秋祭りの夜

渋谷から近い三宿の円泉寺で

秋祭り。

満月がお神楽殿の屋根の上にぽっかり。

出店がいっぱい出て

こどもたちが活き活きして

走り回っている。

夜の賑わいが非日常の世界。

お祭りは、ワクワクドキドキ。

この豊な気持ちって

とても大切なものだと思う。

寅さんのような香具師はいないけれど

ソースせんべいの味だけでも

思い出にしてほしい。

待ちつかれて

午後。

あのひとは、来ない。

ここ。

あのひとは、いない。

坊や。

まちつかれてー。

うり坊の背中に乗る子サルのみわ

ぽっぽ通信。

福知山市動物園では、子サルのみわが

うり坊をおかあさんだと思ってしまって

背中にのって離れない。

なんだか見ていると

わしは、涙が出てくるんじゃ。

この世でひとり、

間違えてもうり坊しか頼れるものがない。

こどもって、何かに頼らないと

生きて行けないものじゃ。

めんちゃんは5才になっても

未だにカッパさんにベッタリだもんな。

うゔゔ・・・

うり坊とみわのニュース

この後、つぅぐ

お風呂にはいると

このあとすぐ

雨が降るよ。

「細かすぎて伝わらないモノマネ」で

長島三奈の真似風にいうなら

「この後、つぅぐ」雨が降るよ。」になるよ。

つぅぐ、ね。

Cardごのみ122~墓場でパーティー1&2

少し涼しくなりましたので、

今日は秋らしいハロウィンのカード２枚です。
上はシルエット・シリーズを使った１枚で、

背景の色を黄色にしたので鮮やかです♪
下はシンプルにゴーストと墓石を

組み合わせました。

ゴースト達の真夜中のパーティーです☆

オリビア・ニュートンジョン/grow young

思い切りぬれました

やっと降った雨。

で

急に寒くなったよ。

ついでに

ずぶ濡れ!

ああーあ。生まれたての子羊みたい。

とにかく一気に温度が変わるから

体調には気をつけようっと。

さすらいー森の王者５

森の王者　作者大隅　充
　　　　　５
　ノノハラッパを過ぎると、飢餓の谷になった。水のない
沢に枯れ木の林がつづいて周囲を急峻な崖に囲まれていた。
この谷に入る東の道と風の峠へ出る西の道のふたつの通り
道が唯一の抜け道だった。ここまで来ればあのタルカの縄
張りから外れることだろう。
　チャータは、その細長い谷を早く抜けてうさぎやシカの
いる餌場の豊な森へ行きたい。しかし目の前に風の峠の犬
の形に似た突っ立った岩が見えているのになかなか辿りつ
けない。長い一本道でしかないこの谷底のケモノ道をもう
何日も歩いているような疲労感に襲われた。チャータにと
って不安だったのは、その疲労感だけでなく、涸れ沢の脇
に転がっている動物の白骨化した死体の夥しい数だった。
　そしてチャータはかなり歩いた石灰岩の窪みで一匹の小
さなヤマイヌに出会った。それはあのタルカにしっぽを噛
み切られたヤマイヌの仔だった。微かに息はしていたが目
は宙を見つめたままその色を失っていた。そのヤマイヌの
仔のいる窪みには血が溜まっていた。見ると腹にタルカの
牙で射抜かれた痕があった。上空をトンビが旋回している。
　たぶんこの仔犬は後１時間ももたないだろう。チャータ
はそいつの鼻をペロリと舐めてやった。
　するとものすごい唸り声が後ろから聞こえてチャータの
尻にはげしい痛みが走った。眉間に三日月の傷のある大き
な褐色のヤマイヌがチャータの背中に噛みついたのだった。
チャータは飛び退いて石灰岩の上に登った。褐色のミカヅ
キは、怒りのかぎり吠え、牙を剥いた。チャータも負けず
に唸り応戦した。別にあの仔犬を喰おうとしたわけじゃな
い。よく頑張ったと慰めただけなんだ。そうチャータはミ
カヅキに説明したがこの辺のヤマイヌのリーダーなのか、
あの仔犬の父親なのか、ミカヅキは全くそんな説明に耳を
かそうとしないでこの山で何をしている、この山に入った
からには生きて返さない、と烈しい調子で吠え続けた。
　気がつくとチャータのいる岩のまわりを数十頭のヤマイ
ヌが取り囲んでいた。殺気立った咆哮は、飢餓の谷に木魂
した。
　ミカヅキの横から出てきた黒いカミソリのように痩せた
若いオスが驚く跳躍力でチャータの喉めがけて跳びついて
来た。チャータは牙を黒いオスとあわせて砂地に転がり落
ちた。そして吠えたてるヤマイヌの群れの中でお互いに肩
と肢を噛んだままゴロゴロと転がり廻った。チャータが馬
乗りになり上になった時白い丸々としたメスがチャータの
背中に牙をたてた。激痛でチャータがひるんだ隙に黒いオ
スはチャータの牙から離れた。そして何頭ものヤマイヌが
一斉にチャータの体に向かって八つ裂きにすべく跳びかか
った。
　どう考えても一番小さなチャータは不利だった。腹を噛
み切られ、咽を喰いちぎられズタズタになってもおかしく
ない。ケモノの掟は、弱みを見せたものが負けだった。少
しでも腹を見せたり、しっぽを巻いたら、それは死を意味
した。
　しかしチャータは、ぐるりと取り囲まれた群れの中で一
番大きな白メスの首を噛みちぎった。傷は深く鮮血が噴き
出た。みるみる白い巨体が真っ赤な岩になって転がり落ち
た。群れの輪が一瞬ゆるんだ。
　チャータは、ものすごい速さで白メスの横にいた茶色の
若いオスの耳を牙で切り落とし群れの外に飛び出た。
　甲高い悲壮な鳴声がヤマイヌの群れと谷に充満した。チ
ャータは、再び石灰岩の岩に登って雄たけびをあげた。そ
れは、はじめて聞くオスの戦慄の咆哮だった。
黒いオスとミカヅキのリーダーとヤマイヌたちが静かにな
った。
　チャータは、もう一度低い遠吠えをして谷の出口を目指
して走り出した。ヤマイヌが後を追う気配がなかった。枯
れ木と石灰岩と砂地とを蹴って走った。肩の傷も背中の傷
も肉は見えても骨にまでは達していない。走る四肢の筋肉
がどんどん大きくなってゆくのが自分でもわかった。この
数分の間にチャータの体が大きくなって成長したのだと確
信した。信じられれないことだけどはっきりとそう実感し
た。それは又チャータが森で生きて行く野生のオスの大人
になったことの証でもあった。
　風の峠はもうすぐだ。谷の隆起を乗り越えれば、この飢
餓の谷から抜けられる。大きな火成岩の岩を越えたら峠だ。
チャータは走りを弛めて、いよいよこのに谷ともおさらば
だと後ろを振り返った。枯れた林の谷が目の下にあった。
ヤマイヌの叫びは、聞こえない。死んだように静かな枯れ
木と石灰岩の世界があるだけだった。
　チャータは再び力強く駆けると火成岩の大岩を乗り越え
た。
　しかしそこには風の峠はなかった。又同じ枯れ木の谷が
つづいていた。そして窪地にあのヤマイヌの仔が腐りかけ
て前と同じ格好で横たわっていた。

