カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

落陽

2009年08月31日 | 写真コラム
この数年、東京は台風の直撃を受けていない。
嵐は、海沿いを通り、北へゆく。
本当の嵐は、いつ来るのか。
備えを忘れずに。
日暮れ。
嵐の前のお買い物をして
手作り料理を食べよう。
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cardごのみ72~おやつ万歳&ゾウさん

2009年08月30日 | 食玩小物
ホットケーキやキャンディなど、沢山のおやつに
囲まれてご機嫌のクマさん☆
一方、下のカードはグロスマン30周年の記念ステ
ッカーと、ゾウさんとハートをシンプルに組み合
わせてみました♪
 
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ひまわりと夏の終わり

2009年08月29日 | めんちゃん日記
ひまわりがぼくが通ると
ふぅーとため息ついたよ。

にんげんの子供たちは、夏休みがもう終わる。
わしらももうすぐ散るよ。

そうか。ひまわり、頑張ったんだね。暑い暑い夏。
ぼく、夏バテを乗り切ってがんばろうと思ったよ。
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さすらいー地球岬 5

2009年08月28日 | 投稿連載
地球岬 作者大隅充
   5
 今思い返して旭川にいた二年間が唯一自由を感じることが
できたのかもしれない。ラーメン店ヒグマの二階のアパート
に住み込みで朝九時から玉ねぎの皮剥きとキャベツのみじん
切りと厨房掃除。夜は、汚れ物の洗い・片付けも含めて十一
時まで働いた。週二回の非番と週三回のナイトだけの四時か
ら勤務。そして一日通しは週2日のシフト。油で汚れた丼や
皿を熱湯で洗うからはじめは火傷して指の皮が真っ赤に腫れ
上がって一冬でぺロリと剥けてしまった。おまけに税金とア
パート代を引かれたら七万残るかどうかの安月給だった。
 でも苦になんかならなかった。オレにとって天塩港の番屋
にオヤジと暮らした小学生時代からすれば天国みたいなもの
だった。毎日海岸に流れてくる昆布を拾いに行かされてアカ
ギレで手を洗うたびに血がタオルについた。
テレビがなく小学校に行ってもクラスで仲間はずれにされて、
学校に行かなくなるとオヤジに殴られて永久歯がせっかく生
えた前歯を折ってしまった。その前歯を入れる金がなく中学
校でも歯なしだと笑われるのが嫌でできるだけ口を開けない
で無口で陰気な奴で通した。
それが旭川で一人暮らしして最初に貰ったラーメン屋の金で
歯を入れた。オレより十歳(コ)上のラーメン店の先輩の近
藤さんは、めん茹で担当でいい加減な人だったけどオレには
やさしかった。シモネタ好きの店長は近藤は仕事が雑で何よ
りパチンコ狂いで消費者金融にハマッているのが嫌いで、近
藤さんが休みの時によく悪口を言っていた。ただオレは、一
番若くて顔が幼かったからか何かにつけて近藤さんから洋服
を貰ったり、ビールを奢ってもらったりして居心地がよか
った。
22年生きてきて笑った回数は、このラーメン店ヒグマが圧
倒的に多かったと言えるな。
 女を知ったのも旭川だった。近藤さんに連れて行っても
らったスナックでホステスをしていたミドリさんという人
だった。
どうしてそうなったのか今でもわからないけど札幌の雪祭り
にミドリさんと近藤さんと三人でヒグマの定休日の昼行くこ
とになったんだ。
 近藤さんは、中古のアメ車で札幌に着くまでしゃべりっぱ
なしでパチンコで大当たりが出て一日で50万儲けた話とか
そのうち東京に出てラーメン店を青山に出すんだなんて調子
のいい話を助手席のミドリさんにしていた。オレはまたホラ
吹いてやがると聞かないことにして後の席でウトウトと眠っ
てしまった。起きたら札幌の大通りの駐車場だった。昼に三
人で古い炉端焼きレストランに入って、ステーキを食べて午
後雪像を見てまわった。観光客が多くて夕方近く近藤さんと
はぐれてしまった。
仕方なく駐車場へ向かおうとしたら、後から肩を叩かれた。
ミドリさんだった。
「ちょっと純平くん。休まない?」
そうミドリさんは赤い口紅を塗り直した口でオレに微笑んだ。
 日が暮れるまでのニ時間。オレは、ミドリさんと裏通りの
ビジネスホテルで過ごした。
 雪像がライトアップされて綺麗な光の化粧をお披露目した
頃、駐車場で先にオレが近藤さんと合流してミドリさんが後
から、ごめんさい札幌の知り合いに会って長話してと真実を
知っているオレでさえ本当にそうだったんだと思ってしまう
ぐらいの演技で近藤さんの腕にしがみ付いて再会した。
「ケイタイの電源ぐらい入れてよ。」
と近藤さんは、不機嫌に腕に巻きついたラメ入りネイルアー
トのミドリさんの指を解いて言った。
「ごめん。電池切れて・・・」
これまた無人島から奇跡の帰還をした人みたいに迫真の演技
で即答したミドリさんを見て、少し怖いなあと思った。
 旭川へ帰る車の中は、誰も無口だった。雪が横殴りに激し
くなりフロントガラスを斜めに打ち付けて飛んで行った。
助手席のミドリさんはときどき運転している近藤さんの肩へ
凭れ掛っては、コックリコックリと居眠りをしていた。近藤
さんも眠気に堪えながらハンドルを握っていた。長いミドリ
さんの髪が前に垂れて細くしっとりとした首がライトアップ
された雪像みたいにシートの背凭れの脇から浮かび上がった。
首筋に一筋の汗が流れていて、そのしずくにほつれ毛が絡み
とられていた。
 オレは、白くて柔らかいミドリさんの肌を思い出して、目
の前から離れなくなった。甘い匂いと包み込むような笑みだ。
「わたし、本当はおばさんなのよ。」
そうあの札幌のビジネスホテルのベッドの上で囁いたミドリ
さんは、店では27才で通していたけど、
本当は36歳だった。今日はじめて昼間の彼女を見てもそん
なに年だとは誰も思わないだろう。どうしてオレなんかの相
手をしてくれたのかわからないが、君だとつい正直になって
しまうのよね、と何回かしか店に行ったことがないガキのオ
レに友だちに話すみたいに告白してきた。
「実はね。夕張に小学生の男の子がいるの。純平くん見ると
その子のこと思い出すの。なーんもみんな面倒になって札幌
で働いたけど、お金とかシガラミがついてきて旭川まで逃げ
たの・・・」
オレだって逃げている。サロベツから東京から。オヤジから。
「純平くん。このこと内緒よ。」
ミドリさんは、母親が子供をしかるような顔でオレの鼻の頭
をシーツの中で摘んだ。
「わかってる。」
と汗ばんだ長い爪の指をふりはらったら急に淋しさが湧き上
がってきた。
かあさん!
 室蘭で一才にもならない時に死に別れたオレのかあちゃん
もこんな柔らかい胸だったのだろうか。オレはオレを産んだ
かあちゃんの顔を知らない。写真すら見たことないんだ。
オレは旭川のラーメン店ヒグマに着くまでに涙を急いで乾か
した。
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フルータスのフルーツサンド~シーちゃんのおやつ手帖106

2009年08月28日 | 味わい探訪
フルーツサンドが美味しいのは上記の通りですが、
アボガドとハムのサンドイッチも激旨☆スイーツ
というテーマからは外れてしまいますが、濃厚な
アボガドが効いたサンドイッチもお薦めですよ!
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釧路動物園のアムールトラ「タイガ」死す

2009年08月27日 | めんちゃん日記
アムールトラの双子の一頭「タイガ」死去
おととい。アムールトラのタイガちゃんが死んじゃった。
障害をもって生まれて、1歳の誕生日を迎えたのに
つらいよ。
もう一頭の「ココア」ちゃん、めげずに
「タイガ」の分も頑張って生きてください。
  
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和田誠☆絵本館~安曇野絵本館

2009年08月26日 | 美術館・イベント
緑豊かな森の中に小さな美術館が数多く点在し、
アートスポットとして定着しつつある安曇野。
安曇野絵本館もそんな中の一つです。

