何だかんだで(笑)発売が遅れていました設定資料集と小説版をようやく入手しました♪ヽ(^◇^*)/ ワーイ
昨日・今日でざっと読み切りましたので、その感想など(^o^)
まずは公式設定資料集『GARMILLAS』ですが、前編にあたる『EARTH』よりも“設定資料集”然とした内容になっています。
『EARTH』の方は設定資料集というよりも、デザイナーさんのイメージノートみたいな雰囲気が強く、そこが魅力でもあったのですが、『どこまでが公式設定で、どこからがデザイナーさんの私案』なのか不明な部分も多い印象でした。
『EARTH』の独特な構成は、地球側メカの種類が限られるので可能だったと思いますが、ガミラス側メカの豊富さと多彩さは圧倒的ですので(しかもイスカンダルとガトランティスのメカも加わる)、『GARMILLAS』が設定資料集としてはオーソドックスな構成に落ち着いたのも当然かと思います。
『EARTH』も読み応えのある本でしたが、個人的には『GARMILLAS』はそれ以上でしたね。
では、その中で幾つか気になった記述をピックアップしてみます。
・ドメラーズⅢ世の艦首装甲は厚く、ヤマトのショックカノンを弾いたが
七色星団会戦では比較的装甲の薄い側面と底面を晒してしまった為、撃沈された。
・ナスカ級宇宙中型空母の全長は490メートル。
・シェヘラザード(イスカンダル船)の全長は392メートル。
七色星団のドメラーズⅢについては、主砲攻撃力が低かった理由も何か存在して欲しかったですね(願望)
ナスカ級のサイズには驚きました(^_^;)
“中型”っていうから、300メートルクラスかと思いきや、500メートル近い巨大サイズ(汗)
2199に登場した艦艇の中では、ゼルグート級の730m、デウスーラⅡ世級の638mに次ぐサイズです。
これで“中型”なら“超大型空母”はどれほどのサイズになることやら(;´▽`A``
サイズといえば、シェヘラザードも予想外の巨大船でしたねぇ。
特に根拠も無かったのですが、精々が100メートルクラスと想像していたものでw
しかしこのサイズでは1/1000でもキット化は難しそうですね(-_-)ウーム
でもこの『GARMILLAS』、満足度は非常に高いのですが、不満な点もありました。
各艦の航空兵装に関する記載が少ない点です。
・メルトリア級はどこに戦闘機を何機程度搭載しているのか?
・ゲルバデス級は、通常機を搭載する場合は何機程度の搭載能力があるのか?(もちろん機種によっても異なるのでしょうが)
・ポルメリア級の搭載機数は?
・ガトランティスのデスバテーターについての記載
それらの記述が無かったのは正直残念でした。
では、続いて小説版の感想を。
えーーっと、一ページあたりの文字数は↓の画像を参考にして下さいw
この手のノベライズ本は、巨大なフォントを使い、更に行間やページの上下にも巨大な空白を置いている“本”の名にも値しない酷い“物”も多いですが、2199の小説版はちゃんとした『本』になっています。
内容も期待以上でしたね。
ページ数の都合から大きくカットされたり、割愛されたシーンも多いですが、原作には無いシーンが追加されたり、原作より深く掘り下げられているシーンもあります。
こうしたアプローチはコミック版にも通じるところがあって、『映像版』『コミック版』に続く第三の『2199』として確固たるポジションを獲得しそうな感じです。
また、視点をヤマト側のみに限定したのもページ数の都合という側面が大きいのでしょうが、ストーリーをテンポ良く進めていく上でも非常に効果的だったと思います。
幾つか気になった(気に入った)記述や展開を挙げてみます。
・第二次火星沖会戦(カ2号作戦)の勝因が“陽電子衝撃砲の運用”であると明言された。
・メ号作戦時のガミラス艦隊の艦隊運動(地球艦隊への四時方向からの接敵)の理由付けが為されている。
・メ号作戦時のガミラス艦隊は。一時的な増援を受けて膨れ上がった戦力と想定されている。
・遊星爆弾はキリシマの陽電子衝撃砲では完全に破壊できない。
・惑星間弾道弾をキリシマが迎撃する(艦首陽電子衝撃砲を使用)
・伊東が更に小物になっている(笑)
・ヤマトの進宙後、遊星爆弾攻撃が強まったことで、地球が一年と保たない可能性が強く示唆されている。
・シュバリエル(シュルツ艦)の最期と赤道祭での沖田と古代の絡みがオリジナル版(旧作)に近くなっている。
・対UX-01戦での古代の出撃が、映像版での意図的な(完全な)命令違反から、ぎりぎりではあるがルールに則った“独断専行”へ変更されている。
他にも細かいところでは色々ありますが、総じて映像版では『?』と思ったところがフォローされたり、変更・追加されたりしています。
特に最後の一項は、映像版では“軍人の命令違反も状況によっては認められる”と取れるものでしたが、これは非常に危険な考えでもあるので、個人的には小説版の展開の方が寧ろ良いと思っています。
小説版『宇宙戦艦ヤマト2199』、かなりお勧めです(^0^)
後編は12月27日発売予定とのことで、こちらも楽しみですね♪
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EARTHとGARMILLASの雰囲気の違いですが、地球側が、玉盛さんを筆頭に、各デザイナーの思い入れの入った俺ヤマトを、ヤマト2199という作品の設定としてのヤマトへ、すり合わせ、まとめていく合議制のような設定造りだったのに比べ、ガミラス側は、出渕総監督のガミラスのイメージを最優先に、各デザイナーが形にしていく、という制作スタイルの違いが出ているように感じますね。
ゼルグート級、被弾する割合が高い正面は、破格の厚さですが、他の部分の装甲は、この大きさの艦としては薄め、のように、主砲もフルパワーで射撃すると、発砲間隔がかなり大きくなるので、連射する場合は威力は低め、のような仕様になってるんじゃないんでしょうか。
建造を主導したゼーリックが、技術を無視した性能を要求をしたので、それに答える為に、かなり無理をした造りになってるのかなあと。
ナスカ級とシェヘラザードは予想外の大きさでしたね。
ナスカ級は、アメリカの護衛空母にイメージで200m前後、シェヘラザードはムラサメ級よりも大きい事はないだろうと思ってたんですが。
シェヘラザード、デスウーラのコアシップとセットにして、限定のイスカンダルセット、みたいなのを出されると嫌だなあ、と思ってましたが、その心配はなさそうです(苦笑)
色々な記載が無いといえば、コスモリバースシステムを搭載されたヤマトの設定も収録されてなかったですね。
EARTHとGARMILLASに収録されなかった設定をまとめて、設定資料集Ⅲとか出そうとか考えてるんでしょうか(苦笑)
これまでのヤマト作品の前科が酷過ぎたせいか、2199の関連製品はことごとく出足で割を食ってる印象がありますよね(^_^;)
ま、いつもの愚痴ですがw
> EARTHとGARMILLASの雰囲気の違い
やっぱりそう感じられます?
端的に言えば、地球側はボトムアップで設定が出来上がった色が強く、ガミラス側はトップダウンの色が強い感じでしょうか(^_^)
> 主砲もフルパワーで射撃すると、発砲間隔がかなり大きく
このアイデアは良いですね!!納得できます♪
第五章での対決の時は、威力は強烈ながら発砲間隔はかなり大きかった印象がありますし。
> ナスカ級は、アメリカの護衛空母にイメージで200m前後
あるいは軽空母(護衛空母)型として200メートル級の同デザインの小型タイプが存在しても良いかもしれませんね。
ウチにオリジナル版準拠の1/1000ガレージキットがありますが、デストリア級なんかと比べてみると、戦闘機を中心に搭載した軽空母的艦艇だと想像すると、ピッタリくる感じがします。
> 設定資料集Ⅲとか出そうとか
出足は悪いくせに、売れると分かると嵩にかかって売りにくるパターンが多いですから、大いにあり得ると思っています(笑)
設定資料集は、ここで書いてあるとおりなので、ニュータイプ編集の「ヤマト計画」記録集の感想を…。
まぁ、よくも悪くも構成は昔のアニメのムックと同じですね。ストーリーを簡単に説明してあるのと簡単なキャラクター設定、メカ設定、それにスタッフのインタビューって感じですか。
後は、部分部分にプラモデルを使った写真や紹介が結構ページ割いてある印象です。後は、個人的には、最後にあるヤマト2199の世界観視察が面白かったですね。
ただ、色々詰め込んでいるので、設定資料集を見たあとでは、設定資料としての部分は、物足りなさを通関してしまうでしょうね。
>>メルトリア級の格納庫
プラモデルで確認しましたが、確かに後ろの部分にシャッターありますね。ただ、飛行甲板やカタパルトがないので気が付きにくい気がします。
後、スマホのヤマトのゲームインストしてみましたが、こっちは酷い出来でした。今まで購入、または触ってみたヤマト2199関連のグッズ関係では、ダントツに最低なものでしたね。
他のグッズ関係がいいというのもありますが、ゲームが途中で止まったり、エラー続出、ゲームになってませんでした。ですから、気になった方はスルーすることをおすすめします。ファンほどがっかりするものですので。
後はヤマトの乗組員が殆どがルーキーという点を強調して沖田艦長等のベテランの立場を揚げていると思います。
あ、このスペースがそうなんですか♪
確かに、ゲルバデス級のシャッターと同じようなモールドもありますね(^_^)
大変参考になりました、ありがとうございますm(__)m
さてさて、このメルトリア級はオリジナル版ヤマトと同じくらいのサイズの艦ですが、何機くらい固定翼機を搭載しているんでしょうね?
> 世界観視察が面白かったですね。
他の方のブログでも、この辺りが面白かったという御意見がありました(^o^)
結局、私は設定資料集を優先して購入は断念しちゃったんですけど、個々に面白さはあるみたいですね。
> スマホのヤマトのゲームインストしてみましたが、こっちは酷い出来でした
こちらも私はパスしております(^_^;)
スマホでゲームをする習慣はないですし、何よりもCMの印象が酷すぎましたw
> 谷甲州の覇者の戦塵シリーズ
“サイパン”の下巻発売はやっぱり来年ですかね?私も楽しみにしてるのですがw
確かに小説版の文章は、場面毎に当事者の視点から書かれているので、甲州先生の作風に近いところもあるかもしれませんね(^o^)
でも・・・・・・甲州先生の作品であれば、第一話のAパート(メ号作戦)だけでも1冊に収まり切らない気がします(笑)
気のせいでしょうか、劇場公開が終わったというのに、お財布が軽くなるペースが変わっていない様な・・・
設定集は、期待を良い意味でも悪い意味でも裏切らなかった印象です。
ガミラス艦の開発史とか、建造秘話なんて小ネタがあったら、もっと嬉しかったかも。
そういう意味では記録集は意外にも(角川さんに失礼かも)良い内容だったと思います。
更に小説は、映像を色々と補完した良い仕上がりだと思います。
後半部分が少し駆け足気味の印象はありますが、ガミラス側の視点も思い切ってバッサリ削ったことも良い効果があると思います。
下巻に期待ですね。
ちなみに、私は七色星団での決戦時にドメラーズⅢ世の主砲火力がイマイチだったのは、瞬間物質移送器の為と考えています。
初戦でヤマトの右舷のかすめただけで大ダメージを与えた時とは大違いです。
第6章のパンフレットには、瞬間物質移送器の説明の項に「機関を一時的に過負荷状態にし」という説明があった記憶が。
つまり、エンジンをレッドゾーン以上に上げて運用する訳です。しかも、3度も。
その結果、ドメラーズⅢ世のゲシュタムエンジンはオーバーヒートやら何やらで大変な状態に陥っていたものと想像します。
エンジンが不調でエネルギーが十分に回せず、ドメラーズⅢ世の主砲は威力が半減してしまったものと。
試作段階の兵器を使用してしまったネガティブが出てしまったと妄想しています。
本当のところはどうなのか、わかりませんが、漫画版か小説で補完してくれるとうれしいですね。
それでは。
> お財布が軽くなるペースが変わっていない様な・・・
私的には先月がピークだったかもw
ま、お祭りもこれが最後だと思って、大盤振る舞いしちゃいましたが(^_^;)
> ガミラス艦の開発史とか、建造秘話なんて小ネタ
こんなディープなネタが入っていたら、狂喜乱舞しちゃってたでしょうねw
でも、2199に関してはクリエーターさんの方にそれくらいの仕込みがあると思うんですよね。
むしろ、それをどこかで公開しないと勿体ない気がします。
> エンジンが不調でエネルギーが十分に回せず
これが原因と言われても納得しちゃいますね(^o^)
これまでも、漫画版や小説版は映像版で『?』と思った部分を良い具合にフォローしてくれているので、この部分もフォローしていただけたら、嬉しいですよね(^o^)
なかなか、読み応えがありそうな感じですね。
上下(もしかして上・中・下?)全部出揃ったら、読んでみようかな~?と思っております。
朝日ソノラマ(だったかな?)で「発進編」「死闘編」「回天編」(だったかな?)の分厚い単行本をワクワクして読んだ頃が、ちょっと思い出されました。
MJさん
常連コメンテーターの皆さん。
設定集はかなり読み応えありそうですね。
小説版は文庫化されたら買おうと思っているおっさんです。
なんじゅんさん
そうですそうです。
朝日ソノラマです。
懐かしいなぁ~
おっさんも買いましたよ!
あと、クラッシャージョウ シリーズも(笑)
皆さんが設定集で盛り上がっているのを横目で見ながら、10式戦車写真集を注文しました。
そこで皆さんにお聞きします?
皆さんの好きな戦車は何ですか?
沢山の返答を待っています。
デウスーラ〔コアシップ〕そして、1/500ヤマトとかなり出費なので(T-T)年明けに購入しようかな^^;