津桜が三分咲き近くまで開いてます。今週末にはお花見ができますよ!

2020-02-21 07:02:49 | あんじゃあない毎日

今週末はお花見ができますよ。
前橋のあちこちで河津桜が咲いています。間もなく見ごろを迎えます。

日本気象協会発表の第2回「桜開花予想」も記録的な早さとなっていますよ。

これはね、県民会館の東側の日吉公園です。若木も含めると10本ほどの河津桜が植えられています。
昨日は曇り空でしたけど、風が凪いでいたんでのんびり花を見ながら散歩している方がいました。

   桜の木には、ヒヨドリやメジロが食事に来ています。運が良けりゃ、かわいい姿がご覧になれますよ。
何年前かな、伯母さんと一緒に来たときは、かなりな数のメジロの群れに出会えました。
地元の皆さんが育てている菜の花もきれいに咲きそろってきています。

 

 こちらは、前橋駅の南の代田神社です。昔は前橋駅の南側は前代田町だったんです。その南が市ノ坪町。この社には、淡島神社も祀られていて、それと江戸時代の慶応年間に建立された「蚕影山大日天子」の文字塔もあります。身延山の偉いお坊さんに書いてもらった文字を刻んであるみたいですよ。いずれにしてもお蚕さんと縁があるみたいです。

代田神社の拝殿脇の河津桜も咲いていました。
私が子どものころは、このお社から南の方はずっと畑や田んぼが続く農村地帯でした。社の南には県の農業試験場や原蚕種製造所(その後の蚕業試験場)があって、父に連れられてやってきた記憶が残っています。
その後、前橋に都市ガスが導入されると、ガス会社のまん丸なガスタンクが設置されて、おもしろいので観に来たりしてたんです。

 

市民文化会館南の市ノ坪公園の河津桜です。公園の北側に2本、中央の築山の上に2本、形よく育った河津桜が暮らしています。

  こちらが築山の河津桜です。もう、三分咲きといった感じです。
今度の週末には、もっと花数が増えていると思います。

 前橋には、敷島公園の野球場西の利根川河川敷中とか、元総社町の関越高速道路脇の「みろく緑地」とか、総社神社の東にある「明神東公園」とか、河津桜を楽しめるところが結構あるんです。
これらのところも、もう咲き始めているのではないかと思いますが、まだ見に行っていないので分かりません。探して、訪ねてくださいな。

 

 昨日は、午前中は東部バイパス沿いの東京インテリアを訪ねて、Мさんから、納戸で使う棚や衣装を納める桐製のチェストなんかの情報をもらっていました。
20年前と大きく変わって、棚はずいぶん進化してお便利で安価なものがあるのですが、着物や衣装を収納する桐製の「箪笥」の類は逆に選択肢がとても乏しくなっている感じでした。よく考えて、早めに注文を出します。

  午前中は、日差しが届いていました。散歩の皆さんも軽装で、気持ちよさそう、こども公園の佐久間川も冷たい感じではなかったんです。そしたら…
目の前を美しい青い鳥が横切って飛んでいきました。

 この木立の中に吸い込まれていったんです。急いで後を追いました。
でも、もう姿はありませんでした。
「幸せの青い鳥」って言われるルリビタキです。しばらく前に、ユキ子さんからも目撃情報を聞いていました。確かにルリビタキでしたが、撮ることはできませんでした。どれぐらい美しいかは、こちらの写真をご覧ください。

 家に戻って、ユキ子さんのランチ用に玉子焼き、ハム、トマト、サラダ菜のオープンサンドを用意しました。私は、トマトソースのペンネにしました。

 しっかり食休みしてから、買い物ついでに河津桜を見物して回ったんです。

 

  帰るころには、焼き鳥屋の店先では七輪で炭おこしが始まっていました。いいね、でも、こういう店に出入りできなくなって一年以上たってるんですね。よく我慢してらいね…

 空はすっかり曇り空になっていました。中央前橋駅を出発した電車が短く警笛を鳴らしました。でも、脇を流れる広瀬川の川底で採餌していたムクドリは、ちょっこっと顔をあげて電車を見やっただけでした。慣れてるみたいです。

 

   夕食は、野菜のスープ、ポテトサラダ、そして、河津桜見たんでサクラマスのソテーです。
スープは、白菜、ニンジン、シイタケ、ショウガ、ナバナ、それにベーコンです。
ポテサラは、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ブロッコリー、パセリ、それと茹で卵です。レタスとトマトと二十日大根を添えました。
サクラマスのソテーは、ニンニクを効かせたトマトソースです。付け合わせは、レンコン、ブロッコリー、キャベツ、カキナでした。使った野菜は13種類です。
サクラマス、おいしいですね。桜の季節がやってきました。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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減水した桃ノ木川を関根町まで、空っぽの発電所水槽を覗いて、あとは素敵な梅探し、穏やかな冬の日でした

2020-02-20 07:48:05 | あんじゃあない毎日

昨日は穏やかな冬の日でした。
自転車を止めて青空を見上げたら、飛行機が白い尾を曳きながら飛んでいました。
音は聞こえてきませんでした。飛行機が出す白い尾は飛行機雲にならずに、すぐに消えてしまいました。

 関根町まで出かけました。若宮町の群大付属小学校の前、赤城山がきれいに見えていました。
桃ノ木川沿いの道をのぼっていくことにしたんです。

   利根川からの取水が止まっている桃ノ木川はいつもの半分も水量がありません。川面には、渡り鳥のカモの姿はなく、いるのはカルガモだけでした。中洲では、シラサギが首をすくねて昼寝をしているみたいでした。

