2021年の当場生産の当歳世代からはローレルクラブへ2頭、ターファイトクラブへも2頭を提供させていただきました。
その4頭の近況をお伝えさせていただきます。
まずは、ローレルクラブ提供のアメージングムーンの2021から近況を報告いたします。
【10月末日現在の測尺】体高146cm 胸囲157cm 管囲18.4cm 馬体重326kg
4頭ともこの時期の当歳馬ということで、1頭で写真撮影ということに対してはまだまだ幼く、今回に関してはこちらが望むレベルでの撮影はできまいません。
あらかじめご了承ください。
本馬に関しては当歳世代で最も早生まれということもあり、当場平均より一回り大きな馬格をしています。
立ち姿を撮影するときも、じっとしていることがまだまだ苦手で、当歳馬らしい幼さと牝馬らしい繊細さを垣間見せていました。
繁殖分場から1歳分場へ移動した当初は、馬房でもソワソワした面が見受けられましたが、いま現在は馬房内では落ち着きがあるなど確実に精神面は成長してきています。
馬体に関してはクセのない成長を遂げていますし、やや筋肉質で馬格に恵まれている点などは、いかにもキズナ産駒らしいと言えます。
当場生産のなかでは良血にあたる本馬ですが、馬体の雰囲気にもその良さは出ていて、この見栄えのする馬体をこの先もキープしてくれそうです。
次に、同じくローレルクラブに提供させていただいているオーシャンフリートの2021の近況です。
【10月末日現在の測尺】体高144cm 胸囲155cm 管囲18.7cm 馬体重314kg
1月生まれと2月生まれで過半数を占める当場生産の当歳世代のなかで、2月生まれの本馬はそのなかで標準的な馬格と言えそうです。
写真画像では背中が濡れているように映っていると思いますが、これは皮膚病対策の薬を塗った痕で、完全には取り切れていない状況で撮影しています。
あらかじめご了承ください。
以前、本馬の紹介記事でも書いたように、一般的にパイロ産駒は気性面の激しさを感じさせる馬が多いかと思いますが、本馬はこの4頭のなかでは普段から最もどっしりとしたタイプです。
ただ、気の強さは秘めていて、それが馬に向かうこともあれば人に向かうこともあるなど、まだいろいろと教えていかなければならない段階です。
母オーシャンフリートはダート馬ながらやや重心が高めの馬体ですが、本馬はパイロ産駒らしいシルエットで膝下が短く筋肉量が豊富など、血統通りにダート適性を感じさせます。
他馬よりも大人びた雰囲気なので、その長所を持ち続けながら成長してほしいと思っています。
ここからは、ターファイトクラブ提供の当歳馬の近況を報告いたします。
まずはハーランズルビーの2021からです。
【10月末日現在の測尺】体高145cm 胸囲156cm 管囲19.0cm 馬体重321kg
4頭のなかではもっとも管囲があり、現時点では一番しっかりとした馬体に映るのが本馬でしょう。
全兄モズベッロの当歳時はもう少し小さくて素軽く見せていましたが、これはおそらく2月生まれの本馬と4月生まれのモズベッロによる誕生時期の違いによるものです。
そのモズベッロは幼少時、普段から繊細な面を見せていましたが、本馬も今回の撮影時にじっとしていられなくて撮影に苦労するなど、全兄に似て繊細な面はあります。
ただ、馬房では比較的どっしりとしていて、普段の様子からは幼少時のモズベッロよりこちらのほうが大人びている印象です。
馬体面では明らかに健康優良児で、ディープブリランテ産駒らしくこの父系の割りには胴回りもしっかりとしています。
最後に、先日ターファイトクラブの当歳募集で満口にしていただいたメリオールの2021の近況を報告いたします。
【10月末日現在の測尺】体高143cm 胸囲150cm 管囲18.0cm 馬体重280kg
本馬もまだ立ち姿には慣れ切っておらず、撮影時にじっとしていられない面があり、今回に関してはピンボケの写真になってしまいました。
あらかじめご了承ください。
顔が小さくて、見た目に大きくは見せないタイプかもしれませんが、体高は当場平均と同程度あります。
ただ、手入れをしているときなどに立ち上がるなどが、まだまだ幼い面があります。
それでも、その仕草もだんだんと解消されてきていて気性面の成長が窺えるので、それとともに馬体もふっくらとして馬体重も増えてくるでしょう。
数日前に右前管骨部をぶつけたのか小さめの骨瘤のような腫れができてしまいましたが、舎飼いするレベルのものではなく、薬を塗りながら昼夜放牧できる程度のもので問題ありません。
全体の馬体の雰囲気やこれまでの成長を見る限り、急に馬体が成長するというよりも、この冬を越えて1歳春の青草が生えてくる時期くらいからグンと成長しそうなイメージを持っています。
普段の仕草からは、やはりシルバーステート産駒らしい運動神経の良さを感じさせる素軽い動きをしていて、この長所は成馬になっても武器になるでしょう。
写真の撮影にはある程度時間を取るように努力をしているのですが、今回に関しては満足のいく撮影ができませんでした。
馬自身の気性面の成長、また人馬の信頼関係の向上に注力して、次回はより良い写真画像を提供できればと考えています。
全体として、舎飼いしなければならないようなケガもなく、昼夜放牧を通じて4頭ともここまで順調に成長しています。
