今年のグランプリはNIKEでした。詳しくは「銀河ライター」のサイトで。YouTubeでも見てください！
今年も盛況だったスプーンハウス＠カンヌ。いろいろなお料理をお出ししましたが、大切なのは自分たち用の賄いメニュー。原田シェフ渾身の美味しいごはんの中から、栄えあるグランプリを受賞したのは「かき揚げ風鶏唐揚げの甘辛丼」です。
しっかりと下味をつけた鶏肉にかき揚げ風に新タマネギを加えるのが大切なポイント。揚げたてをそのまま食べても美味しいんだけど、甘辛く煮込んで丼ものに仕立て上げると、何とも言えない豊かな味わいになります。汁多めで、後半はぶっかけラー油なんかも添えてみました。
お客様にも好評だったバーニャカウダは、自分たちのためにも作りました。ニンニクを牛乳で煮込んで(ちょっと水も足します)、ホクホクになったらニンニクのみをアンチョビ＆オリーブオイルとミックス。クリーミーに仕上げます。南仏の美味しい野菜を食べまくりました！ 肉屋さんで買ったパテ・ド・カンパーニュは最高でしたが、自分たちのために用意したリエットは極上！！
サーモン屋さんのイワシ、チーズ屋さんで一番異臭を放っていたウォッシュは、シャンパンの最高のパートナー。
ズッキーニの花のフライは、ピーマン肉詰めをこよなく愛した世代にとっては懐かしい母の味！
お客様にお出ししたマルタイラーメンは、正直なところ最高の仕上がりでした。稲庭うどんの茹で加減とともに自画自賛です。しかしながら、パーティーでお出ししたので、自分たちで落ち着いて食べてはいません。そんなわけで、自分たち用！ 肝は育て続けた出汁を足したこと。豚骨・鶏ガラ・野菜くずの出汁は偉大でした。
市場のそばには良い店が集まるものですね。市場で働く人たちに人気のアンチョビピザは、タマネギがたっぷり使われていて、初めての食感でした。
試食しまくってひとかけだけ買ったブルーチーズも、思わず天を仰ぐ美味さ。
写真を撮り忘れた賄いチャーハンも最高だったなぁ。準グランプリかも。干し椎茸で出汁を取り、パンチェッタまで投入した贅沢品は、冷えた状態でたべても美味しかった。
のどが渇いて起きた明け方、水を飲むついでに前夜の余りを大量につまみ食いしてしまいました。
あーどれもこれも美味しかった！
