夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

一般質問(令和2年9月定例会)ページ2

2020-11-24 08:46:07 | 議員報告
新型コロナウイルスの再燃でGoToトラベルの利用が札幌で除外されるようです。
疾うの昔(とうのむかし)話しですが、学生時代のバイト先の焼鳥屋の店主はこの時期になると「忘新年会の一か月間で一年の半分の売り上げがあるんだから頑張ってね!」と言ってました。
ようやく飲食店の売り上げが例年並みに戻り始めたのに、、、この時期を逃して本当に大丈夫でしょうか・・・?――――「心配です」

先週の金曜日にアップしたブログの続きになりますが、その前にこの画像をご覧ください。





北海道鷹栖町議会のチラシ。――――「チラシがあるの!?」
目的は傍聴者を増やす為のものでしょうが、更に、傍聴者に議会や一般質問の内容を採点してもらっているようです。――――「なるほど!」
昨年度の資料によると鷹栖町議会議員の報酬は165.000円(月額)。赤井川村の議員報酬は188.000円(月額)――――「これもビックリ!」
単純に比較することはできないので報酬に対するコメントは避けますが、「各議員が報酬に見合った仕事をしているか?」それは住民がしっかりと監視する必要があります。
これは能力の問題もありますが住民の声を議会に反映できない人や、
まして、会議資料をほとんど見てこない人や、
更には、会議中に寝ている人。頂いている報酬に対し恥ずかしくない姿を見せたいものですね。

それでは11月20日にご紹介した一般質問に対する村長からの回答をご紹介します。尚、正確を期する為、基本的に議事録からの書き写しです。若干、読みやすく書き換えている部分があることをご了解ください。

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 限られた方への情報となる為、フェイスブックや他サイトでの宣伝・アピールは控えています。ブログ内、議員報告として分類していますので過去の掲載をご覧になりたい方はカテゴリーからご入場ください。
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◎ 農業者支援として6次化を選挙公約にしましたがその後どうなっていますか・・・?

 六次産業化につながる現行の支援でありますが、広義に言わせていただければ、新規就農希望者の受入れによる生産者育成支援を初め、生産物、加工品を含む販路拡大となるふるさと納税の推進、消費者へ安全、安心を届ける特別栽培農産物の確認支援、生活協同組合を介して生産者と消費者、村と消費者の交流から派生する生産物の消費拡大への支援。赤井川村国際リゾート推進協会を介して地場産品(加工品含む)の販路拡大支援など、村が積極的に関わりを持って進めている取組支援であると考えております。
 新たな施策についてのご質問ですが、村で生産される作物を原料にしたお土産品などに使える加工品作りの必要性は感じていますが、農業者の個別経営の中におけるマンパワー不足は紛れもない現実であり、村としては農業経営を安定させる支援に重点を置きながら、全産業事業者の中から生産、加工、流通をプロデュースできる組織の動きを見いだせれば既存の地場産業振興対策事業補助金の活用も視野に入れた初期投資支援も検討でき、六次産業化支援につなげることができると考えております。


◎ 村のオフィシャルホームページの件

 次に、村のホームページの現状と今後の運用についてでございます。1点目のシステムの使い勝手の悪さの原因はどこにあるのかというご質問ですが、地方公共団体における情報セキュリティー対策として個人番号利用事務、市区町村、都道府県、国とを結ぶLGWAN接続系事務及びインターネット接続系事務の3つに分類し、セキュリティー強靱化を図っています。村のホームページの情報更新は、この中でインターネット接続系事務に分類されます。庁内にインターネット端末を3台配置し、また全職員のパソコンより仮想上のパソコンを経由してインターネットへ接続する仕様となっており、接続先は都道府県と市町村が構築した自治体情報セキュリティークラウドを経由してインターネットへ接続しております。これにより情報漏えいやウイルス対策が高度化された反面、インターネットの接続に時間を要すること、作業中にフリーズしてしまうなど、作業効率が低い面があります。ホームページのシステムに難点があるのではなく、この点に情報更新の作業性に対する課題を有しております。 現在国においても、自治体内情報ネットワークの分離、分割による事務効率の低下を改善するために、効率性、利便性を向上させた新たな自治体情報セキュリティー対策の検討が進められているところです。
 次に、現在のホームページが時代遅れではないか、また今後どのように運営、管理をしていくのかというご質問ですが、ウェブデザインも昨今のスマートフォンの普及により大きく変遷しておりますし、ホームページの閲覧方法も同様です。また、今般の新型コロナウイルス感染症における村ホームページの情報につきましても多くの村民の方に閲覧いただき、重要な情報発信ツールであると改めて認識したところです。引き続き重要な情報発信ツールとして活用するとともに、先ほど申し上げました新たな自治体情報セキュリティー対策の動向並びにホームページリニューアルに対する費用を鑑みながら検討を進めていくこととしております。


◎ さくらの森公園について

 開村120周年さくらの森公園の今後の管理の方向性について、ご存じのように、平成31年4月26日に開村120年を記念して、未来の村の景観整備と記念すべき年を後世に伝えるべく、桜の植樹活動を行った経過にあります。当該場所は造成地でもあり、決して良質な土壌ではないところですが、植樹から2年を迎え、樹木も風雪に耐えてしっかりと生育しておりますし、自然の力で植樹地両側より中心部にかけての緑化も進んできております。当面は、芝をまくというようなことではなく、草を刈り込み、自然緑化の推移を見ていきたいと考えており、植物についても生育の状況を見ながら散水などの管理を行っていくこととしています。
 質問の中に全国の人に紹介できるような公園ではないということが率直な感想とのご発言もありましたが、昨年は小学生が自然学習の一環として開村120年の植樹地を訪れるなど学習の場としても利用されております。現地には、さくらの森公園との看板を掲げておりますが、植樹から一、二年という近視眼的な視点ではなく、桜植樹の目的である開村120年を記念する未来への景観づくりが開村150年へとしっかりと受け継がれ、この地が成木の桜色に染まるさくらの森公園となるよう管理を行っていきたいと考えております。


以上の回答を頂きました。ホームページとさくら公園については納得できる回答ではない為再質問をしています。再質問の内容は長くなるため次回(明日予定)ご紹介します。

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明日で溜まっていた一般質問の紹介が終わります。この後、議員報告のスケジュールとしては「コロナ対策費の行方?」「DMOってなに?」「農産物加工施設のその後」について私見を含めて紹介できればと思っています。
11月中に終わらせたかったのですがもう少しお待たせします。尚、それ以外に、聞いてみたいこと、報告してもらいたいことがありましたらご連絡ください。

冒頭にも書きましたがお金を頂いている以上はそれに見合った仕事をしなくてはいけないと思っています。
乱暴に「俺はやってるだろう!」なんて言うつもりはさらさらありません。特に夏場の動きが悪いので「もっと頑張らなきゃ」と反省ばかり。
能力の問題もありますが、いい村にする為にもっと頑張ります。

最後に付録・・・・・赤井川村の村長の月給70万円。後志管内、余市町、寿都町についで3番目の報酬額です。
それでは今日はこれで終わります。素敵な一日をお過ごしください。


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