Jimi Hendrix - Catfish Blues
今回は、音楽記事です。 今日は9月18日ですが、これは何の日かというと…… ジミ・ヘンドリクスの命日なのです。ということで、この天才的ギタリストについて書こうと思います。 ジミ・ヘ......
過去記事です。
ジミ・ヘンドリクスについて書いています。
ジミヘンといえば、先日公開された動画を紹介しましたが、こんな動画…というか音声もほぼ同時に公開されていました。
1969年ダラスでのライブ。
1969-04-20 | The Jimi Hendrix Experience: Live In Dallas '69
動画の説明書きにもあるとおり、音質はかなり悪いですが……雰囲気は伝わってくるでしょう。
1969年ダラスでのライブ。
1969-04-20 | The Jimi Hendrix Experience: Live In Dallas '69
動画の説明書きにもあるとおり、音質はかなり悪いですが……雰囲気は伝わってくるでしょう。
ジミ・ヘンドリクス公式チャンネルとは別に、ドイツのテレビ番組Beat Club のチャンネルでも最近ジミヘンの動画が公開されています。
そのなかから、Stone Free。途中でちょっと音声が途切れてますが……
The Jimi Hendrix Experience - Stone Free | Audio glitches (1967)
曲がはじまるところで鳴らされるコードは、E7+9。
俗に“ジミヘンコード”と呼ばれる和音です。
ジミヘンが作ったというわけではないんですが、彼が印象的に使用したことからこう呼ばれるようになりました。
そのなかから、Stone Free。途中でちょっと音声が途切れてますが……
The Jimi Hendrix Experience - Stone Free | Audio glitches (1967)
曲がはじまるところで鳴らされるコードは、E7+9。
俗に“ジミヘンコード”と呼ばれる和音です。
ジミヘンが作ったというわけではないんですが、彼が印象的に使用したことからこう呼ばれるようになりました。
また、その前の冒頭部分で使われるフィードバック奏法も印象的です。
これも、ビートルズが I Feel Fine で使っている例がすでにあるわけですが、ジミヘンが最初にやったと思っている人は少なくないんじゃないでしょうか。ジミヘンという人には、そういういところがあるんです。
同じくBeat Clubが公開した動画からもう一曲、「紫のけむり」。
代表曲といっていいでしょう。
The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze - LIVE (1967)
このカッコ良すぎるリフ。
そして、ここでもジミヘンコードが使用されています。
代表曲といっていいでしょう。
The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze - LIVE (1967)
このカッコ良すぎるリフ。
そして、ここでもジミヘンコードが使用されています。
ここからは、代表曲をいくつか。
まずは、Voodoo Child(Slight Return)。
これまた、あまりにもかっこよすぎるリフ。
The Jimi Hendrix Experience - Voodoo Child (Slight Return) (Live In Maui, 1970)
そして、Freedom。
Jimi Hendrix - Freedom (Live at the Atlanta Pop Festival 1970)
バンド・オブ・ジプシー期の Ezy Ryder。
Jimi Hendrix - Ezy Ryder (Live at the Fillmore East, NY - 12/31/69 - 2nd Set - Audio)
これはライブバージョンですが、レコード音源ではスティーヴ・ウィンウッドがコーラスで参加。エンジニアリングを担当しているトニー・ボンジョビは、あのジョン・ボンジョビの親戚……と、何気に豪華な人たちが背後を固めています。
ちなみに、このタイトルで思い出すのは映画の『イージー・ライダー』ですが、あの映画と直接の関係はありません。ただ、あの映画にはジミヘンの曲も使われてるので、意識はあったでしょう。
まずは、Voodoo Child(Slight Return)。
これまた、あまりにもかっこよすぎるリフ。
The Jimi Hendrix Experience - Voodoo Child (Slight Return) (Live In Maui, 1970)
そして、Freedom。
Jimi Hendrix - Freedom (Live at the Atlanta Pop Festival 1970)
