ロンドンでの開業から約一年半。
やっと訪れることが出来ました。
勝負する男の生き様を目の前で。
感慨深い。
貫き通すものを大切にしながら、
郷に入れば剛に従う。
歯を食いしばりながらも
辛い素振りはみせずに
あら輝ワールドを展開していました。
上野毛から始まり、
銀座・六本木を経てロンドンへ。
荒木さんは闘い続けています。
リージェントストリートの路地を入ってすぐ、
堂々たる店構えです。
白木のカウンターに10席のみ。
内装は竹中工務店が請負ってくれたそうです。
北野武さんから贈られた絵も
しっかりと出迎えてくれていました。
外国人はカウンターで複数で
ごちそうをいただくことに慣れていません。
それでも、時間とともに
「荒木劇場」に引き込まれて行きます。
銀座時代と大きく変わったのは、
前菜扱いのツマミの出し方。
トリュフやキャビアなど
季節の食材を上手く使って
この土地ならでわの「あら輝」を
印象づけていました。
10席のカウンター、
ぼくは下手から5席目でした。
ぼくの左側4人はフランス人。
右手は中国人カップルと
イギリス人3人でした。
中国人カップルは、
すきやばし次郎にも行ったとのこと。
美味い寿司を求めて
食べ歩いているそうです。
さすがにお酒やお茶の頼み方や
握りの食べ方がサマになっています。
隣になった女性がぼくのお猪口の陶器に
興味を持ったので、
いろいろ話してみたら・・・
この人たち、まだ22歳じゃん!
「この店、すきやばし次郎よりも高いですよ!」
と伝えたらリピーターだそうで
ニコニコしていました。
一部の中国経済恐るべし!
最初から日本酒を頼みながらも、
量はかなり抑制された大人の嗜みでした。
イギリス人の3人組は
男性2名とアジア系の女性1名という構成。
品良く食べ進んでいましたが、
ちょっとおとなしかったな。
荒木劇場にやや気押されたか・・・。
さて、フランス人4人組。
ふたカップルです。
食の国から来た彼らも、
amazing!を連発。
料理の流れに感動していました。
ただし、フランス人はフランス人。
食に関するプライドはハンパない。
ハッピーエンドの前に
ワインに関してひと悶着がありました。
ワインリストのなかでも
相当に良いランクの赤ワインを
飲み続けていたのですが、
この日は2本しか在庫が無かったのです。
次に何を飲むか・・・
難しいですよね。
ぼくはグラスワイン(かなりタップリ)白2赤1の後、
日本酒を飲んでいました。
彼らは日本人の組立てが気になったらしく
いろいろとリサーチしてきました。
「ワインの後に日本酒を飲むのはアリなのか?」
と言う問いに、
「そんなの、個人の自由。好きにすれば?」
と答えました。
みなさん個人主義の国の人じゃないですか!
そしたら、よりによって
「この店で一番の日本酒を出せ!」
ですって。
ニヤッとした荒木さん、
奥の冷蔵庫から出してきたのは
磯自慢の特別純米吟醸。
サミットの乾杯で使ったやつかな?
スゴイ値段のやつ。
「どうだこの酒は?美味いのか?」
そんな事聞かれても飲んだことありません。
「磯自慢は大好きだけど、こんな限定品は飲んだことない!」
フランス語で喧々諤々チーム内の話し合い。
「試飲したい!」
「いや、それは出来ない!」
荒木さんとのやり取り。
隣にいたぼくは楽しかったけど、
荒木さんは毎日毎日たいへんだ。
結局、値段を聞いて断念していました。
そして、そんなやりとりの間にぼくが
追加オーダーしたチョモランマを見て、
「俺たちも食べたかった!ズルイ!」
ですって。
本当にたいへんだ。
いろいろワガママだったフランスチーム、
帰り際は気持ち良く褒めちぎっていました。
でも・・・、
最後の最後に
「ワインはもう一息だな!」
ですって。
素晴らしい料理、
充実のワインセレクション。
アシスタントの2人の技量も
驚くほどのレベル。
難しい土地ですが、
荒木さんは奮闘しています。
ロンドンによる機会があったらぜひ!