 関根町にある名胡用水の取水堰(名胡堰)は可動堰の改修工事をしていました。


名胡堰の上流には、一年中水深1メートル弱の貯水があります。いつもの冬ですと、コガモやキンクロハジロの姿が見られます。でも、今年は川底をわずかな水が流れているだけ、水鳥の姿はありません。

  川の中で目立つのは、風に揺れる枯れたアシの穂ばかり、川岸の菜園には菜の花が咲いていました。

 桜並木の向こうに、吾妻の雪山が姿を見せてくれていました。

関根町まで来ると、赤城山の姿はすっかり変わります。
右側の峰が鍋割です。見えませんが、その後ろに大洞へ下る峠の新坂平があります。左に尖って見える見えているのが鈴ヶ岳、新坂平から鈴ヶ岳までは登山道があります。赤城の外輪山の登山道の中では代表的なコースです。
新坂平の駐車場に車を置いて、鈴ヶ岳登山口から登ります。途中、小さなピークの姥子山、それからとても眺望の良い鍬柄山を越えて行きます。最後の鈴ヶ岳への上りは結構な急坂、補助ロープが備えられているルートになっています。元気な人だと鈴ヶ岳までの片道が1時間半ほど、ゆっくり休み休みで2時間ほどの登山です。
その鈴ヶ岳への登山道のある尾根筋が良く見えています。
初夏になったら、誰かにサポートしてもらって歩いてみましょうか…

 

  帰り道、広瀬川の県営関根発電所の水槽を覗いてみました。水は全くありません。底が見えています。左側には大量の堆砂の山ができていました。
水があれば、カモやカワウたちのたまり場になっているところです。

  走っていると、美しい梅の木に出会います。今が盛りと咲いていました。

敷島公園の松林のはずれにある梅の木です。見事に咲いていました。

 梅の木の根方には、白い花びらが散り敷き始めていました。その脇に、モグラ塚がありました。春ですね。

ボート池の向こうに赤城山が見えています。池にはカモの群れですが、ほとんどが留鳥のカルガモです。少しだけ、ヒドリガモとオナガガモが混ざっていました。

 

  ついでなんで、岩神町の養田鮮魚店に寄りました。キンメの隣にチコダイがいました。丸っこくってかわいい鯛です。ヒレコダイって名前でも流通してます。
チダイのなかまですので、春の魚です。おいしいですよ。

でも、サクラマスが入ってきてたんで、そっちにしました。ヤマメが海に下って大きくなって川へ戻ってきたマス、名前の通り春の代表です。

  岩神町でも美しい梅の木に出会いました。街へ戻って、青井食堂で遅い昼食、タンメンを食べました。店を出たら、街の区切られた空に二筋の雲が走っていました。飛行機雲ではないみたいでした。

 <ねえ、機嫌いいじゃない…>
「うん、養田さんちでいい話聞いたんだ…」
<何、教えて…>
「やだもんねぇ~、ないしょだもんねぇ~」

 

美しい夕焼け空になりました。
特別何もなかったのですが、気分の良い日でした。

 

 夕食は、ユキ子さんの帰りが遅くなって、昨日も一人で先に食べました。

  野菜とホッキ貝・ヒイカのゲソの酢味噌添えです。野菜は、レタス、トマト、ウド、ブロッコリー、茹でキャベツ、ナバナ、柚子です。
サクラマスの照り焼きです。添えたのはウドの芽とブロッコリーです。

 それと、野菜汁です。カブ、ニンジン、白菜、椎茸、カキナが入っています。そして、前夜と同じ豚バラ大根です。使った野菜は、12種類です。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
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前橋公園は梅に河津桜、そしてマンサクの花が咲いてますけど、昨日は寒くて…、太陽の鐘と市長選挙のまとめをしてました。

2020-02-19 07:29:59 | あんじゃあない毎日

前橋公園の河津桜です。
冷たい西寄りの北風に揺れながら咲いていました。

  近くを通りかかったものですから、立ち寄ってみたんです。数本植えられている若木は三分咲きほどになっていました。
昨日の昼前です、気温は8℃を超えてたと思うのですが、風が強まってきていて、体感的にはとても寒く感じていました。

 ついでなんで、最近植えられた「思うが儘」という名前の梅が咲いたかどうかも見てみたのですが、まだ数輪なので、何が思うがままなのか分かりませんでした。他の梅はもうしっかり咲いているってのに、また見に来ましょう。

  マンサクの花も咲き始めているのですが、まだまだって感じです。暖冬で早めに開花したのですが、ちょいと立ち止まっているってことみたいです。

 

JAファーマーズ朝日町店へ野菜の買い出しへ出かけたときですから、午前9時半ごろの赤城山です。もうこの時間には、西寄りの北風が吹き始めて、冷たかったんです。
でも、ちょいと利根川の向こうまで行こうと思い家を出たんです。

 前橋公園の土塁の上に登って見たのですが、寒かったです。
結局、行こうと思った先に電話して、もうちっと暖かい日にお邪魔しますってことにしてしまいました。

 

 街に戻って、太陽の鐘に会いに行きました。西風を正面から受けながら、何食わぬ顔をしていました。
「ねえ、そこから市長選挙を眺めてて、何か思うところあった?」
<オレは長いこと山の上にいてさ、その後は倉庫暮らし、ここに来たのが2018年3月だろ、市長選挙っての見るの初めてだったんだな…>
「面白かった?」
<面白かあねえやね。ちっと考えさせられたけどさ…>

