カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

ほくにも、おやつちょうだい。

2010年07月31日 | めんちゃん日記
暑い夏は、冷たく甘いソフトクリーム。
にんげんはいいなあ。
いつもおいしいもの、食べて・・
ぼくは、見るだけ。
なんでわんちゃん用のソフトないの。
仕方ないから、
草でもたべようっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さすらいー若葉のころ27

2010年07月30日 | 投稿連載
若葉のころ 作者大隅 充
     27
 小学校二年生のとき、偶々隣の席の一番足の速か
った男の子に消しゴムを貸しただけでクラスですみ
れは、アキラが好きなんだと噂され全くそんな気も
ないのに学年が変わるまで嫌な思いをした覚えがあ
る。しかし誰でも経験することだが、そんな根も葉
もない噂をされたために給食当番や身体検査で横に
並ぶ度変な緊張をしてお互い架空の雲に足を取られ
て空へ舞い上がる孫悟空みたいに意識すればするほ
ど空っぽの筈の心がどきどきした。
 今マリエントの事務所に戻って帰り支度をしてい
ると支配人もコックさんもさっき起こった立ち回り
のことが触れてはいけない事件となって、私と職場
の人たちとの間でアキラ君のときに感じた空っぽの
猜疑心が渦巻いて気まずい思いで岬の水産科学館を
後にする。
 私は、車を運転しながら「今あの人の妹が言った
ことは根も葉もないウソです。彼女は勘違いして何
か気が動転したんだと思うの。だからどうか彼女の
言っていることは信じないで!」とどんなに説明し
て誰もこんな平和な町に起きたマジメと思われてい
た私のおいしい事件は、そうだよねとは取り合って
くれないだろうと諦める。
 私は、帰り道赤い夕日に染まりながら車の速度を
知らず知らずのうちに上げているとウミネコが突然
フロントガラスに当たって跳ね飛ばされて逝った。
一瞬大きな黒い傘が目の前にガバっと開いたように
視界が閉ざされてブレーキを踏んでウミネコが後ろ
へ飛ばされるとまたアクセルを踏む。私の車は空気
を抜かれた風船みたいに蛇行運転する。私はすぐに
気を取り戻し車線を直線に修正して前方を見るとガ
ラスの下の方に丸い血の塊が張り付いているのを目
の当たりにする。そしてさらに頭の上の方では、ウ
ミネコの群れが黒い雲となって旋回している。
 私は、後続車がいなくてよかったと冷や汗をかく。
もし車間間隔がなく後ろに車が走っていたら、あの
場違いなウミネコにぶつけられて蛇行運転したとき
追突事故を起こしたかもしれない。海風の風向きが
変わったからと言って急降下して私の車に突撃しな
くてもいいのに。何であの鳥は慌てていたのか。ま
ったく愚かなことだと窓外を覗くとウミネコの群れ
のさらに上空にオオワシが一羽赤い太陽を背に黒々
と舞っていた。
 なるほどそういうことだったのかと私は納得して
湾岸道路を下る。そして最初の信号で停車したとき
、急にあの輪竹由香というあの人の妹の鬼のような
形相が気になる。
 もしかして彼女は、輪竹さんのことを愛している
のではないか。私のことを「泥棒猫」と吐き捨てた
あの刃物のように尖った言葉の意味が言われている
うちにはわからなかったけれど、よく考えてみれば
あれは愛慾の言葉ではないか。手も握ったことのな
い私に対する彼女の嫉妬心から発している悲鳴だと
とれば納得がいく。あれは彼女が龍彦さんを愛して
いるから出る言葉。それもかなり深く思いつめた気
持から来ている。
 でも由香というあの女の子は、輪竹さんの妹のは
ず。それがどうして・・・・
 ひょっとすると由香という妹は血がつながってい
ないのかもしれない。輪竹さんの母は再婚したと言
っていた。その義母の連れ子だった可能性がある。
これは勘だ。
 邪推でも妄想でもなく事実であると言うことに少
しの戸惑いもない。私は今確信をもってそうである
に違いないと思う。
 あれだけの嫉妬心と憎悪をもって輪竹龍彦さんか
ら私のことを聞いたのか、何かの日記やメモでも見
たのか、兄と東北の地でデートをして付き合ってい
るというだけであれほどの攻撃性を帯びてしまうと
いうのは、どう見て普通の兄妹では考えられない。
何かがなければ決してあのような行為はできない。
 それは、愛する力のなせる技。愛する力があまり
にも強いために自分の愛の対象を奪いかねないもの
に対しては激しい攻撃をしてしまうのだ。私は、明
らかに輪竹由香という若く美しい娘が義兄の龍彦さ
んに深刻な恋愛感情を抱いていることを悟った。
 そんなおそろしい想念が私の頭の中でぐるぐる廻
りだした頃、八戸港へ辿りついた。
 しかしその夕焼けの港は、今までの港の雰囲気と
まったく違う。上空を何台ものヘリコプターが飛ん
でテレビの取材クルーが港湾宿舎や事務棟に群がっ
ている。桟橋には、海上保安庁の船がちょうど出港
しようとしている。
 嵐が街から去ったのにこの港には再び嵐が吹き荒
れているようだ。
 私は、いつもの習慣で港湾宿舎の龍彦さんの郵便
受けの名前を見るだけの巡礼で三脚とビデオカメラ
のバリケードに囲まれた宿舎前に向かう。そして若
い記者と思われる人に何かあったんですかと訊ねる。
その答えはこうだった。
「大嵐のあと北海道からのフェリーと海洋調査船が
衝突したの。海難事故!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千秋庵の北緯43度と小熊のプーチャン~シーちゃんのおやつ手帖145

