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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】午後アカメフグ 3/11(野毛屋) 「あなたに会いたくて」

2017-03-17 06:15:00 | 釣り
お別れを告げたはずなのに未練がましく追いかけてしまうのは性なのか、野毛屋さんでアカメフグの午後船に乗りました。

いや。
未練じゃなく、翌週に来る母親たちにフグを振る舞ってあげたいという純粋な思いからなのに、なぜ、釣りの神さまはそっぽを向くのでしょう。

そう。
見事にオデコを喰らいましたよ。。。
( T ^ T )


(午後船は12:30出船。)

天候に恵まれたポカポカ陽気の11日(土)、10:00に家を出て、軽い渋滞があったものの11:30には現着。
左舷艫2番をゲットしたけど、この日は続々とお客が来て、船中24名の大盛況。この時点で分け前に不安があったけどね。


(潮はこんな感じ。)

(釣り座はここ。)

出船して暫し走り、猿島付近で釣り開始。
大潮前の中潮なんだけど、潮がユルそうだからナツメ8号でスタート。
一投目で底を取り、誘いのシャクリからゆっくり誘い下げてのゼロテンの瞬間、竿先が微妙に沈んだ。
すかさずアワせると、乗った!
会心の一撃で気持ち良いけど、巻き上げの抵抗が小さいからゲストかな。


(シロギスでした。)

揚がったのは20cmクラスのシロギス。冬場だからかスリムな体系だけどキープさせていただきますよ。

一投目から魚に会えるとは縁起が良いぞ。と思ったのも束の間、その後は長い沈黙が続いた。
周りでも全くフグの顔を見ず、と言うより魚も見ずに2時間が経過。


(猿島付近で粘りましたが。)

やはり、潮がないからなのかアタリもなく、エサも喰われず、ひたすら誘い続けるのみ。アカメなら1匹取れれば。と萎えそうな心を奮い起たせるものの、潮止まりの時間が近付くにつれて、ダメかも。の思いが頭を過り始める。


(移動中。)

15時を過ぎた頃に大きく移動して八景沖に戻り沖堤周りを流すけど、反応がないのは変わらず。掛かってもガラばかり。いよいよダメかー。と覚悟をし始める。

残り30分頃に潮先になる流しで、船底に入るラインから竿先にわずかな反応があった。すかさずアワセをくれると、掛かった。
巻きに入ると活性反応があるから魚のようだけど、抵抗が小さい。また、シロギスかトラギスかな。と巻き揚げると、水面に白い腹が見えた。フグだよ!


(やっと会えました。)

抜き上げて見ると腹がザラザラしてるからコモンフグだ。残念ながら釣果のカウントはされないけど、貴重なフグの釣果は嬉しい1匹。小さいけどね。

中乗りのSトシくんが見に来てくれたから、コモンだよ。と伝えると、右舷側でも小さなコモンが揚がったとのこと。
みよしではアカメが揚がったのを見たから、今がチャンスタイムか。と打ち返すもその後は反応なし。

刻々と沖あがりが近付く中、サクッとした手応えに、来たか!とゴリ巻きして揚がったのは、


(お前か。)

ナマコ。
もちろんリリースしたけど、この時点で15:52。

沖あがりの16時まであと数分のところでキツい根掛かりして、ラインを揺すっても外れず、チョイと強めに引っ張ったらPEが手元で高切れしちゃった。
去年の初売りでリールを買った時に巻いたままのPEで、大分ササクレてたからな。

そろそろ沖あがりだからそのまま終わろう。と余ったエビを袋に積めてクーラーに仕舞って、コモンの血抜きをする。

もしかしたらと、Sトシくんに、もうあがりだよね。と聞くと、15分~30分延長する。とのこと。
そうか!と慌てて竿からStephano XGを外して予備のStephano CI4に付け替えて、カットウをセット、仕舞ったエビを取り出して付けて、延長戦開始。


(沖堤周りで。)

でも、俊船長が30分残業してくれたけど、アタリなくエサも喰われずそのまま終了。
コモンを含めてフグを揚げたのは船中で5、6人しかいなかったみたい。健船長の1日船で0~3の釣果じゃ、ダメな日だったんだろうね。

去年は最後のアカメ狙いでボウズ、今年はオデコで終わることになった。
未練がましく追いかけるとフラれちゃうのは女性に似てるな。釣りの神様は女神さまなのかな。

・コモンフグ : 1
・シロギス : 1
・ナマコ : 1 (リリース)
船中0~2
中潮


🐡