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ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

太田大八著「かさ」

2015年12月03日 | Bookっり箱
今日は久しぶりに絵本をご紹介します。
太田大八の「かさ」です。
小さな女の子が主人公で、文章は全く無く、
絵だけでお話がわかるようになっています。

女の子は赤い傘をさし、
黒い傘を持って歩いて行きます。
公園や池の前を通り、線路の上を渡って、
段々と街へ近づいて行きます。

ケーキ屋さんやおもちゃ屋さんの前を通って、
やがて駅に着きます。

駅ではお父さんが待っていて…

そう、女の子はお父さんの黒い傘を持って、
駅へお迎えに行ったのでした。


帰りはお父さんとケーキ屋へ寄って、
ご褒美にケーキを買ってもらってめでたしめでたし…
というお話でした。

文章が無くても絵がとても素敵で、
細かい街の描写など何度見てもワクワクします☆

啓林館 編集 文研出版 発行 「かさ」太田大八 作・絵
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ティム・バートンのオイスター・ボーイの憂欝な死

2015年02月12日 | Bookっり箱
今日も洋書絵本のご紹介になります。
ティム・バートン氏のイラスト&文による短編集
「オイスター・ボーイの憂鬱な死」
(原題/ザ・メランコリー・デス・オブ・オイスター・ボーイ)です。


絵本の中にはバートン氏特有のちょっと不気味なイラストが満載。
悪気無く恋人を焼き殺してしまう「マッチ・ガール」や、
体から染み汚れが滲み出てしまう「ステイン・ボーイ」など…
何となく滑稽で物哀しく、
少し皮肉の効いたお話がたくさん詰まっています。

ティム・バートンのディープなファンの方にお薦めです☆
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Winter in Whiteって絵本

2015年01月31日 | Bookっり箱
今日は真冬にピッタリの洋書絵本をご紹介します。
Robert Sabuda氏の「Winter in White」というポップアップ絵本です。

本のタイトルの通り、頁をめくると「白い冬のモチーフ」が次々に
飛び出してきます♪雪の結晶、雪ダルマ、天使、スケーター、雪ゾリ、
白鳩など…☆どの頁のペーパークラフトも精巧で美しく、
何度も開いて眺めてしまいます。冬の寒い日、特に雪の降る日に楽しみたい一冊です。


ウィンター・イン・ホワイト リトル・サイモン社 12.99usドル
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愛犬と暮らす365日のしあわせ

2014年10月25日 | Bookっり箱
アメリカ人のイラストレーター、スージー・ベッカーさんが
愛犬について綴ったエッセイ。
ユーモラスなイラストと文章で、
飄々と愛犬の魅力について語っています。

愛犬がクレジット・カードを二度も食べてしまったとか…
小銭を飲み込んでしまったとか…水で泳ぐのは好きだけど
お風呂は大嫌いとか…他人様の靴や手袋をくわえて来てしまうとか…
異様な臭いを放つモノに体をこすりつけるとか…
猫好きだが猫には嫌われるとか…
犬用ベッドより人間のベッドで寝るのが好きとか…
獣医さんには畏敬の念を抱いているとか…。

どれも犬を飼っている人なら「わかるわかる」と
頷けるエピソードばかり。
読みながらクスッと笑って、
読み終わったら愛犬をギュッと抱きしめたくなる、そんな本です☆

飛鳥新社刊「愛犬と暮らす365日のしあわせ」スージー・ベッカー著 河野万里子訳
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NO IDEA 安西水丸・和田誠

2014年08月11日 | Bookっり箱
安西水丸&和田誠という著名なイラストレーター2人による、
異色のイラスト・エッセイ集。

カクテルや煙草など様々なテーマについて、
2人がそれぞれカラフルなイラストを描き、
短いエッセイを寄せています。

エッセイでは2人の趣味や幼少期の記憶、
旅の思い出などが簡潔に語られていますが、
見所はやはり2人のユーモラスなイラストでしょう。

因みに解説すると…
ここに載せたカクテル・煙草・カードの頁は左側が
和田氏のイラスト、右側が安西氏のイラストで、
ウエスタンの頁はその逆になっています。

「NO IDEA」 金の星社刊 1200円
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

2014年07月28日 | Bookっり箱
ちょっと季節外れで恐縮ですが…
ティム・バートン監督の映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の
原作絵本を紹介します。
絵本もバートン氏の手によるもので、
この本からあのパペット・アニメーション映画が生まれました。

絵本の主人公はハロウィンランドの王様・ジャック。
彼は毎年ハロウィンの怖い怖い行事を取り仕切っていましたが、
同じことの繰り返しに飽き飽きしていました。
そんな時偶然にクリスマスタウンへ迷い込んだ彼は、
クリスマスの明るく楽しい雰囲気にビックリ!
「暗くて怖いハロウィンはもうウンザリ!

僕だってサンタクロースみたいになって、
みんなに喜びと笑いを届けたい!」と決心。
なんと本物のサンタクロースを拉致して、
ジャック自らがクリスマスを仕切ることに。

とはいえクリスマスをよく知らない彼のこと、
子供たちへのプレゼントと言っても人喰いリースやお化け列車、
吸血テディベアを配ってしまい、楽しい筈のクリスマスが恐怖と悲鳴で大パニックに…。
大失敗に終わったクリスマス作戦を反省したジャックは、
サンタクロースを解放、自分の本来の居場所はハロウィンランドだと
悟って帰って行くのでした。

映画の中で重要な役割を果たすガールフレンド・サリーが
絵本には登場しなかったり、絵本と映画では多少の違いはありますが、
全体に漂うダークでコワ可愛い世界観は全く同じでとても魅力的です☆


ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ビリケン出版刊 1800円
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オサムズ・マザーグース 原田治

2014年07月17日 | Bookっり箱
1976年に初版本が出版されたオサムズ・マザーグース。
80年代に「オサムズ・グッズ」で一世を風靡した
イラストレーター・原田治さんが挿し絵を手掛けた絵本です。

出典はイギリスの童謡詩集で、
酒井チエさんが日本語訳を付けています。
古い英国詩集の筈なのに、原田治さんが描くと明るくて
都会的なアメリカン・フィフティーズの世界に
様変わりしてしまうから不思議です☆

人間も動物もタマゴでさえも、
絵が生き生きとしていてとにかく可愛い!
最も有名なハンプティ・ダンプティの詩を紹介させて頂きます…。

「ハンプティ・ダンプティ、塀の上に座ってたの。
ハンプティ・ダンプティ、みごとに落ちちゃった。
王様のお馬、王様の兵隊さん
ごめんね、僕たち……あんまりお役に立てなくて。」

コージー本舗出版部刊 発売元 ダスティ・ミラー 800円
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最後の歌舞伎座写真集

2010年05月11日 | Bookっり箱
歌舞伎座について写真家安斎氏インタビュー

東銀座の歌舞伎座が閉館になって建て変わる。
興行が終わってもみんな写真を撮りにやってくる。
ところで
ご近所でわんちゃん付き合いのある安斎重男さんが
その歌舞伎座の最後の姿を歌舞伎座から依頼され
写真集を出した。

奈落や裏方、楽屋の役者など普段見られないところ
をフィルムにおさめている。
本屋で目にされたら表紙の裏まで見てもらいたい。
変わった作りになっています。
それにしても
まだまだ連日歌舞伎座見物の人出ーー。

無理を承知で・・・
松竹さん、このまま耐震補強でがんばってほしかった。
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『荒野」桜庭一樹著

2010年04月26日 | Bookっり箱
ジュニア小説から直木賞作家になった桜庭一樹の
青春小説。
 北鎌倉に住む恋愛小説家の娘・荒野の12才から
17才までの思春期を描いてさわやかな読後感。
 実母を知らずに育った山野内荒野が父の再婚相
手の息子神無月悠也との淡い恋心を抱きながら、
同級生の女の子たちとの子供から大人への成長を
ビビットに描く。
 まだ物足りなさが残るところで終わりがくるが
不思議とどんな形の家族でも目の前にいる人を
大事にしようという感情がわいてくる。
 これはやはり決まり手やどきつさを排した作戦
がこの小説でうまく働いていると思える。
たぶんこれは続編があるのではないかと個人的に
期待する。
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あなたの帰りがわかる犬ーR・シェルドレイク著 

2010年01月20日 | Bookっり箱
「あなたの帰りがわかる犬
 ー人間とペットを結ぶ不思議な力」
ルパート・シェルドレイク著田中靖夫訳
 ケンブリッジ大学とハーバード大学で
生物学を学んだシェルドレイク博士による
徹底した飼い主や訓練士、動物医療者などへの
聞き取り調査を行って動物の力を浮き彫りに
しようとした一般向けの研究書です。
 この中で飼い主が帰る一時間前とか30分前と
かに飼い犬が察して玄関や窓辺に行くという
現象を調べて犬の55%猫の30%がその能力が
うかがわれたというのです。
又その方法が音や匂いではなくテレパシーとし
か思えないという仮説でした。
皆さんのワンちゃんネコちゃんはどうでしょう。
めんちゃんは、おじいちゃんの家の最寄り駅に
着くと鞄の中で外が見えないのに狂ったように
鳴きます。
 
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わたしのすきなもの~杉浦さやか(祥伝社黄金文庫)

2009年10月16日 | Bookっり箱
イラストレーター・杉浦さやか氏の人気コラム
「つれづれダイアリー」を書籍化した文庫本。
優しい色使いの可愛らしいイラストをふんだんに
加えながら、彼女独自のセンスで選んだ様々な
「お薦め」が綴られています。
例えば・・・クラシック・ホテルを訪れて内装の
美しさを堪能したり、美術館のレトロな装飾に感
嘆したり、下町の古い老舗料理店を巡ったり。
少し足を伸ばして、熱海に残る昭和の風情を楽し
んだり、江ノ島の少し寂れた土産物店に懐かしさ
を感じたり・・・。
どれも「最新流行」とは縁の無い、むしろちょっ
と古風な視点で選ばれた場所やモノたちですが
「うんうん、その良さ、よくわかる」と深く共感
してしまいます。
杉浦氏の同じ文庫シリーズで「よくばりな毎日」
も読みやすくお薦めです。
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最高齢のゾウ「ウメ子」死すと「見せ物探偵が行く」川添裕著

2009年09月19日 | Bookっり箱
9月17日。「ウメ子死す」ニュース
小田原城址公園の最高齢ゾウ「ウメ子」死んだ。
人間だと100歳だったそうだ。

ところで最近読んだ本で江戸時代に象が最初に来た話があった。
川添裕著「見せ物探偵が行く」(晶文社)。
享保14年(1729年)にベトナムから来たオスの象が
長崎から江戸に出発して70日かけて江戸に入った。
当時の将軍吉宗の要望だった。
諸国を旅する象の一行は、各地でさぞ珍しがられただろう。
江戸では浜御殿で飼育した。今の浜離宮。
200両のえさ代に窮して将軍はすぐに飽きたそうで
翌年には貰い手を探したがいなかったらしい。
面白いのが2年後中野村の百姓3名が象の糞を貰いに来て
疱瘡の薬にして「象洞」という名で売り出した。
当然成功しなかったそうだ。
そして寛保元年(1741年)中野村へ移って翌年の12月に
喉を詰まらせて亡くなった。
享年21才だった。
まだ若かった。このベトナムから来た象の眼には、
当時の日本はどう映ったのだろうか。
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まいごになったおにんぎょう

2009年01月09日 | Bookっり箱
スーパーマーケットの冷凍庫に置き忘れられ、
迷子になってしまった小さなお人形。
仕方なくお人形は冷凍庫で暮らし始めますが、
ある日お店へ買い物に来た少女がお人形の存在に気付きます。
少女はお人形がかわいそうになり、暖かいコートや帽子など
を作ってお人形にコッソリ差し入れします。
お人形はとても喜んで、二人は段々仲良くなっていきます。
そして、どうしてもお人形を連れて帰りたくなった少女は、
勇気を出してお店の店員さんに頼み、お人形はめでたく少女の
家に引き取られて幸せに暮らしました・・・というお話です。

他愛ないストーリーですが、人形と少女の交流が丹念に描かれていて、
読む度にホッと心が温まります。岩波の絵本の名作古典です☆
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続まこという名の不思議顔の猫

2008年12月23日 | Bookっり箱
ブログ発信の猫本「まこという名の不思議顔の猫」の続刊。
今回はまこ以外の後輩猫・しおん(極端な怖がりで家庭内野良状態)&しろたろ
(パワフルでやんちゃな子猫)の写真もたくさん盛り込まれています。
    
3匹とも元を辿れば保護された猫たち…みんな幸せになれて、本当に良かったなぁと思います☆

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まこという名の不思議顔の猫

2008年11月12日 | Bookっり箱
ブログから人気に火が点き、ついに本まで出版された猫・まこちゃん。
元々は動物プロダクションの倒産で放棄され、動物病院に保護された猫でした。

里親募集で名乗りを挙げた飼い主さんに引き取られた当初は病気がちで人見知り、
脱毛も酷くてとても可愛いとは言えない容姿だったそうですが、
根気強く付き合う内に徐々に心を開き、外見も見違えるようにきれいになったとのこと。

好奇心旺盛で人懐っこく、独特の情けない目つきが不思議と可愛いくて癒されます☆
中央公論新社刊
1500円

近所で見かけた不思議顔的のら猫たん。(駒沢辺り)
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