2010年07月30日 | 味わい探訪
北緯43度…千秋庵の本拠地・札幌が北緯43度線
上に位置することから名付けられたお菓子。
ほんのり塩味が効いた、ヨーグルトが原料の軽
いお煎餅です。一缶1732円。

小熊のプーチャン…愛らしい小熊の顔のバター飴。
北海道産の純良バターをたっぷり使い、最良質の
有平飴に仕上げています。一缶630円。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野いちご踏んだ。

2010年07月29日 | めんちゃん日記
野いちご、踏んだ。
野原で、踏んだ。
食べずに、踏んだ。
おじさんだけの旅って、
ちょっと悔しくって、踏んだ。
ぼく、いちごより草食べたいよ。
本当は。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

往年のスター

2010年07月28日 | 映画・演劇
港の文学館では樋口館長から
長島有などの芥川賞作家の話と
北海道出身で戦前戦後に活躍した劇作家
の中江良夫と新宿ムーランルージュの
アイドル明日待子の話を聞く。
そして母恋駅から
また札幌へ戻って帰る。
札幌の街は、中国・韓国の団体旅行者で
あふれていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑いぞ。でも夏の思い出へスタート

2010年07月27日 | めんちゃん日記
こっちは暑い。暑い。
灼けたアスファルト。歩くのもたいへん。
でも
八月へ向けていい思い出のために
この暑い地点がスタートラインだ。
がんばるぞっ。
ひとり旅カメラおじさんに
負けてられないよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌へ

2010年07月26日 | めんちゃん日記
昨日より北海道へ来ています。
さすがに涼しい。
東京の猛暑からすると、風が寒いくらい。
残念ながら今回はめんちゃんはお留守番。
港の文学館では樋口館長から
中江良夫や高木義徳について話を聞く。
バスと列車の文学旅のはじまりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cardごのみ113~海へ&山へ

2010年07月25日 | 食玩小物
夏本番!夏休みが始まったので、
レジャーの雰囲気いっぱいの2枚です☆
上はクマさんとリスの海水浴、
下は山の麓でキャンピング。
どちらも夏休みを満喫中です♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモ農法の畑に生まれた働き者ハナ