金沢・村上「わり氷」~シーちゃんのおやつ手帖149

金沢市泉本町・村上
わり氷 １袋210円
まるで氷を無造作に割って、

色を付けたような姿をした美しい和菓子。

一粒ずつ職人さんの手で削られた寒天を、

６日間かけてじっくり乾燥させ、

表面を砂糖で包んでいます。

外側はカリッとした食感で、中は柔らか。

見た目も味も繊細で、

日本茶と一緒に頂きたいです☆

十五夜お月さん! To be or not to be!

きれいなお月さん。

ぼくの悩みを聞いておくれ。

To be or not to be.

ぼく、ピーターパンのように

月に向かって飛びたいよ。

ー飛ぶか、飛ばないかー

ええ? なに? おまえはハムレット?

シェークスピアのハムレットのいでたち。

ウソ! ぼく、ピーターパンのつもりだったのに・・

だいたい生きるべきか死ぬべきかでしょ。

囚われの身のアゲハさーん

ゴミネットの中でパタパタ。

よく見ると

アゲハ蝶さん。

なんでこんなことに・・・

まさかゴミを漁ってたの。

アゲハさーん。

無言。

アゲハさん何も言わないので

出してやったよ。

近くの木にとまって

・・・・・・・・・

恥ずかしいみたい。

鉄道博物館への誘い

埼玉県の大宮に鉄道博物館がある。

子供連れが多い。

特に父と息子は、目の色が違う。

一度遊びに行かれるのをおすすめします。

この寝台車で上京したタモリと同じ気持ちだった。

むかしの列車は丁寧に内装されている。

貴賓車のスタイルは重厚。

で上野駅のジオラマ。

タクシーで帰宅。

やさしいライオン? さみしいライオン?

ディズニーアニメのように仲のいいライオンと小動物

ああ。ぽっぽ通信のハト爺さん!

めんちゃん。世の中には変わった奴がいるものじゃ。

イギリスの牧場で飼われているライオンが

ミーアキャットと仲良く遊んで寝ているそうじゃ。

ライオンがキャットを食べないのが不思議で

たちまち世界中のニュースになっとる。

どうも子供のときから一緒に生活して

そのまま仲良しに。

というか、深い親友になったのかな。

親も兄弟もなく、にんげんのところに

連れてこられる動物は、やっぱり

さみしいよ。

めんちゃんもときどき夜中にクーンって

泣いてるけど、さみしいかな。

でもこのカッパさんの家の一員だもの。

いまは、もう。

Cardごのみ121~フラミンゴの水遊び&すいかサマー

９月とはいえ、まだまだ残暑が厳しいので、

思いっきり夏っぽいカード２枚です。
上はプールで遊ぶフラミンゴさん、

ピチャピチャ涼しそう☆

下は特大すいかを頬張るクマさん、

夏を満喫です♪

こんなに生きて・・・彼岸まで

彼岸近くなっても

セミさんが転がっているなんて

去年までなかったよ。

暑い夏がつづいて

仕方なくがんばって鳴いて

ポトンと命を落としたセミさん。

偉いね。

彼岸へゆくのが悲願だったセミさん。

彼岸直前に果たせず、おしかったセミさん。

合掌。