電話での予約。
1800スタートと2030スタート。
ホテルのコンシェルジェを通しての
予約が多いとのこと。
1800の回なら日本の時よりは
かなり予約し易くなってます。
値段はHPを見てください。
やっと訪れることが出来ました。
勝負する男の生き様を目の前で。
感慨深い。
貫き通すものを大切にしながら、
郷に入れば剛に従う。
歯を食いしばりながらも
辛い素振りはみせずに
あら輝ワールドを展開していました。
上野毛から始まり、
銀座・六本木を経てロンドンへ。
荒木さんは闘い続けています。
リージェントストリートの路地を入ってすぐ、
堂々たる店構えです。
白木のカウンターに10席のみ。
内装は竹中工務店が請負ってくれたそうです。
北野武さんから贈られた絵も
しっかりと出迎えてくれていました。
外国人はカウンターで複数で
ごちそうをいただくことに慣れていません。
それでも、時間とともに
「荒木劇場」に引き込まれて行きます。
銀座時代と大きく変わったのは、
前菜扱いのツマミの出し方。
トリュフやキャビアなど
季節の食材を上手く使って
この土地ならでわの「あら輝」を
印象づけていました。
10席のカウンター、
ぼくは下手から5席目でした。
ぼくの左側4人はフランス人。
右手は中国人カップルと
イギリス人3人でした。
中国人カップルは、
すきやばし次郎にも行ったとのこと。
美味い寿司を求めて
食べ歩いているそうです。
さすがにお酒やお茶の頼み方や
握りの食べ方がサマになっています。
隣になった女性がぼくのお猪口の陶器に
興味を持ったので、
いろいろ話してみたら・・・
この人たち、まだ22歳じゃん!
「この店、すきやばし次郎よりも高いですよ!」
と伝えたらリピーターだそうで
ニコニコしていました。
一部の中国経済恐るべし!
最初から日本酒を頼みながらも、
量はかなり抑制された大人の嗜みでした。
イギリス人の3人組は
男性2名とアジア系の女性1名という構成。
品良く食べ進んでいましたが、
ちょっとおとなしかったな。
荒木劇場にやや気押されたか・・・。
さて、フランス人4人組。
ふたカップルです。
食の国から来た彼らも、
amazing!を連発。
料理の流れに感動していました。
ただし、フランス人はフランス人。
食に関するプライドはハンパない。
ハッピーエンドの前に
ワインに関してひと悶着がありました。
ワインリストのなかでも
相当に良いランクの赤ワインを
飲み続けていたのですが、
この日は2本しか在庫が無かったのです。
次に何を飲むか・・・
難しいですよね。
ぼくはグラスワイン(かなりタップリ)白2赤1の後、
日本酒を飲んでいました。
彼らは日本人の組立てが気になったらしく
いろいろとリサーチしてきました。
「ワインの後に日本酒を飲むのはアリなのか?」
と言う問いに、
「そんなの、個人の自由。好きにすれば?」
と答えました。
みなさん個人主義の国の人じゃないですか!
そしたら、よりによって
「この店で一番の日本酒を出せ!」
ですって。
ニヤッとした荒木さん、
奥の冷蔵庫から出してきたのは
磯自慢の特別純米吟醸。
サミットの乾杯で使ったやつかな?
スゴイ値段のやつ。
「どうだこの酒は?美味いのか?」
そんな事聞かれても飲んだことありません。
「磯自慢は大好きだけど、こんな限定品は飲んだことない!」
フランス語で喧々諤々チーム内の話し合い。
「試飲したい!」
「いや、それは出来ない!」
荒木さんとのやり取り。
隣にいたぼくは楽しかったけど、
荒木さんは毎日毎日たいへんだ。
結局、値段を聞いて断念していました。
そして、そんなやりとりの間にぼくが
追加オーダーしたチョモランマを見て、
「俺たちも食べたかった!ズルイ!」
ですって。
本当にたいへんだ。
いろいろワガママだったフランスチーム、
帰り際は気持ち良く褒めちぎっていました。
でも・・・、
最後の最後に
「ワインはもう一息だな!」
ですって。
素晴らしい料理、
充実のワインセレクション。
アシスタントの2人の技量も
驚くほどのレベル。
難しい土地ですが、
荒木さんは奮闘しています。
ロンドンによる機会があったらぜひ!
電話での予約。
1800スタートと2030スタート。
ホテルのコンシェルジェを通しての
予約が多いとのこと。
1800の回なら日本の時よりは
かなり予約し易くなってます。
値段はHPを見てください。