ロック探偵のMY GENERATION

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井上陽水「少年時代」

2019-08-12 16:42:56 | 音楽批評
 

今回は音楽記事です。

以前「藤子不二雄Ⓐ展」に行ったことを書きましたが、今回はそこからのつながりで、井上陽水さんの「少年時代」について書きましょう。

名曲ですね。

曲そのものに関しては、私ごときものがあれこれいうことは何もありません。
ただ、名曲というばかりです。


一応、なぜそれが藤子不二雄Ⓐ先生とつながってくるかということを説明しておくと、この曲は、もともと藤子不二雄A先生原作の映画『少年時代』のテーマ曲として作られたものなのです。

当初は、A先生が詞を書いたそうです。
ところが、いざ曲ができあがってみると、A先生の詞は一行も使われていなかったという……そういういわくつきの歌でもあります。

また、この歌は、以前の真心ブラザースの記事ともつながってきます。

あの記事で、清志郎にカバーされた邦楽アーティストはレアだということを書きましたが、陽水さんもそのレアな一人なのです。忌野清志郎は、陽水さんのトリビュートアルバムで、この「少年時代」をカバーしています。

 

陽水さんのしっとりとした感じに比べると、清志郎バージョンはカラッとした感じになってます。

他にも多数のアーティストにカバーされている「少年時代」。
いまの季節にぴったりの名曲といえるでしょう。