バンド・オブ・ジプシー期の Ezy Ryder。
Jimi Hendrix - Ezy Ryder (Live at the Fillmore East, NY - 12/31/69 - 2nd Set - Audio)
これはライブバージョンですが、レコード音源ではスティーヴ・ウィンウッドがコーラスで参加。エンジニアリングを担当しているトニー・ボンジョビは、あのジョン・ボンジョビの親戚……と、何気に豪華な人たちが背後を固めています。
ちなみに、このタイトルで思い出すのは映画の『イージー・ライダー』ですが、あの映画と直接の関係はありません。ただ、あの映画にはジミヘンの曲も使われてるので、意識はあったでしょう。
ここから、他のアーティストとの共演を。
Somewhere。
この曲では、スティーヴン・スティルスがベースを弾いています。
ノエル・レディングとの関係悪化がエクスペリエンスの空中分解につながったわけですが、そこからいろいろ模索するなかでこういうレアな共演もあったということです。
Jimi Hendrix - Somewhere (Official Audio)
これは共演といえるかわかりませんが……ソロとしてスターになる前のジミが在籍していたカーティス・ナイト&ザ・スクワイアーズ。
Curtis Knight & The Squires - Station Break (Audio) ft. Jimi Hendrix
カーティス・ナイトはアメリカの人ですが、後に渡英してゼウスというバンドを結成。そこには、後にモーターヘッドのギタリストとなるエディ・クラークが参加していました。モーターヘッドといえばレミー・キルミスターがジミヘンのローディをやっていたという話がありますが、因縁というやつでしょうか。
ここからはカバー曲を。
まずはクリームのカバー Sunshine of Your Love。
Jimi Hendrix - Sunshine Of Your Love (Houston 1969)
次に、ボブ・ディランのカバー Like a Rolling Stone。
この曲が収録されているディランのアルバム『追憶のハイウェイ61』はロックの世界に革新をもたらしましたが、ジミヘンにも大きな影響を与えたといいます。
まずはクリームのカバー Sunshine of Your Love。
Jimi Hendrix - Sunshine Of Your Love (Houston 1969)
次に、ボブ・ディランのカバー Like a Rolling Stone。
この曲が収録されているディランのアルバム『追憶のハイウェイ61』はロックの世界に革新をもたらしましたが、ジミヘンにも大きな影響を与えたといいます。
The Jimi Hendrix Experience - Like A Rolling Stone (from Winterland) (Music Video)
ディランに関しては、「見張り塔からずっと」なんかもカバーしてました。
それだけ受けた影響が大きかったということなんでしょうが、逆にディランのほうも「見張り塔からずっと」をやるときにはジミヘンのアレンジを借用したりしているようです。
そして、エルモア・ジェイムズのカバー Bleeding Heart。
Jimi Hendrix - Bleeding Heart (Video)
ジミヘンはエルモア・ジェイムズにも大きな影響を受けていて、無名時代に使っていた「ジミー・ジェイムズ」というステージネームもエルモア・ジェイムズからとったもの。Bleeding Heart は特にお気に入りだったのか、いろんなアレンジの音源が残されています。これはもう、ジミヘンの曲といってもいいんじゃないかと……
ここからは、逆にジミヘンの曲を他のアーティストがカバーしたものを。
まず、ゲイリー・ムーアによる Fire のカバー。
Gary Moore - Fire (Blues for Jimi)
これは、ジミヘンの曲をカバーするイベントでのパフォーマンス。このイベントで「紫のけむり」もやっていますが、そちらも鳥肌モノです。
次に、ウリ・ジョン・ロートによるカバー One Rainy Wish。
この曲は、クイーンのブライアン・メイがソロでカバーしたりもしていました。
One Rainy Wish
最後に、スキッド・ロウによるカバー Little Wing。
Skid Row - Little Wing (Official Music Video)
この曲は、以前スティングによるカバーを紹介しました。あれはスペイン語で歌っていましたが、こちらは英語です。
Little Wing は、スティーヴィー・レイヴォーンやエリック・クラプトンもカバーしています。いずれも、名うてのミュージシャンばかり……やはり、それだけの名曲ということであり、ジミ・ヘンドリクスという人がそれだけリスペクトされているということでしょう。