 「お初の見物の感想を聞かせてくれない?」
<そうだいね、ほとんどの候補者が名前をがなってくだけで、中身がなかったいね…>
「なるほどね、まじめに考えてた若い人たちも言ってましたいね。『聞きたいのは政策、このまちをどうしていくのかってこと』、でも、うまく伝えた候補者は限られてたいね…」
<何したいんか分からねえ奴が多かっいね。それとさ、落選した候補が必ず『私の不徳の致すところで…』って謝ってるのが変だいね>
「『不徳』でないってこと?」
<『不徳』だったら立候補するなって言いてえやね。それに、市長ってのは政策で選ぶんだろ、だったら、『私の政策が不出来でした』とか言うんならわかるけどさ…>
「なるほどね…」

 太陽の鐘が言ってることも一理ありますよね。
選挙が終わって、山本龍さんが選ばれて、私はほっとしてたんですけど、この間、いろいろな皆さんに市長選挙の感想を聞いてきました。みんなから聞いた話はしまっときますが…、
当選翌日に山本龍さんが送ってくれたメールには、「これから4年間、マニフェストの行程を進め、生きやすいまちを目指します」とかかれていました。

 私は、こう思っています。
山本龍さんは、選挙に際して「生きやすい前橋へ 2020マニフェスト」を公表し、市民の支持を求めました。それから、市内16地区ごとのマニフェストも発表しました。
いろいろな皆さんの選挙についての感想を聞きながら、再び龍さんのマニフェストを読み直していました。これらのマニフェストは、周囲の誰かに書かせたものでも、市役所の職員を動員して作らせたもでもありません。すべて、龍さん自身が、いろいろな皆さんの意見を聞き、そして考え、自らペンをとって書いたものです。それから、新聞社や若者たちからのアンケートにも自ら回答を作成して返信していました。
だから、これからの4年間は、山本龍市長が、自ら書き起こしたマニフェストをどこまで真剣に具体化していくのかということにだけ、私は関心を持っていこうと思っています。

太陽の鐘近くの道端には、スズメノカタビラがもう花穂をつけていました。

 選挙の前から、私はいろいろなことを書いてきました。
この先私がしなくてはいけないことは、「生きやすい前橋へ」というマニフェストに基く山本龍市長の取り組みを、少し離れたところからしっかり応援して行くことだと思っています。一人の市民にもお手伝いできることは必ずあると思っています。
ちなみに、山本龍さんのマニフェストは、こちらからダウンロードできます。

太陽の鐘の下では、ユキノシタが新しい葉を広げ始めています。この葉っぱ、てんぷらにするとおいしいのですが、ここのは採ってはいけません。

 

 呑竜仲店のヤギカフェで少し遅い昼食をしました。
ほうれん草のソテーがライスの上に載ったカレーライスです。サラダにうるいが入っていたのがとてもうれしかったです。

  広瀬川の川岸は、見た目は春の陽気みたいなのですが、風は冷たかったです。流れの止まった川底の水たまりには、風が、そのまま型板ガラスの文様に使えそうな風紋を描いていました。

 

 夕食はユキ子さんの帰りを待っていたのですが、7時過ぎても戻ってこないので一人で先に食べることにしました。

   茹でたヒイカと野菜の酢味噌添えです。野菜はウド、トマト、ナバナ、ワサビ菜、それとたっぷりの柚子の皮です。おかずは豚バラ大根、豚バラと大根はしっかり焼いてから、ショウガを加えて煮ています。そして椀は豚汁です。大根、人参、椎茸、ブロッコリーの茎、ネギ、ゴボウ、トウフが入っています。
使ったやさいは、12種類です。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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今はもう珍しくなった木の塀、20年目のメンテナンスをしています。たくさんの記憶とともに木はそこにあります…

2020-02-18 07:29:25 | あんじゃあない毎日

立派な門と木の塀があるお屋敷です。
JAファーマーズ朝日町店のすぐ南隣にある、国の登録文化財に登録されている萩原家住宅です。
萩原家は、製糸業を営んでいた方の住まいですが、屋敷の中に繭を貯蔵した「繭蔵」と呼ばれる土蔵があります。現在も個人の住宅として使われていますので見学は外観だけです。詳しくはこちらを。

 萩原家を紹介したのは、木の塀の話がしたかったのです。私が子どものころはどこでも見られた木の塀ですが、今は探さないと見ることができなくなっています100軒の住宅をチェックしても木の塀のある家は1軒もなかったというのが前橋での普通の観察結果です。
萩原家の木塀は良質の板を隙間なく張り詰めた塀です。立派なものです。このレベルの塀だと、前橋で数件しかないと思います。

  わが家の近くの城東町、朝日町、三河町で探しても、ちゃんとした木の塀は4~5件ほどしかありません。これは朝日町にある塀です。立派に黒瓦の屋根が載っています。贅沢なつくりの塀です。

 これも朝日町です。塀の上部と下部は、風が抜けるようにつくられています。塀の上部は銅板が張られています。素敵な塀です。

塀越しに、梅の花が満開でした。庭師さんが入って、庭園樹の手入れをしているところでした。

 こちらはもっと簡素な塀です。板を桟木を挟むように交互に張ることによって、風通しを良くしている作りになっています。庭が狭く、住まいに近接している木塀でよく使われていた作りです。

