カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

犬禁止令ーおもしろ看板シリーズー

2009年10月31日 | 街角探検
住宅街の路地を
曲がろうとすると
窓から厳しい目で見ているひとが。
おもわず上げかけた後ろ足を下ろしたよ。
ここは、犬禁止地帯。
あぶない、あぶない。

うーん。待てよ。
一休さんじゃないけど、散歩しなければ、
ここを通ることができる!
たとえば、走るとか、寝るとか・・・・
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さすらいー地球岬 14

2009年10月30日 | 投稿連載
地球岬 作者大隅 充
     14
ぼおっとした頭で何とかこの事態がなんなのかすべての
回路をつなぎ合わせようとするのだが意識が穴の開いた
タライみたいにしっかりと脳という器に満タンにならな
いで線路に寝かされた自分の身体が列車によって真っ二
つになるという現実を受け止めるのにゆっくりとした時
間がかかった。
オレは、なんとか必死になって体を動かそうとするのだ
が下半身がなかなか言うことをきかない。列車は、カー
ブを回ってぐんぐん近づいて来た。
そして仔犬は、はげしく吠えながら走ってくる列車に向
かって駆け出した。
 室蘭行き普通列車の運転席では、正面でいきなり茶褐
色の仔犬が電車に向かってまっすぐ走ってくるので操作
レバーを握っていた運転手が慌てて緊急停止ボタンを押
して、ブレーキを引いた。
時速60キロからカーブで45キロまで減速していたと
言え、鉄橋の向こうから無謀にも線路の真ん中を突進し
てくる動物にぶつからないで間に合うかどうか若い運転
手は自信が無かった。
この運転手は、かつて研修中の根室本線できつねを撥
ねたことはあったが列車に軽い衝撃があっただけで運行
そのものには何の支障もなかった。ただそのあと血だら
けでバラバラになったきつねが夢に出て来て今でもトラ
ウマになっている。小動物の一匹ぐらい仕方ないとはど
うしてもいかなかった。若い運転手は、電車が停まって
もブレーキを握った手を自分の力で放すことができなか
った。
明らかにあの茶褐色の仔犬は電車に轢かれた。しかし何
の衝撃もないのはどうしたことか。あの仔犬は、確かに
橋の上でぶつかる瞬間運転台のガラスに向かって飛んだ。
あまりの出来事で運転手が目をつむってしまったのでそ
の仔犬が幻のように消えて、水蒸気みたいに空気圧に流
れてしまったようで全くどうしたことか見当がつかなか
った。
 そして若い運転手は、緊急停止から線路に降りたって
ますます今起きた出来事が気味悪く摩訶不思議なことに
なったとぞっとした。
なんと仔犬の姿も一片の肉片も血ノリもなく、目にした
のは、橋の上で停止し電車の先頭から数メートルのとこ
ろに人間が線路で横たわっていたのだった。
   ×   ×    ×
 オレは、その若い運転手がぶるぶる震えながらオレの
折れた左腕を持ち上げて痛いとオレが叫び声を上げたの
でびっくりして線路の真ん中で座り込んだところまで見
ていた。そして後ろから年寄りの乗務員が走って来てオ
レの目を指でこじ開けて瞳孔が開いているかペンライト
で確かめた。
 次に目が覚めたのは、救急車にオレが乗せられる時だ
った。鉄橋の袂にパトカーも停まっていた。ちょうど電
車が動き出して視界から消えるところだった。二人の救
急隊員によって担架に固定されたオレの体が頭から持ち
上がって救急車の処置室に格納されるとき、オレは、は
っきりと鉄橋の下の川の中から這い上がって草地の土手
をよじ登ってくるチャータの泥だらけの姿を見つけた。
チャータ!
そうオレは叫んだが声にならなかった。
チャータは、自分の身を挺してオレを救ってくれた。
鉄橋の手前でチャータは電車にぶつかる寸前に川の中へ
飛び込んだんだ。電車の乗務員に危険を知らせるために
己の身を賭けてナイフが手に刺さるほんの一瞬の手品師
の運動神経で電車から身を避けた。それもこんな死に損
ないのオレのためにだ。あいつはいい奴だ。そして素晴
らしい犬だ。オレは、生まれてはじめて自分以外のもの
に感動した。どうしてそんなことが出来たんだ。しかも
駅に置き去りにして捨てたオレなんかをどうして助けて
くれたんだ。
救急車が走り出してサイレンを鳴らした時川の方から遠
吠えが聞こえた。そして車の後を追ってチャータが走り
出す足音も同時に聞こえた。
やがてそれもエンジン音にかき消された。
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アンバサダーホテルのパンプキン・モンブラン~シーちゃんのおやつ手帖113

