むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

イタリア在住の中国人いわく「中国経済は2005年から不況、破綻寸前」

2010-08-02 20:42:31 | 中国
イタリアのローマとヴェネツィアではいずれも韓国人宿に宿泊した。ヴェネツィアは実は中国朝鮮族だったんだが、いずれも下働きしていたのは、中国人女性で、しかも偶然にもいずれも瀋陽出身だった。

瀋陽だからか、漢族だが、比較的実直そうな感じだった。
特にヴェネツィアの宿の場合、主人が朝鮮族なので、漢語も通じるので便利みたいだった。

これまで出会った瀋陽出身者がいずれもそうだったように、台湾は別の国だという認識だった。これだから瀋陽人は比較的信用できる(って洒落か!)。
それはそうと、彼女らのいうには、

中国が成長しているというのは、まるっきり嘘。2005年ごろから庶民経済は苦しく、雰囲気は暗い。
だからみんな出稼ぎに出て、欧州くんだりまで来ようとする。
本当に政府が言うように高度成長で好況なら、こんなことしなくて良い。
特に大学卒の失業が激しい。大学出ても就職がほとんどない状態だ。
そして、国営企業のほとんどは破綻状態、貸し付けている銀行も不良債権で破綻寸前だ。
ということだった。


確かにそうだ。最近日本でもやたら中国人を見かけるのは、要するに不況で働き口がなくて、どうしょうもない状態だってことなんだ。

それなのに、経済金融屋さんときたら、「中国が成長している」と中国政府の太鼓持ちになっているし、右翼も「中国の成長」を疑わず、それが脅威だなどと煽っている。

ところが、中国人自身は中国がもう駄目だとわかっている。わかっていないのは、日本のお馬鹿な金融屋、日経新聞に洗脳された田舎の企業、それからウヨクのほうだろうね。

「中国が成長し、軍事・経済大国になっている」これは明らかに誇張であり、デマである。
実際、出稼ぎに来ている中国人に話を聞いたらいいだろうね。

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