久しくブログの更新が滞っていましたが、今日からまた再開させていただきます。
9月6日の北海道胆振東部地震から今日に至るまで、いろいろと仕事をこなしながら過ごすなかで、牧場HPやこちらの更新は後回しになっていました。
地震から5日後の9月11日には、ローレルクラブ提供馬のアメージングムーンの2017をファンタストクラブへ移動させました。
その前の週に移動させる予定がありましたが、地震の影響でしばらく待つことにして、ファンタストクラブさんの状況を事前に電話で確かめてからの移動でした。
当場からファンタストクラブという、より震源地に近い移動ではありましたが、停電も復旧して余震も減り、また道路状況も幾分解消されていたのでタイミングとしては良かったと思います。
8月末の段階での測尺が体高155cm、胸囲179cm、管囲20.5cm、馬体重460kgでしたので、初仔としては十分な馬体の出来で送り出せたと感じています。
それから10日ほど遅れての9月20日には、ターファイトクラブ提供馬のアルレガーロの2017が育成公社へ移動しました。
この頃には、当場のある新冠周辺は自身の影響から大分回復していた状況で、同町内の育成公社への移動も問題ありませんでした。
こちらの移動直前の測尺は体高154cm、胸囲174cm、管囲21.2cm、馬体重455kgでした。
4月29日生というやや遅めの生まれでしたが、秋を迎えて体高と馬体重が一気に増加したと感じています。
育成場に移動したことで、夜間放牧がされていないのとブレーキングが始まった関係で、管囲と馬体重は少し減ったようですが順調のようです。
体型的に短距離タイプであることは間違いないと思いますが、このまま順調に行ってくれれば早い段階でのデビューも視野に入りそうなタイプの馬だと思います。
先月は、クラブ馬に限らず庭先取引や預託の1歳馬の移動もあった時期でしたが、台風が来るなど天気が安定せず、生き物を扱う仕事を生業としている身としてはなかなかに気を揉むことが多い時期でした。
そういうなかでも、天気を見ながら1歳馬の移動を終えて、10月のオータムセールに向けてセリ馴致をこなし、そのオータムセールも10月上旬に終了。
2頭上場予定のうち、1頭は直前の体調不良のため欠場させましたが、その後回復してセールで売却した1歳馬と同日にそれぞれの育成場へ移動させました。
それが最後の1歳馬たちでしたので、その前後で当歳馬たちの離乳を行いながら落ち着いた組を1歳分場へ移動させて、昨日最後の当歳馬のグループを1歳分場へ移動させたことでこの世代の離乳も完了。
今年の当歳馬は全部で15頭ですが、牡馬11頭に対して、牝馬4頭という内訳です。
ここ数年、さらなる強い馬づくりを目指そうと、当歳馬や1歳馬のみならず繁殖牝馬のレベルから飼料などの栄養面の改善を図ってきました。
特に受胎中の繁殖牝馬への栄養面にはかなり力を入れてきたつもりですが、その影響か、ここ数年は生まれてくる産駒の牡馬率が高くなってきました。
一般的に、牡馬のほうがセールで高く評価されますし、競走生活も長い傾向にあることから牧場経営の改善にもつながると考えています。
飼料のみならず、放牧地の更新なども行いながらさらなる強い馬づくりを目指しているところですが、なんとか結果に結び付けたいところです。
【移動してきた当歳馬たち】
9月6日の北海道胆振東部地震から今日に至るまで、いろいろと仕事をこなしながら過ごすなかで、牧場HPやこちらの更新は後回しになっていました。
地震から5日後の9月11日には、ローレルクラブ提供馬のアメージングムーンの2017をファンタストクラブへ移動させました。
その前の週に移動させる予定がありましたが、地震の影響でしばらく待つことにして、ファンタストクラブさんの状況を事前に電話で確かめてからの移動でした。
当場からファンタストクラブという、より震源地に近い移動ではありましたが、停電も復旧して余震も減り、また道路状況も幾分解消されていたのでタイミングとしては良かったと思います。
8月末の段階での測尺が体高155cm、胸囲179cm、管囲20.5cm、馬体重460kgでしたので、初仔としては十分な馬体の出来で送り出せたと感じています。
それから10日ほど遅れての9月20日には、ターファイトクラブ提供馬のアルレガーロの2017が育成公社へ移動しました。
この頃には、当場のある新冠周辺は自身の影響から大分回復していた状況で、同町内の育成公社への移動も問題ありませんでした。
こちらの移動直前の測尺は体高154cm、胸囲174cm、管囲21.2cm、馬体重455kgでした。
4月29日生というやや遅めの生まれでしたが、秋を迎えて体高と馬体重が一気に増加したと感じています。
育成場に移動したことで、夜間放牧がされていないのとブレーキングが始まった関係で、管囲と馬体重は少し減ったようですが順調のようです。
体型的に短距離タイプであることは間違いないと思いますが、このまま順調に行ってくれれば早い段階でのデビューも視野に入りそうなタイプの馬だと思います。
先月は、クラブ馬に限らず庭先取引や預託の1歳馬の移動もあった時期でしたが、台風が来るなど天気が安定せず、生き物を扱う仕事を生業としている身としてはなかなかに気を揉むことが多い時期でした。
そういうなかでも、天気を見ながら1歳馬の移動を終えて、10月のオータムセールに向けてセリ馴致をこなし、そのオータムセールも10月上旬に終了。
2頭上場予定のうち、1頭は直前の体調不良のため欠場させましたが、その後回復してセールで売却した1歳馬と同日にそれぞれの育成場へ移動させました。
それが最後の1歳馬たちでしたので、その前後で当歳馬たちの離乳を行いながら落ち着いた組を1歳分場へ移動させて、昨日最後の当歳馬のグループを1歳分場へ移動させたことでこの世代の離乳も完了。
今年の当歳馬は全部で15頭ですが、牡馬11頭に対して、牝馬4頭という内訳です。
ここ数年、さらなる強い馬づくりを目指そうと、当歳馬や1歳馬のみならず繁殖牝馬のレベルから飼料などの栄養面の改善を図ってきました。
特に受胎中の繁殖牝馬への栄養面にはかなり力を入れてきたつもりですが、その影響か、ここ数年は生まれてくる産駒の牡馬率が高くなってきました。
一般的に、牡馬のほうがセールで高く評価されますし、競走生活も長い傾向にあることから牧場経営の改善にもつながると考えています。
飼料のみならず、放牧地の更新なども行いながらさらなる強い馬づくりを目指しているところですが、なんとか結果に結び付けたいところです。
【移動してきた当歳馬たち】