わが家の近くで見られる木の塀をご覧いただいたのは…

わが家も木の塀なんです。建物に近接しているので、風通しを良くするために桟木に交互に板を張った作りになっています。塀はありますが、わが家には門はありません。
この家をつくるときに尊敬する方に相談したのです。そしたら、「門構えるほどのおだいじんじゃあんめえ…」と言われ、「仕舞屋(しもたや)」のつくりになりました。仕舞屋というのは店屋が閉店して住まいになった家という意味です。
「あんめえ」と言った方も「木の塀ならよかんべぇ」で、木の塀を作りました。

 木の塀が激減した理由は、金属や合成樹脂、コンクリートなどを原料とする工場生産の材料を使う塀やフェンスと比較すると、材料費も工賃も余分にかかります。それと、塗装や補修のメンテナンス費用も用意しないと維持できません。それに「防火地域」や「準防火地域」では建築基準法上の制約もあります。もっとも、わが家の塀ぐらいのだと、規制対象ではないのですが、なんか燃えるものを街中で作るのは良くないみたいに思われています。
それでも、20年前に、こだわって木の塀を作りました。そのわけはね、例えば…

 これは居間の壁に張られた杉板です。木材の一番の良さは、記憶があることなんです。木材は、いろんなことを覚えていてくれています。その記憶を共有できるんです。

この傷、何の傷かわかりますか。
キキの爪とぎの跡です。爪を研がれるのを承知で、居間の壁はわざと柔らかな杉材を使ったんです。
おかげで、キキと一緒に暮らした記憶を、この杉板がずっと守ってくれています。

 壁で爪とぎしているキキです。いまはもう、爪の跡は増えることはありません。でも減ることもないのです。今でも、一緒の時間に戻れます。杉板のおかげで…

 

  でも、20年経つと痛みが出てきています。去年の台風19号の時に、倒れないかと心配したんです。それで、倒れるのを防ぐための補強をすることにしました。補強の方法は、補修工事を引き受けてくれた野口組に考えてもらい、金物を使うことになりました。

  それと、塀の下部の土台部分が蟻に食い荒らされたり、腐食したりしていました。傷んだ材木を新しいのに交換してもらうことにしました。
補修が終わったら、浸透タイプの木材保護成分を含む塗料で塗装してもらいます。10年目に一度、塗装をし直してますので、土台部以外の木材は大丈夫みたいです。

  昨日は、傷んだ土台を除いて、新しい材木に取り換える作業を大工さんがやっていました。「津久井さんちの仕事だからいいやいね、さすがだいね…」、大工さんの感想です。
津久井さんちってのは、この家の施工を担当した津久井工務店のことです。
「せっかくのいい仕事ですから、ちゃんと補修して、俺が死んでも塀が残ってるようにってさ…」
補修をしてくれている大工さんも、私と同じか私より少し上みたいです。
この次に補修が必要になるころには、こういう仕事できる職人さんがいなくなっているかもしれません。

Droitへトレーニングへ行く時に通りかかった三河町、竹の塀が見られます。板塀よりももっと珍しくなったものです。前橋の街ではここだけかもしれません。
この角を右に行く路地は「竹屋横町」と呼ばれて、ちょっとした飲み屋街でもああったんです。竹材店があったんで「竹屋横町」、その竹材店経営者の住まいなんです。

 最近、こういう竹風の塀が見られます。「人口竹垣」と呼ばれる合成樹脂製のフェンスです。見た目だけ、何とも言いえない、いやらしさがありますよね…
手がかかっても、やるなら本物でないと…

 「左右の肩がほとんど平らになりましたね、左肩があがってたのが治ってきてます…」、Droitの鈴木トレーナーの昨日の評価です。退院直後の去年の夏、私の左肩は右肩よりもあがってしまっていたんです。半年以上かかりましたけど、ようやくバランスが普通になってきています。
「足もむくまなくなって、助かってます…」
「すっかりむくまなくなりましたね、押しても変でない…」こちらも鈴木トレーナーが評価してくれています。
私の身体も、専門家のメンテナンスで、少しずつ、当たり前の姿を取り戻してくれています。
だから、塀もメンテナンスすることにしたんです。

 

 雲に隠れた赤城山の方角に、入道雲が沸き上がっていました。
2月ですよね、2月でも、こういう雲が見られるのですね…

 

  ユキ子さんは東京の稽古場へ出かけました。
「今日は遅くなりますから、夕飯先にしてくださいね」だって。
それで、独りの夕食です。キャベツ、タマネギ、ニンジン、ベーコンのスープです。
ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモ、セロリのミートソースとゴーダチーズのグラタンです。
ユキ子さんには、牛筋肉のシチューと野菜サラダを用意してあります。

  遅くに戻ってきたユキ子さんの東京土産は、根津権現脇の「一路庵」の雛あられと、「立春」の練り切りです。

「あら、女雛しかいないの?」
「はい、今日はなぜか男雛がみんな出てしまいまして…」
ということで、女雛と、梅に鶯とでありました。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

 


昨日は墓参り、母が逝って20年が過ぎました。午後の散歩は馬場川、オナガが川底で採餌してました…

2020-02-16 18:11:16 | あんじゃあない毎日

馬場川の川底にオナガの姿がありました。
オナガは雑食性です。群れで木々を移動しながら見つけた餌を集団で食べていることが多いです。
木の実や草の実、昆虫やその幼虫なんかが主な餌だと聞いています。

  広瀬川の水止めが始まると、支川の風呂川や馬場川、端気川なども流水が止まります。水の流れていない馬場川沿いの道を正幸寺の山門前まで来たら、山門前の石橋のあたりにオナガとムクドリが群れていたんです。

 オナガたちが下りていた川底です。青い水草が見えます。この水草を食べてたんかな、それともこの水草の中に昆虫の幼虫か何かがいるのかな…、なのです。
いずれにしても、水止めになった川筋はいつもと違った賑わいです。