2010年07月24日 | めんちゃん日記
近所の農園で
農薬を使わずカモさんに虫を取ってもらう
カモ農法でお米を作ってるよ。
今年は子供が生まれて大活躍。
親より虫を食べ、田んぼの代掻きをしているよ。
稲が育つまで水田って中の土をかき混ぜるんだ。
耕耘機でなく、カモさんが歩くだけでいいんだ。
にんげんに役に立つ動物は、働き者さ。
その分にんげんは、楽をするんだね。
ええ? ぼく?
役にたたなくても楽してるって? ぼく。
はい。その通りでちゅ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由が丘 風月堂のソフトクリーム~シーちゃんのおやつ手帖144

2010年07月23日 | 味わい探訪
自由が丘の隠れた名物、凮月堂のソフトクリーム
は濃厚な美味しさ☆
まるで高原の牧場で食べるソフトクリームのよう
な、ミルキーな味わいです。
店内の喫茶室でも食べられますし、テイクアウト
も可能で、1個399円です。
発売当時のレシピを守り続けている「明治時代
のシュークリーム」も根強い人気があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さすらいー若葉のころ26

2010年07月23日 | 投稿連載
若葉のころ 作者大隅 充
    26
 私が八戸の金田一温泉のペンションにそろそろ到着
しようかという頃、夕食に家族で外食に出かけるとこ
ろという前置きでオマツからメールが届く。
「清き純情の詐欺森トモミ。たぶんすみれに彼女が言
わなかったということはすみれを乙女と憧れ畏れてい
たんだと思う。ただ真実は、高2の時トミーは、弘大
生と行くところまで行ったの。私たちの仲間で一番早
く純情を失ったのは、トミーだったの。だからわたし
なんか、恋愛に関してはトミーはセンセイだったよ。
どうかセンセイが無事帰還しますように。オマツ。」
 すぐに私は返信する。
「早熟なトミー。いつもファッションリーダーだった
姉御肌のトミー。そういわれると納得がいく。トミー
の又一皮剥けて帰ってくることを祈るわ。」
 プチ同窓会のスナックで島津君たちがトミーのこと
をなぜ来ないのかとか今離婚して独身になったんだ、
などといろいろ聞いて来たけどオマツと暗黙の了解で
トミーが行方不明になっていることを私は言わなくて
よかったと思う。タダでさえ島津君は、電話魔だし、
吉村君にいたっては拡声器という別名があるくらいだ
から、あっという間にトミーは若い男と心中したこと
になってしまう。そして何よりも女子には女子の秘密
というものがある。決して男子には伝わらない秘密の
味というものがあるのだ。
   ×       ×       ×
 翌日から夫のカズマは町議会がはじまり、私よりも
早く県庁へ打ち合わせに出かけた。
 私は、盛岡と弘前行きの疲れが出たのか車で八戸道
をマリエントへ出勤するのに一歩づつ出遅れて、20
分遅刻して水産科学館の岬へ着く。途中電話してもう
一日休ませてもらおうかと本気で迷う。
 しかしマリエントの展望食堂の献立メニューを並べ
出すと不思議といつもの調子が出て来てほっとする。
我ながら体を動かして働くの好きなんだなあと思う。
 展望窓から見る太平洋は快晴で雲ひとつない。嵐が
あったことも津波のあったこともウソのようだ。さす
がに心地よく晴れたお蔭で昼のランチは盛況で三時ま
で食事客が絶えない。三時半になって喫茶タイムにな
ってほんの一瞬客足が切れて、私は、美しい水平線を
眺めながら明日以降の献立表をつくるためにB4の週
割り表にすぐに消せる2Bの鉛筆でラフにメニューを
書き込む。うららかな陽射しが大きなガラス窓から私
にふりそそぐ。肩にかけていた緊張のガウンが背中か
ら足元へ鎔けていくのがわかる。
 何分たったのだろう。たぶん二三分だったのだけれ
ど、一時間ぐらい眠った気がする。うとうとと心地よ
い疲労がテーブルの上に広がって組んだ腕を枕に眠っ
てしまった。
「すみれさん。すみれさーんでしょ。」
女の子の呼ぶ声がする。
 私は、目をこすりながらやっとのこと起きる。目の
前に若い女が立っていた。
「すみれさんですね。」
とはっきりとした口調でその子は言う。
「はい。そうですが・・・」
と私は答えかけて、ハッとその若い女に見覚えがある
ことを思い出す。
あの夕方の八戸港の桟橋でひとりで泣いていたきれい
な女の子。そして港の倉庫街で二人の男にレイプされ
そうになった、あの若い子。
「あなた。確か八戸港で暴漢に襲われた人ですね。」
 若い女は、固い表情で「そうです。あなたに助けら
れた輪竹由香です。その時はお世話になりました。」
と全く感情のない声でお礼を棒読みする。
 そして彼女は黙る。長い沈黙が私と彼女の間でいっ
ぱいになる。彼女の目がみるみるカミソリの刃のよう
に鋭く光るので私も次の言葉が出てこない。レジでは
支配人が心配そうにこちらを伺っている。
 次の瞬間。私の視界で電流のような光が走った。気
がつくと私は、床にパイプ椅子こど倒れていた。若い
女は、私を思い切り殴ったのだった。 
「泥棒ネコみたいなことしないで!」
若い女の顔は逆光で暗かったけど蒼白な色をしている。
「お兄ちゃんは、バカが付くくらい純情なのよ。なん
であんたみたいなおばさんと・・・・」
「何言ってるの。私は・・・ただ・・・・」
「あなた、結婚して子供もいるんでしょ。気持ち悪い」
「だから何を・・・」
と私が立ち上がったところでその由香という女は、足
で私の胸を蹴って再び私は転ぶ。
「二度とお兄ちゃんには近づかないで! 私、あんたを
殺すから! 又同じことしたら・・」
支配人が慌ててもう一度私のお腹を蹴りにかかった若
い女を止めに入ったが、輪竹由香はするりと支配人の
腕を抜けて食堂の入り口へ走って逃げた。
そして廊下に出たところで若い女はもう一度甲高い
狂気じみた声で絶叫する。
「泥棒ネコ! お兄ちゃんに二度と近づくんじゃねえぞ!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕空晴れて

