Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

ジャンゴ・ラインハルトみたいに弾きたい!その極意とは

2013-01-13 09:42:13 | 役立ちギターレッスン(無料)
ジャズ・ギタリストの初期の二人であるジャンゴとチャーリー・
クリスチャン。

ヨーロッパのジプシーであるジャンゴとアメリカの黒人である
チャーリーは、いろいろな意味で好対照なスウィング・ジャズを
聴かせてくれます。

チャーリーのほうが、ジャンゴのレコードを聴いてコピーしていた
という話もありますが、チャーリーの方がやはりシンコペーションの
多用やブルーノートの使用等、アメリカのジャズっぽい要素が
感じられます。

ジャンゴのほうは、独特の野性的なリズムと、インプロビゼーション
における圧倒的な創造性に感心します。自由奔放って感じです。

私がいたアメリカの学校では、ジャンゴのスタイルはあまりアンサンブル
や研究の対象になってませんでした。

こういう「存在自体が反則/別格」な人はどのジャンルにもしばしば
見受けられるもの。
テープに録って何度も聴き、ソロやコードの音使いを盗もうと
独自に研究したものです。

ジャンゴのスタイルは、しかしヨーロッパでは一代ジャンルとなっていて
ジャンゴの生地、ベルギーに行ったときに「ジャンゴ・ラインハルト・
フェスティヴァル」の開催の模様をホテルで見たことを憶えています。

友人ジム・フランシス君に聞いたところによると。

彼の実家のあるオハイオには一時、イギリスから来たジャンゴ命!の
ギタリストユニットが活動していたそうで、そのグループ名も

「マイナー・スウィング」(ジャンゴの代表曲そのまま)。

彼らに言わせるとこのスタイルで重要なことは、

*当然ジャンゴと同じマカフェリ型のギターを使い、
*出来るだけ太いゲージのギター弦を張り、
*弦高は可能な限り高く設定し、
*なるだけ分厚いピックを使って

・・弾くことなのだそうです。

むむ、男らしいですな!(汗;)