 

  昨日は、墓参から始まりました。母は、2000年2月18日に86歳の生涯を終えました。母は栃木の宇都宮で生まれ育った人でした。
ちょっと早いのですが、都合で、昨日墓参りをしました。
三河町の花こうに、花をしつらえてもらいに寄ったら、啓翁桜やミモザがありました。

 亀泉の霊園へ行くのに、中央前橋駅前を通ったら、全国で初めての自動運転の路線バスに出会いました。このバスは、昨年の12月12日から、中央前橋駅と前橋駅を結ぶシャトルバス路線で、乗客を乗せた形での実証実験を実施しているのです。
運転席に運転手の姿がありますが、運転しているのでなく、正常に自動運転されているかどうか監視して非常時に備えてるらしいです。実証実験が始まって2ヶ月ですが、正常で安全に運行しているとのことです。
前橋市のHPの紹介ページはこちらです。毎日は走っていません。全国初の自動運転バスに乗ってみたい方は、市の紹介ページに運行予定が掲載されていますで、それをご覧になってください。

 

   小雨が降っていました。母を見送ったのは介護保険制度が施行される直前でした。それまで、自費で介護士を雇って在宅介護を続けていました。食事の供給から始まった介護は10年以上…、それが終わってから20年が経ちました。
亀泉の霊園では、年老いたソメイヨシノを伐採して、河津桜への植え替えが進められています。もうちらほらと咲き始めているのですが、咲いた花のほとんどが鳥たちに食べられているようです。

 墓地を出たところで猫に出会いました。雨があがったかどうか見に出てきたみたいです。そうなんです、小雨は上がり始めていました。

  家に戻って、ブログの「リアルタイム・アクセス」状況をチェックしてびっくりしました。墓参りに出かけたのは9時ごろでしたが、9時20分ごろから10時20分までの1時間ほどの間、ページビュー(PV)が、170PVほどの水準で推移してたんです。これは、異常な水準です。gooブログのランキングで、一時的ですが4位にランクされてました。
通常は、右の写真ぐらいです。多い時でも15PVから20PVほどの水準です。私のブログは、一日平均で訪問者(UU)が700~800、ページビュー(PV)が1500~2500ほどのレベルで、gooブログのランキングで700位台です。こんな風にPVが急増したのは初めてです。
(今朝見たら、昨日16日の来訪者は792UUでいつもと同水準、ページビューは6013PVでいつもの2倍以上になっていました。どなたか、ものすごい量のページをチェックしてくださったみたいです)

   ユキ子さんは墓参から戻ると直ぐ東京へ出かけました。私は、煮込みおでんの食材の残りを総菜に加工したり、やかん磨きしたり、カレーつけ麺のうどんで昼食したり、のんびりしてました。

 

  2時半ごろ、もう雨の心配もなさそうなので散歩に出ました。出てすぐに、電話線に小鳥がとまっているのを見っけました。曇り空、よくわからなかったのですが、注意して見たらメジロでした。一羽だけ…

 それから、東部バイパスの東京インテリアに寄って、Мさんを探して、間もなく完成する納戸で使う家具類を検討してもらうのをお願いしました。Мさんは、わが家で使っている家具を選んでくれたインテリアコーディネーターなんです。用のある時しか訪ねないので、なんか申し訳ないです。
厄介な願いを、快く引き受けてくれました。

  それから、三河町の馬場川沿いの道を散歩したんです。川の水が止まると、いろんなのに出会える可能性があるからなんです。最初に出会ったのは、ツグミでした。その次が、川底で採餌していたオナガたちでした。

  正幸寺の墓地の梅は満開になってました。
住む人のいなくなった空き家では、玄関先に金柑が実り、大きな椿の花が咲いてます。それに、梅の花も。でも、もう見てくれる人はいないんですね。そのうち家ともども姿を消すことになりそうです。

 

  街の空はどんよりとした曇り空でしたが、帰るころにはビルの上から薄日が差し込んできていました。アーツ前橋のロビーでは、小さなお友だちがなんか作ってます。ワークショップが開かれてるみたいでした。

呑竜仲店のヤギカフェを覗いたら、顔見知りのYさんはじめお客様がいっぱいなので遠慮して、家に戻ってこじょはんすることにしました。
三河町の塀の上では、シッカリ寝込んでしまっている猫に出会いました。この塀も直になくなります。なくなってしまったら、この猫どこで寝るのかな…

  雨上がりの街の隅にはあちこちに猫がいました。特に話題はなかったです。静かな雨上がりでした。

 家に帰って作ったこじょはんです。ジャガイモのガレットに、カキナとエリンギのオリーブ油炒め、レタス、フライドエッグです。飲み物はジンジャーを効かしたチャイでした。

 後はユキ子さんの帰りを待ちました。自宅近くの広瀬川の川岸の木にムクドリが集まってました。昨日は曇りだったんで、5時ごろには暗くなり始めてしまっていました。

 

   

ユキ子さんは7時過ぎに帰ってきました。夕食は…
ウドと寄せ湯葉のポン酢、ウドの芽とフキノトウの天ぷら、蓮根入り鶏つくね焼きとエリンギとチジミホウレンソウの醤油炒め、それと野菜汁(大根、人参、椎茸、白菜、ネギ)でした。
素朴でおいしい食事になりました。使った野菜は12種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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広瀬川に水のない暖かな日はやたらと猫に出会って、植物文様の型板ガラスの横丁をのぞいたりしてたら、見事に失念…