現在は著名なイラストレーター・和田誠氏の
展覧会が開催中。和田氏の膨大な作品の中から
「注文の多い料理店」「ガクの絵本」「かいぞ
くのうた」「モザイクの馬」など、主に子供向
けの絵本原画を集めて展示しています。

原画はどれも和田氏特有のシンプルな線とマッ
トな色合いがとても可愛らしく、いくら見てい
ても飽きません。
また2階には海外の作家を中心に良質の絵本が
たくさん揃えられていて、自由に手にとって見
ることが出来ます。
気に入れば購入することも可能です。

鑑賞の後は、1階に併設された喫茶室でティータイム。
(入館料700円にはドリンク代が含まれています)
落ち着いた雰囲気の喫茶室でお茶やコーヒーを飲み
ながら絵本を開けば、時間を忘れてしまいそう。
展示スペースも喫茶室もとにかく居心地が良く、
実に贅沢な空間です。絵本好きな人なら、一度訪れ
てみる価値はあると思います。

和田誠氏の展示は9月28日まで開催されています。
 長野県安曇野市穂高有明・安曇野絵本館
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ゲリラ豪雨

2009年08月25日 | めんちゃん日記
いやぁーだ。
いやぁーだ。
突然のゲリラ豪雨。
おまけに雷ピカピカドンドン!
雷、きらいっ!!!
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ペットショップのワンちゃん

2009年08月24日 | めんちゃん日記
とあるペットショップの店内で店番している
お客さんに人気者のワンちゃん。
もう2歳だけれど
本当はお店で売られていたんだ。
どういうわけか、おばあちゃん店長の犬になっちゃった。
売れ残って大きくなったんで店番になったか、
おばあちゃんが可愛くて店番にしたか。
どっちか・・・
まあ、どっちにしても
愛嬌があってしあわせなワンちゃんだよ。
愛嬌って特技が運命を変えることもあるんだね。
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Cardごのみ71~8月カレンダー&撮影旅行

2009年08月23日 | 食玩小物
下のカードは旅の思い出を写真に撮りまくる犬さん。
本格的なカメラを持って張り切ってます☆
このカードのデザインは、西荻窪のグロスマン
専門店・レッドハートストアさんの作品例を
参考にさせて頂きました!
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少年と赤トンボ

2009年08月22日 | めんちゃん日記
いや。今日は暑いよ。
とても秋に向かってるなんて思えないよ。
公園では子供が虫を採っていたよ。
低い空をハヤの川を泳ぐように
スイースイー、スーイスイー・・
赤トンボ採ってたんだね。

やっぱり扉の向こうは、秋かあー。
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資生堂パーラー・花椿ビスケット~シーちゃんのおやつ手帖105

2009年08月21日 | 味わい探訪
資生堂パーラーと言えば和光と並んで銀座の象徴。
大正ロマン・昭和モダニズムの時代には、ハイカラな
メニューを求めてモガ・モボが多く訪れました。
今回はその頃の銀座をイメージして、少しレトロな
アールデコ調に仕上げたつもりです。
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さすらいー地球岬 4

2009年08月21日 | 投稿連載
地球岬 作者大隅 充
     4
灰色の空が太陽のまわりだけうす明るくキラキラと霧粒
を漂わせながら、険しい気流となって流れている。オレ
は、路肩の積み雪に大の字になってそのほの明るい空を
見上げる。
何台かのトラックがオレの足を掠めて走り去っていく。
ガソリン臭い風が渦巻きとなって顔を撫でていった。
自転車もなくなった。ぐるぐると又お腹がなり出して雪
をつかんで口に入れた。冷たさが虫歯に凍みた。
オレは、一人きりで、不自由でもなく刑務所に入ること
もなく冬の冷たい空気を胸いっぱい一人前に吸っている。
オレは、あの空の霧みたいにただ漂って、誰にも気づか
れずこの世から消えて行きたいとはげしく望む。
 しばらくするとカチカチに凍ったオレの心臓に小さな
火がぽつんと灯った。それは、あの駅の待合室に捨てて
きた子犬の人なつっこい瞳がオレの中によみがえって炎
になったものだった。
どうしただろうか。
あいつは、今もひとりぼっちだろうか。いや、あんなに
可愛いんだから誰かが拾ってくれただろう。
何もオレがあいつの面倒を見ることなんかない。こんな
オレにそんな子犬を飼う資格も義務もないじゃないか。
だいたい足手まといだったし・・・
でもこの吹雪。どうしているだろう。寒くはないか。
サロベツにいたオレと同じように独りで凍えていないだ
ろうか。
すると急に涙が止まらなくなった。
悲しい。忘れてしまっていた悲しみの感情が甦った。こ
の予定外の想いが目の前にあることにオレは驚かされる。
本当に悲しい。どうして仔犬とつらいことがセットにな
ってしまうのだろう。
仔犬は、いつも人生の曲がり角にいた。
 あのときは、白いシーズーの仔犬だった。

「盗もうとしたでしょ。」
赤いグッチのメガネをした若い主婦が白いシーズーをオ
レの自転車の荷台から取り上げて金きり声をあげた。
「いえ。エサをやろうと思って・・・」
18才のオレは自転車の前カゴに入っている朝刊の束が
傾いて倒れないように太いハンドルをしっかり掴んで必
死で説明しようとした。
「どうしてウソつくの。」
「ウソじゃありません。」
「新聞店に電話しとくわ。」
「かわいかったから、パンの耳をやろうとしたんです。
本当です。」
オレは高校を中退して東京で新聞店で働いて一年も経
っていなかった。いつも配達しているバラに包まれた
一軒家の玄関にいる白い仔犬が懐いてきて、つい可愛か
ったから配達自転車の荷台でエサをやろうとしただけな
んだ。確かにすぐ先の公園の広場でいっしょに走って遊
びたいと思ったが、盗むなんてとんでもない。だいたい
四畳半のアパートで犬なんか飼えっこない。本当なんだ。
ちょっとだけ一緒にいて遊ぼうと思っただけなんだ。
 しかしその赤メガネの女は、ナイフのような一瞥をオ
レに投げかけてオーデコロンの匂いを残すと家の中へ入
ってしまった。
激しい落差が心の隅々まで直撃した。あんなに信用され
ないというか、言い訳も聞いてもらえないなんて。どう
しようもなさ、抵抗のしようのない惨めさがモロにオレ
に突き刺さった。
そう。次の瞬間。まだ半分以上配り終えていない新聞の
束をきれいにバラの花壇の飾られてた門の前に投げ捨て
ていた。
これでオレの東京生活は終わった。稚内から東京で調理
専門学校にバイトしながら通って自分の店を出そうとお
ぼろげに稚内工業高校の一年の担任だった上村先生に上
京する日旭川の空港で語った設計図が見事に崩れた。
オレは、ウソつきと言われてもなるほどウソつきに間違
いない。ガキの頃からこんなことばかりだ。
 結局一年もしないで東京から逃げ出して旭川のラーメ
ン屋で働いた。
今度北海道を出るとしたら、アメリカかオーストラリア
だと二年間働いたラーメン屋のシモネタしか言わない店
長に負け惜しみのようにウソぶいた。
 それがオヤジが病気にならなければ、この旭川も居心
地がよかったのに。
そうもいかなかった。オヤジが痛風で片足を切断した。
今までみたいに温泉客の送り迎いも浴室掃除も完全には
できなくなった。何よりも普通の生活が誰かの手伝いが
なければ困難になった。しかたなくサロベツに帰ること
になってしまったんだ。

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ニャンという眺め!

2009年08月20日 | めんちゃん日記
誰かの目がぼくを見ている。
塀の上の茂みから。
ねこちゃんだ。
すると痩せたお母さんネコがぼくに怒って
シャーシャーと背中の毛をたてるよ。

そうか。母子かあー。
塀の上の親子。いいなあ。
塀の上なんか、お母ちゃんといればヘイキだいっ!
子ネコちゃんが言ったよ。
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迷い込んだセミ

2009年08月19日 | めんちゃん日記
ブンブンパタパタ蛍光灯に黒いモノ。
開けていた窓からセミさんが入ってきたよ。
ぼく、なんとかパックリ行きたくて
鼻を突き出したけれど
カメラおじさんにとられたよ。

ダメ。逃がしてやるの。

別に食べるつもりはなかったのに・・・
ちょっとくわえて友だちになりたかっただけなんだけどな。
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