これからは冬期の昼夜放牧に向けて、しっかりと基礎体力を付けるべく飼養管理に努めていきます。
その4頭の近況をお伝えさせていただきます。
まずは、ローレルクラブ提供のアメージングムーンの2021から近況を報告いたします。
【10月末日現在の測尺】体高146cm 胸囲157cm 管囲18.4cm 馬体重326kg
4頭ともこの時期の当歳馬ということで、1頭で写真撮影ということに対してはまだまだ幼く、今回に関してはこちらが望むレベルでの撮影はできまいません。
あらかじめご了承ください。
本馬に関しては当歳世代で最も早生まれということもあり、当場平均より一回り大きな馬格をしています。
立ち姿を撮影するときも、じっとしていることがまだまだ苦手で、当歳馬らしい幼さと牝馬らしい繊細さを垣間見せていました。
繁殖分場から1歳分場へ移動した当初は、馬房でもソワソワした面が見受けられましたが、いま現在は馬房内では落ち着きがあるなど確実に精神面は成長してきています。
馬体に関してはクセのない成長を遂げていますし、やや筋肉質で馬格に恵まれている点などは、いかにもキズナ産駒らしいと言えます。
当場生産のなかでは良血にあたる本馬ですが、馬体の雰囲気にもその良さは出ていて、この見栄えのする馬体をこの先もキープしてくれそうです。
次に、同じくローレルクラブに提供させていただいているオーシャンフリートの2021の近況です。
【10月末日現在の測尺】体高144cm 胸囲155cm 管囲18.7cm 馬体重314kg
1月生まれと2月生まれで過半数を占める当場生産の当歳世代のなかで、2月生まれの本馬はそのなかで標準的な馬格と言えそうです。
写真画像では背中が濡れているように映っていると思いますが、これは皮膚病対策の薬を塗った痕で、完全には取り切れていない状況で撮影しています。
あらかじめご了承ください。
以前、本馬の紹介記事でも書いたように、一般的にパイロ産駒は気性面の激しさを感じさせる馬が多いかと思いますが、本馬はこの4頭のなかでは普段から最もどっしりとしたタイプです。
ただ、気の強さは秘めていて、それが馬に向かうこともあれば人に向かうこともあるなど、まだいろいろと教えていかなければならない段階です。
母オーシャンフリートはダート馬ながらやや重心が高めの馬体ですが、本馬はパイロ産駒らしいシルエットで膝下が短く筋肉量が豊富など、血統通りにダート適性を感じさせます。
他馬よりも大人びた雰囲気なので、その長所を持ち続けながら成長してほしいと思っています。
ここからは、ターファイトクラブ提供の当歳馬の近況を報告いたします。
まずはハーランズルビーの2021からです。
【10月末日現在の測尺】体高145cm 胸囲156cm 管囲19.0cm 馬体重321kg
4頭のなかではもっとも管囲があり、現時点では一番しっかりとした馬体に映るのが本馬でしょう。
全兄モズベッロの当歳時はもう少し小さくて素軽く見せていましたが、これはおそらく2月生まれの本馬と4月生まれのモズベッロによる誕生時期の違いによるものです。
そのモズベッロは幼少時、普段から繊細な面を見せていましたが、本馬も今回の撮影時にじっとしていられなくて撮影に苦労するなど、全兄に似て繊細な面はあります。
ただ、馬房では比較的どっしりとしていて、普段の様子からは幼少時のモズベッロよりこちらのほうが大人びている印象です。
馬体面では明らかに健康優良児で、ディープブリランテ産駒らしくこの父系の割りには胴回りもしっかりとしています。
最後に、先日ターファイトクラブの当歳募集で満口にしていただいたメリオールの2021の近況を報告いたします。
【10月末日現在の測尺】体高143cm 胸囲150cm 管囲18.0cm 馬体重280kg
本馬もまだ立ち姿には慣れ切っておらず、撮影時にじっとしていられない面があり、今回に関してはピンボケの写真になってしまいました。
あらかじめご了承ください。
顔が小さくて、見た目に大きくは見せないタイプかもしれませんが、体高は当場平均と同程度あります。
ただ、手入れをしているときなどに立ち上がるなどが、まだまだ幼い面があります。
それでも、その仕草もだんだんと解消されてきていて気性面の成長が窺えるので、それとともに馬体もふっくらとして馬体重も増えてくるでしょう。
数日前に右前管骨部をぶつけたのか小さめの骨瘤のような腫れができてしまいましたが、舎飼いするレベルのものではなく、薬を塗りながら昼夜放牧できる程度のもので問題ありません。
全体の馬体の雰囲気やこれまでの成長を見る限り、急に馬体が成長するというよりも、この冬を越えて1歳春の青草が生えてくる時期くらいからグンと成長しそうなイメージを持っています。
普段の仕草からは、やはりシルバーステート産駒らしい運動神経の良さを感じさせる素軽い動きをしていて、この長所は成馬になっても武器になるでしょう。
写真の撮影にはある程度時間を取るように努力をしているのですが、今回に関しては満足のいく撮影ができませんでした。
馬自身の気性面の成長、また人馬の信頼関係の向上に注力して、次回はより良い写真画像を提供できればと考えています。
全体として、舎飼いしなければならないようなケガもなく、昼夜放牧を通じて4頭ともここまで順調に成長しています。
これからは冬期の昼夜放牧に向けて、しっかりと基礎体力を付けるべく飼養管理に努めていきます。