2020-02-15 07:14:36 | あんじゃあない毎日

昨日の夕日です。とてもきれいな夕日でした。
一日ごと、日が長くなってきています。前橋の日没時刻は午後5時半近くになりました。
夕日見ながら考え事していて、ハタッ!っと思い出しました。またやっちゃいました…

 

   夕方はご用があるからってんで、朝食後に2日前から仕込み始めた牛筋肉のシチューを仕上げて、お友だちに分けてあげる分をパックして、残りは今夜の夕飯になどど算段してたんです。ついでだからって五目豆も煮て…

 訪ねてくれた友人とお茶してから、Droitのトレーニングに出かけました。城東町の満開の梅の木の枝がわさわさ揺れてました。メジロではないですね、揺れ方が大きいやいね…

  花の間からヒヨドリが顔を出しました。梅の花を散らかしながら食べまくっていました。すごい食欲です。うらやましいよね。

 

水の止められた広瀬川、諏訪橋の上の水たまりは、なんとなく前の日よりも小さくなった気がします。まだ水止め3日目ですけど…

  カルガモが、水たまりの底へ首を突っ込んで採餌していました。カモが描く同心円状の波が素敵です。

Droitのレッスンは快調でした。アームカールは左右の手に5㎏のダンベルをもって10回を2セットできました。だいぶ力もついてきています。でもね、不得意な種目もあって、余分な力を入れちゃうので汗もかきます。もっと上体の力を抜いて動けるようにならないと…

 

 Droitの帰り、焙煎館でコーヒー豆買って、まち猫に挨拶したのに無視されて、青井食堂でカレーライスをごちそうになって…

 家に戻ろうとしたら、今度はクロネコに出会いました。よく猫に会う日です。というのも、晴れたり曇ったりでしたけど、とても暖かだったんです。気温は16℃を超えていたんです。

 

三河町の路地です。区画整理事業で間も姿を消す路地です。前橋空襲の後に造られた昭和20年代から30年代にかけての木造建物が軒を連ねています。

猫がいます。日向ぼっこかな。
向こうに井戸のポンプが見えます。もう使われてはいないみたいです。
私が物心ついたのは天川の戦災住宅、水道はなくて、8軒か10軒に一つの共同井戸がありました。こんな風景だったんですよ。水汲みが少年の仕事でした。

  路地の入り口にあるかつては繁盛してた居酒屋さんと思われる建物の丸窓、竹の格子の向こうのガラスは竹の葉の文様の型板ガラスです。
じつはね、この路地、植物を素材にした文様の型板ガラスがいくつか見られる路地なんです。

 丸窓の隣のガラス戸は、これは千草模様だいね、しゃれた型板ガラスなんです。

 その奥には、木の葉の模様の型板ガラスも見られます。

  それから、こんな複雑な桜の花の文様のもあるんです。型板ガラスの最盛期だった1960年前後に造られた建物なんでしょうね。

型板ガラスの文様に関心のある方は、こちらのサイトをご覧になるといろいろ見られますよ。大阪板ガラス販売という会社のHPの中にある型板ガラスの紹介サイトです。
間もなく前橋の街からも型板ガラスがある風景はなくなるみたいです。今のうちにご覧あれ…

 

 で、あとは家に戻って、雑事をこなしていたんです。この段階では、まだ夕方の用事を忘れたりしていなかったのですが…
時ころに、ふと思うことがあって、家を出たんです。これが間違いでした。
家を出たとたんに、4時半に石原総合歯科の診療予約をとっていたことを見事に忘れてしまったんです。それで、思うことを済ませて、きれいな夕日を眺めてたんです。それが最初の写真なんです。
家へ戻ってきたら…

 電線の上でヒヨドリが鳴いているんです。
<ワスレタロ ワスレチャッタロ ワスレタロ ザマアナイナイ……>
思い出しました、でも時すでに遅しで、来週、謝りに行きます。ごめんなさい。

 

   少々落ち込みながらの夕食です。
サラダは寄せ湯葉と野菜(レタス・ワサビ菜・カリフラワー・トマト・カブ)、ドレッシングにはフキノトウを刻み込みました。
牛筋のシチューです。牛筋肉とトマト・タマネギ・セロリ・ニンニクを二日がかりで煮込んで、仕上げにニンジンとエリンギを、おしまいにブロッコリーを盛りつけました。そして、ジャガイモとチジミホウレンソウのソテーです。ご飯は十六穀米を少々。
おいしくできていました。使った野菜は、14種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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水の止まった広瀬川沿いを岩神町のアジアパンがある広瀬橋まで辿りました。水のない川の風景です。

2020-02-14 07:23:01 | あんじゃあない毎日

広瀬川の水が止まりました。端気川へ分水する十六本堰も水門が高く上げられ、流水は全く流れていません。
広瀬川は人工の川、農業用水を田畑に供給するための疎水として、江戸時代が始まる少し前に原型が作られたらしいです。昔は広瀬川でなく、「比刀根川(ひとねかわ)」って呼ばれていたんだそうです。
今でも、広瀬川は農業用水、前橋の街の中を流れている水路は、広瀬桃木両用水土地改良区という農業団体が管理しているんです。

 立川通の諏訪橋から上流を眺めています。いつもなら音を立てて流れているのですが、川は静まり返っています。
毎年、2月の末から3月初めにかけて、流路や堰の点検整備をするために土地改良区が「定期断水」という水止めをします。だいたい20日間ほどです。でも、今年は少し違って、定期断水の前の2月12日から20日までの間「臨時断水」する必要ができたらしいです。それで、12日から流れが止まっています。3月9日までですから、ほぼ一月の長い水止めです。

  昨日の午前に来客があったり、ちょいと用事もあって昼近くに家を出ました。人を訪ねて、昼食して、それと養田鮮魚店へ魚の買い出しです。それで、水の止まった広瀬川沿いを辿りました。
諏訪橋の上流です。文学館、リバティー、Droitの広瀬川シルクスタジオがあるところです。
昨日は暖かでした。散歩している皆さんも軽装、私もシャツの上にフリースだけ、いい気分です。

  水が流れていない交水堰です。緑のミズゴケがびったりと茂っているコンクリートの堰が温かい日差しを浴びています。堰の下流にできた水たまりではカルガモが泳いでいました。

 用事を一つ済ませて比刀根橋に戻ってきたら、昼食がまだなのを思い出しました。
出会った女性から、「お食事、三度さんど、ちゃんと召し上がれるようになりましたか?」って尋ねられました。「はい、三度さんどというよりも、三度も四度も、五度までも、頑張って食べてます」って答えたんです。そしたら…
「食べることが大事ですよ、頑張ってね」って激励されました。うれしかったです。

  で、弁天通の猫に、「頑張って食ってくるぞ!」って宣言して、呑竜仲見世のヤギカフェで、「ヤギカフェ特製チゲスープ」のランチをいただきました。これって、前橋市長選期間の特別メニューだと思ったら、その後もやってます。おいしいです。

 ピアノの上に変なんが載ってました。なんだろう…
貼ってある紙切れには、「私たちはまだリンゴの中で眠ったことがない  和合亮一展」って書いてあります。2月8日から始まった前橋文学館の企画展、福島を拠点に東北大震災を被災した土地と人々の現状を詩に託して活動している和合さんの展覧会のチラシです。詳しくは、こちらをご覧ください。関連イベントの案内はこちらです
で、前の赤いのは紙製のリンゴらしき物体、ちゃんと入り口が開いています。中に入って眠りたい方はどうぞってことのようです。

 

 お腹がいっぱいになったんで、手土産代わりに「ホワイトチョコを焼き込んだオレンジピール入りしっとりケーキ」を分けてもらって、途中一軒寄り道してから養田鮮魚店へ向かうことにしました。チューリップはカネコガーデンの店頭に並べられてた商品です。

柳橋のところは、すっかり水が干上がって川底が乾き始めていました。
川の水が止まると、広瀬川には鳥の数が増えます。川底が格好の餌場なんですね。

  セキレイですね。セキレイ、ムクドリ、スズメ、ヒヨドリなんかはいつでも出会えます。運が良ければ、カワラヒワとかにも会えますよ。右のには、ムクドリが数羽写っているのですが、分かり難いですね。

  のんびりと川岸を進んでたら、柳の木にとまった鳥がいました。大きな木の股の間の細い枝にとまってるのが見えますか。私のデジカメの能力の限界いっぱいで撮ったのが右の写真です。どうやらジョウビタキの雄ですね。

 柳原制水門の上流は川というよりか水路です。深いんです、ここまでは県営発電所で使う水も一緒しますので、たくさんの水が流れるようにつくられているんです。

アジアパンのある広瀬橋の袂からは、遠くに雪の三国山脈が見えていました。
水が止まった広瀬川筋は、ここまでで、ここから養田鮮魚店へ向かいます。

 

   アカハタですね、イシモチですね、シマアジです。アカハタ半身と、イシモチ一尾を分けてもらいました。シマアジは申し訳ないけど、パスです。理由は大きいからです。

  風呂川の水も止まっていました。広瀬川が断水すると、その支川はみんな水が流れなくなります。前橋のまち中の川で流れがあるのは吉野川と佐久間川ぐらいになります。
コブシのつぼみがずいぶん膨らんできていました。

帰りに立ち寄った柳原制水門の上です。一番右が余水路、柳原発電所が止まったり、水位が必要以上に高くなった時に水路の水を利根川に放水するための仕掛けです。余分な水を流すことから「余水路」というのだと思います。
中央の深い部分は柳原発電所の貯水槽の役割を果たす部分です。大量の水を使う低落差発電所特有の貯水槽です。そして、その先の高いテーブル部分が、広瀬川の水の流路になります。制水門が見えています。この水門で、広瀬川の水量をいつも一定に保っているんです。

 

  家に戻って、JAファーマーズ朝日町店の直売コーナーの野菜と養田鮮魚店の魚を調理しました。写真は、ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。おまけにサツマイモとリンゴの甘煮を別に付けました。

 5時半過ぎに届けに行ったら、西の空が夕焼けになっていました。ずいぶんと日が長くなりましした。それに、どう見ても冬の夕焼けではないですよね。

  わが家の夕食もお届けしたのとほとんど一緒です。
サラダは、からし菜、二十日大根、蓮根、カリフラワー、セロリ、トマトです。フキノトウ入りのマヨネーズを添えました。刺身は、アカハタとマグロです。

   

アカハタの頭の塩焼きです。イシモチの南蛮はネギとフキノトウを香味野菜に使いました。セリのゴマ和えです。そして、ほうれん草と豆腐の汁です。
アカハタは素敵においしい魚です。昨日のは、九州の五島から届いたんだそうです。
使った野菜は、10種類でした。サツマイモとリンゴの甘煮は、朝ごはんに回しましたので。

 これは、アカハタのハタです。うまいこととれました。鯛などに比べると、ちょっと不格好ですけど、愛嬌があるかな…
「食べることが大事ですよ」って、昼間励まされたことを思い出して、頑張って作って食べています。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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朝倉田んぼから、真っ白な雪山が遠望できました、めったに見られない眺め、自転車で前橋ミナミ眼科へ行って良かった…

2020-02-13 07:47:18 | あんじゃあない毎日

前橋赤十字病院近くの朝倉田んぼから眺めた雪の谷川岳です。
昨日の10時半ごろ、気温は6℃ほど、風もなく、日差しに温かさを感じていました。
ひと冬に何回あるかな、これほどきれいに雪山が見える日は…

 昨日は、前橋ミナミ眼科で眼の視野検査と診察を11時に予約してました。で、10時ごろ、自転車で家を出たんです。のんびり、写真撮りながらでも十分間に合います。
昨日は、広瀬川沿いに道で朝倉町へ、そこから朝倉田んぼを抜けて、宮地町に向かいました。

 わかば小学校の東側の道から朝倉田んぼへ出たんです。正面に前橋赤十字病院、その右で湯気を出しているのがサンヨー食品、その向こうの山並みは多野の山並みです。空には薄い雲がたなびいていました。

朝倉田んぼの農道へ出て、最初に目に飛び込んできたのは集落の遠くに見える八ヶ岳でした。すごいですね、信州と山梨の境の山がこんなに近くに見えちゃっています…

 それから、少し北寄りに真っ白な浅間山です。きれいですね。
紅白の煙突は六供の清掃工場の焼却炉の煙突です。

そして、北の方を振り返ると、子持山と小野子山の鞍部に三国山脈が見えていました。平標山や仙ノ倉岳なんかです。すごい迫力です。
そして、子持山の右手に…

 谷川岳の姿がありました。
山並み見ているだけで、幸せになれます。ミナミ眼科へ行くの止してずっと見ていたかったです。

   赤城山です。このあたりから見ると、地蔵岳と黒檜山が見えます。昨日は地蔵岳の山頂のアンテナ群もしっかりと見えていました。交通標識の上にとまったスズメたちも山並みを眺めているみたいでした。

でも、予約時間は11時、遅刻しないように…

  麦がずいぶんと伸びてきています。麦踏みローラーを曳くトラクターが走り回っています。間もなく緑の絨毯を敷き詰めたみたいになります。

  田んぼの畔に鳥がいます。タゲリ? ヒバリ? 違いますね、ツグミです。タゲリの姿を探しながらペダルを踏んでいたのですが、出会うことはありませんでした。

  菜園に猫を見っけました。タゲリの情報をもらおうと思って声かけたのですが、ネギにしか関心のない猫のようで、何の情報も持っていませんでした。

 

 という楽しい行程で、前橋ミナミ眼科に着きました。検査と診察は45分ほど、目薬の処方をしていただいて、また一月後に診ていただくことになりました。

 

 帰りはコースを変えて、前橋赤十字病院の西を流れる端気川沿いのコースを選びました。前橋赤十字病院西の県道を猫が渡っていました。ちょっと先に信号があるのですから、信号のある横断歩道を渡ればいいと思うのですが、猫だいね…、良いジジババはちゃんと信号を渡りましょうね。

  端気川の流れは止まっていました。水止めみたいです。
川岸の小さな社の前の桜の若木が咲き始めていました。河津桜のようです。

   道端には、オオイヌノフグリの花がたくさん咲いています。ミツマタの木を見っけました。ちらほらと、黄色い花が咲き始めています。春ですね。

満開の紅梅の向こうで赤城山がのんびりしていました。とても穏やかで、温かい日差しです。自転車こぐのにはもってこいでした。

用もあったものですから、家に寄らずに街へ、その後、少し遅い昼食を青井食堂で頂きました。タンメンです。

 三河町で顔見知り猫に出会いました。
<目の検査はどうだったのさ?>
「うん、大丈夫、視力もちゃんと出てたし、眼圧も標準値の範囲内で、炎症もなくて、問題なしでした」
<視野検査は?>
「これ見てみな…」、板倉院長先生からもらった検査結果のシートを見せました。
<何だか分からないや…>
「オレもよくわかんないんだけどさ、とりあえずセーフみたいだよ」

 

 家に戻ってから、JAファーマーズ朝日町店へ食材を買い出しに行きました。そしたら、広瀬川の水がとまっていました。いつもの年だと2月の下旬からいわゆる「定期断水」という水止めが20日間ほどあるのですが、今年はいつもと違うのかな…
家に戻ってから「美土里ネット広桃用水」を見たら、臨時断水が昨日の2月12日から始まって、それに続いて2月20日から定期断水、で、3月9日に通水を再開するって公表されていました。いつもの年よりも、一週間ほど早くに水止めが始まったんです。

  「暖かいからさ、散歩に連れ出してみたんさ…」ご近所のおじさんと暮らす部屋飼いの黒猫です。時々、おじさんと一緒に散歩してるんです。かわいいです。

 

 夕食のサラダです。茹でたカリフラワー、キャベツ、レンコン、芽キャベツ、生のセロリ、二十日大根、それに水煮の缶詰のツナに、刻んだフキノトウ、レモン果汁、クリームチーズ、オリーブオイル、香辛料を加えて混ぜたディップを添えました。

   カキナ(ツミナ)がすごくおいしそうだったんで、カキナの牛肉巻きを作りました。添えたのはパプリカです。それと、鶏肝とニラのニンニク効かせた醤油炒めです。椀は、カキナの汁でした。
期待通り、とてもおいしいカキナでした。使った野菜は12種でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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