2009年10月30日 | 味わい探訪
ハロウィン期間限定のケーキで、ミッキーの顔がかぼちゃ
ランタンになったかのようなデザインが素敵!見た目が
可愛いだけでなく、お味も濃厚でグッド☆
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蜘蛛女のキッス

2009年10月29日 | めんちゃん日記
結婚詐欺/戦車模型ちゃんねるB
にんげんって恐いよ。
だからテレビなんて見たくないんだ。
甘い言葉で近づいて
次々に殺していく女郎蜘蛛みたいな女の事件を
ニュースでやってるよ。
41才のプラモマニアが自殺に見せかけて
殺されたーーぶるるるん、
いつも心は婚活中のぼくにとって
こわーい話だよ。
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夜の横浜

2009年10月28日 | 写真コラム
騒ぎのあとの静寂。
ハマは、饒舌にして無口。
それは、ひとり一人のハマを
歩きたいから。
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チロルチョコになっためんちゃん

2009年10月27日 | めんちゃん日記
カッパ姉ちゃんの誕生日祝いに
チョコを貰ったよ。

なんとぼくがチョコのデザインになっていた。
うーん。うれしいっス。

もちろん
ぼくは、チロルチョコは食べられないけれど
包み紙の甘ーいマスクは貰いまーす。
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レインツリーと水の中

2009年10月26日 | めんちゃん日記
10月の雨。
しばらくいい天気だったので
久々の雨。
公園も森も水の中。
みんな静かになるよ。

水の中、金魚さんだけが騒がしい。
くるくる泳いでよくしゃべる。
わしら、水の中で生まれてよかったぞ。
傘はいらねえし、車にはねられることもねえでよ。
いや、雨に濡れてるにんげんやワン公がかわいそう。
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Cardごのみ75~マスキングテープ・アレンジ1&2

2009年10月25日 | 食玩小物
今日はソニプラ(プラザ)のノベルティグッズのマスキ
ングテープを使ったカード2枚です。
絵本作家エド・エンバーリー氏のデザインしたテープで、
ハロウィン期間中にソニプラで買い物をしてスタンプを
集めるとゲット出来ます。
    
オレンジとピンクの2色セットでキュート!合わせるス
テッカーもハロウィンらしい絵柄を選んでみました☆

(一番下の写真は、ソニプラのハロウィン仕様紙袋。
こちらもエド・エンバーリーのデザインです)
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塀の上の懲りないめんめん

2009年10月24日 | めんちゃん日記
何か気配を感じる。
散歩の途中。
ふと見上げると

やっぱりあいつ。
前にあった子ネコちゃん。
野良生活がすっかり板について余裕の顔。
でもお母さんが後でじっと見守っているよ。
可愛いね。

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ルタオ~シーちゃんのおやつ手帖112

2009年10月23日 | 味わい探訪
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さすらいー地球岬 13

2009年10月23日 | 投稿連載
地球岬 作者大隅 充
        13
アルコールを打たれてオレは、線路に寝かされる。
死に方はどうでもいいけど、最後に見たものが液晶テレ
ビの画面だったのが悔まれる。まあ、今更言っても仕方
ないことだけどこの世の最後は、テレビのサッカー中継。
つまらない人生にもってこいかもしれない。オレはその
程度の価値のない奴だった。
誰からも愛されず、いつもノケモノにされて親の愛情も
知らず友だちもなく、冷たい水にはアカギレがして、血
が滲んでいると少しは自分も人間なんだと安心する。オ
レは、あの夕陽に群れ飛ぶ海鳥になりたかった。少なく
ともあいつらは、帰る巣をもっている。住む所とか、金
があるとか関係ない。番屋の子ってバカにされることも
ない。
オレは、どうしようもないカスだったけど、最後はテレ
ビ画面なんかじゃなく母ちゃんの顔だったらよかったの
に・・・・
 真っ暗になった。何も見えないが最後の最後に後頭部
が冷たい鉄の線路にコツンと当たる感触があってオレの
人生はパチンと切れた。
     * * *
 白い鳥が空を飛んでいる。
青い空をオレは、泳いでいる。
綿のような雲が足元を掠めていく。
なぜかミッキーマウスがオレに手を振っている。暖かく、
柔らかな光に包まれてすごくいい気持ち。レースのカー
テンから涼やかな風が吹いてくる。そして女の笑い声。
 これがオレの人生最初の記憶だ。どういうわけかこの
空を飛んでいる感覚だけは、すごく鮮明に残っていて、
幼い日の一番はじめの映像がいつでもこれだった。暗い
押入れの中で泣き疲れて寝入ったときも、東京のアパー
トの誰もいなくなった昼間寝転んだ三畳の畳の上でもい
つも同じこの飛行の記憶が甦ってきた。
 あれはなんだったんだろう。この懐かしくて唯一幸せ
な浮遊している感覚。どうしてこんな断片がオレにはあ
るのだろうか。もしかしたら本当にオレは昔々鳥だった
のか。と不思議だった。それがオヤジをやって飛び乗っ
たスーパー特急カムイの夜行で真っ暗な車窓に映った犯
罪者の自分の顔を眺めていてふと気づいたことがあった。
それは、赤ちゃんのときの布団だった。一番最初の記憶
がベッドで寝かされていた時、おそらくオレは赤ちゃん
で母親がかけてくれた青いミッキーマウスの絵の入った
掛け布団だったのではないかとあのとき思いついた。
たしかダンボもいて空をミッキーと飛んでいるような図
柄だったような気がする。なぜそれを思い出したか、と
いうとオヤジと過ごしたサロベツをいよいよおさらばす
る段になってあの、幼稚園に上がる前の番屋での生活が
ふうっと甦ってきたのだ。そしてその番屋のあった浜で
寝小便して干していた布団が確かミッキーの青い布団だ
った。
 なぜかサロベツへの決別があの浜に干していた青い布
団と直結していた。その後この青い布団は捨てられたの
か小学生になる頃にはもう家にはなかった。たぶんオヤ
ジが温泉宿へ番屋から引越した時に焼いたか廃棄したん
だと思う。
 ただ今となればあの布団が母さんとの最初で最後のつ
ながりだったのではないだろうか。
青い空の絵の布団の中から天井に吊るされた紙飛行機。
まだおっぱいしか飲めないオレが吸いダコのついた唇で
笑っている。母さんがオレの小さな指をつまんで笑って
いる。風がレースのカーテンからひらひらとそよいでい
る。
何か母さんが言っている・・・・何かオレに優しく語り
かけてくれている。
そこでいつも記憶の映像が途切れて音と感覚だけになっ
てしまう。もう少しで母さんの顔が見えるところで必ず
再生不能になって終わってしまう。
 しかし今回は違う。母さんのカタチのない声が、優し
くオレに降り注いでくる。しかもオレの胸を坊や起きて
と撫でている。オレは心地よく眠っていたがだんだん苦
しくなってもがき出す。やがて母さんは、オレの口にキ
スをする。それも執拗に長く。熱く柔らかい感触が歯と
舌に纏わりつく。オレは、我慢出来ずに母さん!と叫ん
でしまった。
ワンワンワン・・・・
仔犬がオレの口を必死で舐めていた。
重い体をやっとの思いで起こしてその犬を抱きとめた。
チャータだった。
あの駅に捨ててきた鞄に入っていた黒毛の仔犬だった。
室蘭本線の線路をずっと歩いてきたのか全身の毛が濡れ
傍だって疲労しきった筋肉の肢でぐいぐいとオレの胸に
押し付けてくる力強さは若い生命力に満ちていた。
わかった、わかったから、ペロペロ舐めるのは、やめて
くれ!
しかし仔犬はやめようとせずむしろ益々強く舐めてきた。
オレは、たまらず仔犬の口を振り払って起き上がると身
体の下にあるレールにゴォーという振動が伝わって来る
のがわかった。
見ると橋の向こうから列車が向かって走って来るのが見
えた。
仔犬は、ワンワンワンと必死で吠え立てた。
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旅の支度

2009年10月22日 | めんちゃん日記
遠足の前夜は、荷物を枕元にそろえて
ワクワク眠れないよ。
食料は二日分、OK!
カバンも新品で、OK!

お伴のリスくんも、OK!
さあて。寝るぞっ。
待て待て、明日どこに行くんだっけ。
・・・・・旅の夢を見ていただけ、だっけ。
カバンをもらって、つい旅気分になっちゃった。
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三四郎池で深呼吸

2009年10月21日 | 街角探検
本郷の東大の中。
夏目漱石に因んだ「三四郎池」ある。
ひっそりと木々に囲まれた小さな池である。

休みの日には、近所の人が憩いにくる。
東京の緑百選。
谷中のねこカフェに行かれる方、
根津神社のつつじを見に行かれる方、
ちょっと寄り道しては、いかが。
深呼吸にもってこいの場所です。
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開かずの門

2009年10月20日 | めんちゃん日記
自由が丘に開かずの門があるよ。
どうもお店のようだけれど
しっかり門が閉ざされたまま。
ぼくは、いつ開くのか
待っても待ってもついに開かなかったよ。
倒産したわけでもなさそうで
真夜中、秘密を知っている者同士だけが
集まっているのか・・・

ともかく不思議で怪しい門だね。
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多摩川のお気楽カフェに日が沈む

2009年10月19日 | めんちゃん日記
日曜日の多摩川はにんげんでいっぱい。

でも夕方になると、ひとりずつ帰って行く。
夕日は、きれいだったなあ。

もっと河原の草原を走りたい。
でも日が暮れるんで帰らなくちゃ。
もうちょっと、ってこの気持ちは、オアズケ。
また明日。

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