2010年07月22日 | めんちゃん日記
猛暑です。
とてもじゃないけど
真昼は散歩できないよ。

夕方のお出かけ。
うーん。やっぱり待っただけあった。
きれいな夕空をプレゼントしてもらったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャップリンの幻のフィルム見つかる!

2010年07月21日 | めんちゃん日記
チャップリンのフィルム
    (ぽっぽ通信7月21日号)
今日はお宝鑑定団じゃないが、
掘り出し物ニュースじゃ。

アメリカのミシガンでチャーリー・チャップリンの
古い無声映画のフィルムが見つかったそうじゃ。
極初期の脇役時代で存在しないといわれた
幻のフィルムを骨董市で9000円でミシガン州
の人が買って鑑定したところホンモノだった。
10分の短編で「泥棒逮捕人」と言うタイトル。
これからDVD発売もされるそうじゃ。
たぶん9000円で買った人は億の金を手にする
大発見。
 めんちゃんも、破れた人形くわえてないで
噛みちぎる前にお宝かも? って思ってみることじゃ。

ぼく、5キロのチワワってそれだけで
お宝かも・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下北沢のおんな

2010年07月20日 | 街角探検
下北沢には、いい女がいっぱい。
街を颯爽と闊歩。
シャレた服着てショッピングにランチ。
でも
この店に入ろうとしている女は・・・?
さっきも、いや昨日も同じ格好。
そう。24時間。いる。

私たちは、ずっとここにいるの。
下北沢、大好きだもの。マジに!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縛り首の川

2010年07月19日 | めんちゃん日記
誰がつけたか、
いつもの緑道に首つり紐がブラリブラーリ。
もしかしたら
もう処刑は終わったばかり?
ぼく、もう川には降りません。
ぶるぶるぶる・・・
とにかく帰らしてぇーもらいますぅ。

ぼく、もう悪いこと、しません。
ハイ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする