ロック探偵のMY GENERATION

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FF8チュートリアル

2019-09-27 18:12:05 | ゲーム
 
最近、このブログのファイナルファンタジー8に関する記事がよく読まれているようです。

FF8のリマスター版が発売されたためでしょうか……しかし、時に心外な目にあうことも。

gooブログをやっている方ならおわかりと思いますが、このブログの「リアルタイム解析」では、自分のブログにたどりついた検索ワードがわかる場合があります。
それでわかるのですが……時折「FF8 クソゲー」というようなワードで検索する方がいらっしゃいます。嘆かわしいことです。やはり世間には、まだそのような評価が根強く残っていることなのでしょう。そうした人たちに、このブログの記事が別の見方を提示できたのなら幸いです。

ついでなので、FF8をやろうかどうかと迷っている人のために、いくつかアドバイスを書いておきたいと思います。

・ジャンクションを自分で工夫しよう
 FF8をやるなら、まずはジャンクションの理解を深めることを目指しましょう。オートでジャンクションをしてくれる機能がありますが、これは使わないほうがよいです。特に防御中心のジャンクションにすると、ゲームがつまらなくなること請け合いです。FF8は、とにかくジャンクションにはじまりジャンクションに終わるゲーム。ジャンクションをいじる楽しみを味わうのでなければ、FF8にゲームとしての楽しさはほとんど期待できません。

・GFに頼らないようにしよう
 ゲームをはじめた当初、GF(ほかのFFでいう召喚魔法)の攻撃が頼りになると思うかもしれません。しかし、ひたすらGFを召喚していたのでは、やはり、FF8はあまり面白くないゲームという感想になってしまうでしょう。さらに、GF頼みで進めていると、終盤のダンジョンで行き詰る可能性が高いです。
 ジャンクションをきっちりしていれば、GFは、一部を除いてほとんど使う必要がありません。
もし、GF攻撃に比べて通常攻撃がまったくダメージを与えられないという状態になっていたら、ジャンクションを見直しましょう。強力な攻撃魔法を力にジャンクションすれば、攻撃力が上がります。ジャンクションする魔法の種類と数によって、パラメーターは劇的に変化するはずです。そうすれば、GFなんて必要ないという意味がわかると思います。
逆に、それでも戦闘中に召喚する価値のあるGFは、ディアボロスとグラシャラボラスぐらいでしょう。特にディアボロスは、ラスダンで重要な役割を果たしてくれます。

・カードゲームをしよう
 ジャンクションのための魔法を手に入れる方法は、ドローが一般的です。しかし、カードゲームを利用すれば、効率的に魔法を手に入れることができます。カードゲームをうまく使えば、序盤でチートレベルの攻撃力を得られます。カードゲームは、やったほうがいいでしょう。

・レベルの概念に注意
 FF8では、こちらのレベルが上がると敵のレベルも上がります。したがって、レベルを上げることで有利にはなりません。敵との戦闘力の差は、ジャンクションでつけなければならないのです。
 ただし、ボスキャラはレベルの上限設定があるので、レベルを上げることによってボスキャラに勝てるようになるということはありえます。
 また、敵キャラからドローすることのできる魔法は、レベルによって変化します。レベルが低いと、あまり強力な魔法を手に入れられません。そのため、フレアやメテオといった強力な魔法をドローするためにレベルを上げるという考え方もあります。そのあたりは、バランスで判断しましょう。

・強いキャラは
 ゼルが最強と一般的にいわれます。主人公のスコールも、使えるでしょう。ただ、私個人としてはセルフィが最強だと思ってます。
 FF6でいえば、ゼルはマッシュ、セルフィはセッツァーに近いアビリティを持っています。つまり、セルフィの固有アビリティは、「スロット」。スロットで、さまざまな魔法が発動するのです。ほぼすべての敵を瞬殺できる「ジエンド」がよく取り沙汰されますが、「レビテガ」もほぼ同じ効果を持っています。また、全員の体力をフル回復させる「フルケア」なんてものもあり、これは結構役に立ちます。

・お金を稼ぐには
 FF8は、モンスターを倒してもお金は手に入りません。お金は給料制です。傭兵としての等級があり、その等級にしたがって、一定時間が経つごとに給料が支払われます。
 等級を上げるためには、ゲームを遅滞なく進めること。謎解きが必要な箇所で時間をかけてだらだらと歩き回ったりしていると等級が下がります。
 ただし、モンスターを倒して手に入れてアイテムが手に入ることがあり、そのアイテムを換金することでもお金は得られます。また、アイテムを別のアイテムに変換するということができて、これで付加価値をつけて高く売ることも可能です。一例を挙げれば、「メズマライズ」というモンスターを狩ると効率的に稼げます。
 さらに、アイテム間のレートの差を利用して、加工販売業みたいなこともできるらしいです。店で仕入れてきたアイテムを別アイテムに変換させて売ると、仕入れ値よりも高く売れて利益が出るという……ものによっては、莫大な利益を得られるといいます。ただ、私はやったことがありません。これはさすがにRPGとして邪道でしょうし、それで果たしてどれだけのメリットがあるのかという話にもなってきます。多くのRPGがそうであるように、FF8 においても、必要な装備などを整えてしまえばお金にはほとんど意味がなくなります。金で能力値を上げるということもできるんですが、この加工販売でそれをやろうとすると、おそらく膨大な時間がかかるでしょう。それだったら「たべる」(モンスターを食べることで能力値を上げるアビリティ)などを利用したほうがまだいいのではないかと思います。



……とまあ、こんなところでしょうか。
総じて、FF8は自由度が高く、とりあえずこの方向でやっていればいいというような進め方がありません。その選択肢の多さを楽しめるかどうかがポイントです。
自由度の高いゲームが好き、というゲーマーは、FF8 を楽しめると思います。


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