基本的に旧市街(メディナ)内での飲酒は出来ないという事になっています。
メディナ外でも公共の場では遠慮すべき。
そこはリスペクトしつつ、イスラム教徒ではない私たちとしてはどうしたら良いか。
参考までに、飲酒体験を残しておきます。
先ずは最高に美味しいレストラン「フェズカフェ」。
ここは、Le Jardin des Biehnという素晴らしいリヤドの中庭にあるレストランです。
ランチタイムはリヤドのゲストでなくても利用出来ます。ネット予約もあり。
ビール以外に白・赤・ロゼと揃っていました。
ビールの後に冷えたロゼをいただきましたが、モロカンスパイスとの相性が抜群でした。
フェズカフェは、飲酒目的ではなくとも訪れたいお店です!
旧市街の目印になるブルーゲートのそばにも一軒。
門から直ぐのカフェクロックという名物店に入る路地の途中に一軒だけある中華料理店。
店の半分が中華料理でもう半分はモロッコ料理対応。
イスラム教では豚肉が使えないので酢豚を酢鳥にしながらも、中華コーナーではビールが飲めます。
不思議な対応ですが、旧市街でビールが飲める貴重なお店です。
ところで、
ガイドブックなどによく紹介されているブルーゲートをこんなふうに見下ろせるカフェ。
ビールあります!と呼び込みのお兄さんもウエイターのお兄さんも言いますが、
出てくるのはノンアルコールビールなので注意してください。
部屋飲みは問題ありません。
買えるのは旧市街からタクシーで直ぐのカルフールです。
通常のカルフールの巨大な売り場に向かって左の隅にひっそりとアルコール専門の売り場の入口があります。
冷えたビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカ、ジンなどなど。何でもあり。
中身が見えない袋に入れてくれます。
ただし、気をつけなければいけないのは、買ったアルコールを通常の売り場に持ち込めないこと。
部屋飲みは問題なし、とは書きましたが、
イスラム教徒へのリスペクトは忘れずに。
ペットボトルに移して地元の屋台で飲むことなども可能性はありですが、彼らが嫌がることをわざわざしなくてもよいかと思います。