今日は12月8日。
ジョン・レノンの命日です。
最近このブログではいろんなアーティストの動画を載せていますが……ジョン・レノンに関してはやったことがなかったような気がするので、今回はジョン・レノン特集。ジョン・レノンの曲をほかのアーティストがカバーしたものをいくつかとりあげていこうと思います。
まず、ジョン・レノン本人。
クリスマスも近いということで、Happy Xmas (War Is Over)。
HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir
この動画を試聴しようとすると、「不適切」「攻撃的」な内容を含むといった警告文が出てくるんですが、そうなんでしょうか……
ここから、カバーを。
一曲目は……ジョン・レノンの代表曲といったらやはり Imagine でしょう。
それはもうたくさんのアーティストにカバーされていることと思いますが、今回はクイーンによるカバーを。
ただしフレディではなく、ポール・ロジャーズ期のもの。ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーと3人で順番にリードをとっています。
Queen + Paul Rodgers - Imagine (Live in Hyde Park)
クリス・コーネルによる Watching the Wheels。
ジョンのソロ作品の中ではさほど有名でないと思いますが、私は珠玉の名作だと思っています。
Chris Cornell - Watching The Wheels (Official Video)
クリス・コーネルは、サウンドガーデンのボーカル。Rage Against the Machine からザック・デ・ラロッチャが脱退した際には、残されたメンバーたちが作ったバンド Audioslave にボーカルとして迎えられたという、それは恐ろしい人です。が、意外にこの人も「イマジン」をカバーしたりしています。
U2による Instant Karma。
これは動画ではありませんが……
Instant Karma
紛争に苦しむスーダンのダルフールを支援するためのプロジェクト Save Darfur の一環として制作されたアルバム Instant Karma のタイトル曲です。
同じ Instant Karma アルバムから、グリーン・デイによるWorking Class Hero。
Green Day - Working Class Hero (Video)
この動画では、ダルフールの人々が出演し、さまざまな証言をしています。
冒頭で紹介したHappy Xmas の動画と同趣旨でしょう。
Styx による I Am the Walrus。
これはジョンのソロ曲ではなく、ビートルズ時代にジョンが作った曲ですが……このMVは、後期ビートルズのサイケデリック感がよく出ていてよいと思います。
Styx - I Am The Walrus
スコーピオンズによるAcross the Universe。
こちらも、ビートルズ時代の曲。
Scorpions - Across the Universe (Videoclip)
やはりビートルズ時代の曲で、エルヴィス・コステロによるカバー「愛こそはすべて」。ライブエイドの動画から。
この選曲についてコステロは「愛こそがすべてではないから」といったそうですが、これもコステロ一流の反語表現でしょうか。
Elvis Costello - All You Need Is Love (Live Aid 1985)
Roxy Music による Jealous Guy
この曲もまた、ブライアン・フェリーによってライブエイドで披露されました。
Roxy Music - Jealous Guy (Official Video)
こうしてジョンの曲がライブ・エイドで取り上げられたというのも、彼の歌がもつメッセージ性のゆえでしょう。
最後はジョン・レノンに戻って、エルトン・ジョンとコラボした Whatever Gets You Thru the Night。
WHATEVER GETS YOU THRU THE NIGHT. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon (official music video HD)
動画は、ジョンのスケッチをもとにしたアニメ。
ヨーコさんが監修しているそうです。