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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】深場のズーンでパンプアップ (2019/02/02 テンヤスミイカ 三喜丸)

2019-02-08 06:07:00 | 釣り
寒さが緩む予報の2月2日(土)、専用竿を手に三喜丸さんに出動。

保土ヶ谷バイパスと横横道路を軽快に走り、オプション装着後初の高速走行で、より走行安定性が増したことを実感した。
お陰様で移動が更に楽ですわ。


(向こうから3隻目がスミイカ船。)

5:20に三喜丸さんに到着し、場所取りは四隅が埋まってたんで、お日様と上げ潮狙いの右舷艫3番目をチョイス。
結果、右舷は6名だったから調整して胴の間ですがね。


(潮はこんな感じ。)

2度目だから勝手知った要領で準備を開始し、仕掛けは前回の自作のをそのままスライド、テンヤもスッテも前回のまま。
一度揃えると投資が少なくて済むね。

予報通り朝から暖かいから、右手は取り込みのための夏用グローブで全然OK。
日中は冬用グローブだと暑いくらいになって、両手とも夏用で過ごしたよ。


(朝日とシーパラ。)

出船して暫く走り、釣り場は下浦沖。
水深は60mほどで、浅場がメインの湾フグに馴れた身には、手巻きだとなかなかハードですよ。

潮は早くないから浮きスッテ付きのテンヤ20号でもしっかり底が取れる。
前回の感触を思い出しながら、シャクリを開始。
初下ろしの竿だから、しっくり来るまで時間が掛かるかな。


(朝日と新竿「海人」。)

しっかりテンヤを浮かせて、ゆっくり落とし、出来るだけ底でステイ、テンヤを動かさないようにイトフケを出す。

暫く音沙汰がなかったところ、左舷側でポツと揚がったようだ。
船長から都度「乗ったよー」と「揚がったよー」の実況アナウンスがあるから状況が良く判る。
たまに「バレたー」もあるけどね。

流し変えのタイミングのシャクリで違和感があり、若干重さを感じながら巻き上げて来ると、スッテに何かが着いてる。


(マルイカだ。)

初モノとなるマルイカは嬉しいゲストだ。
マルイカ釣りは興味があるもののこれまで未経験。
先に食味を堪能出来るのは嬉しいよ。


(黙々とシャクリ続ける。)

その後、右舷でもポツポツとスミイカが揚がり出しても、チップが数回あるものの乗ってはくれない。
前回次頭の釣果で悟ったつもりだったのになー。
スミイカくんは何が気に入らないのだろうか。
シャクリを変えつつ待ちも長く取る。

上げ潮勝負にしろ、下げ止まりまでに1杯は欲しいよ。


(富士山を見ながらシャクる。)

良いスジなのか、「乗ったよー」のアナウンスが立て続けにあると、チリチリと炙られる。
右舷でも自分以外は皆、本命を揚げたのではあるまいか?

船長が操舵室から顔を出し、

「こっちで釣れてないのは誰?」

との問いに、ハイと手を挙げると、やっぱ自分だけだった。

「シャクリが強いとダメだよ。深場だと目の前からテンヤが消えたら追わないからね。優しく誘うんだよ。」

と船長。

なるほど。
前回の11月から更に深場に落ちてるから、活性に合わせてシャクリ自体を変える必要があったのか。


(やっと1杯目。)

アドバイスに従いシャクリ幅を抑えて優しくを心掛けると、早速、ズーンと来ましたよ。

ただ、水深60mからえっちらおっちらの手巻きはえらく疲れる。
腕に乳酸が溜まりまくりですよ。

船長がタモ入れしてくれて無事に取り込みが完了。

これで専用竿の「海人」にしかと魂が入りましたゼ。
「海人」は2.4mのしっかりした仕立ての割に、軽くて使い勝手良し。
コスパが高いね。


(型が見れて気持ちも晴れ晴れ。)

潮止まりのはずの10:00前に1杯目が揚がり、その30分後に今日イチのズーン!がきた。
明らかに1杯目比5割り増しの重量感で、期待と共にえっちらおっちら巻き上げる。

しかし、落とし変えた着底直後の乗りだったから、60m×2のワークとなり、乳酸が抜ける前のおかわりで腕はもうパンプアップ状態。
キッツ~。とヒーヒー言いながら何とか揚げて、お隣さんにタモ入れいただいた。


(2杯目は800gでした。)

このサイズが獲れると食は一安心。
手も合ってきたみたいだから、数を伸ばして冷凍庫のストックを増量したいぞ。

しかし、暫くシャクリ続けるものの、その後は音沙汰なし。
潮止まりだから仕方ないね。


(凪いでます。)

ところが、上げ潮が効くはずの時間になっても一向に潮が動かない。
上げ潮狙いだったから、こいつは誤算だ。

船長は潮を求めて深場と浅場を交互に探索するけど、なかなか潮が動かない。

午後になって、ようやく1杯を追釣した後は長い沈黙が続き、久々に乗ったと思ったらマルイカ。
これはこれで嬉しいよ。

この時は船中3連続でマルイカが揚がったものの、スミイカは鳴りを潜めてる。


(潮を探索中。)

あちこち探索の流しとともに、船長からは、潮が全然動かない、とボヤキのアナウンスが増える。

沈黙が続く中、途中巻きバレもあって頑張ってシャクリ続けたあがり間際、ズーンと掛けた。
すると船長から、

「久しぶりに乗ったー!」

と喜びのアナウンス。
ところが、えっちらおっちら揚げてみるとシリヤケでした。
残念。

このまま沖あがり。
最後の船長アナウンスは、

「ギブアップだー。」

だったね。
本当に全くと言っていいほど上げ潮が効かなかった。
参ったね。


(帰路に野毛屋さんの第三忠丸発見。)

結果は3杯。
出足が遅れたのが痛かったな。
でも、マルイカも2杯獲れたから満足ですよ。

今季のスミイカはスケジュール的にこれで終了かな。
また来シーズンの再会を楽しみにしましょう。

翌日はちょっと筋肉痛。
どんだけ運動不足なんだよ。

・スミイカ : 3
・マルイカ : 2
・シリヤケイカ : 1
船中0~6
中潮


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