何度もブログに登場する「ベトナム簡易カフェ?」通称「チャーダー」は
ベトナムとは切り離せない「独特な文化だ」
「チャーダー」とは「チャー:お茶」「ダー:氷」合わせると「冷たいお茶」これを合わせて
「通称がこの路上簡易カフェの事をチャーダーと言う」
これがベトナムに存在する「何の登録もされていないカフェ」である。
要するにベトナムに行くと「大体歩道の片隅(あるいは堂々と)」を使い
風呂場にあるような低い樹脂製の椅子で「お茶や飲み物」を提供している「あれである」
「登録していないので、警察の取り締まりが来るといつの間にか無くなることも有る」
しかし、そこはベトナム「管轄の警察や地域の有力者」に「上納金」を払い
営業を続けるのである。 使う側も「深くベトナムに根差したもの」なので
無くなっては困る。特に「喫煙者」にとっては「喫煙できる貴重な場所のようだ」
さすがにベトナムでも「オフィス内での喫煙は禁止」なので、オフィス街の歩道には
必ずと言っていい「チャーダー」が存在するのだ。
この「チャーダー」それなりの規模の店になると「雛ぞろえが豊富だ」
*お茶(冷たい、温かい)お茶の種類も基本2種類(緑茶とベトナムの少し甘いお茶)
*飲み物各種(コカ、レッドブル、スティング、等々)
*食べ物(パン、お菓子、ゆで卵、チュンビンロン、など)
そしてエスカレートした店では「簡易的な食事さえ提供する」
*不思議なものでは「トランプも常時売られている10,000VND(60円くらい)
(時間があればトランプ賭博で持ち上がるベトナムならではである)
わが社のあるオフィスビルの対面には「大きめ(席数20)」のチャダーがある。
10時3時の休みには近在で働く人たちでにぎわっている。じぶんも時々「ミッ」の散歩の後に
ミッと立ち寄る。そして「来客が有ったり、日本と打ち合わせがあって、昼食時間が無くなったとき」など
この「チャーダーの店」で食事もとれる。先日「社員と共に久しぶりに食事をした」
この店のメニューは「各種オプション付きのミートム(インスタントラーメン)のみ」
*その日の社員は「麺を2つ、肉(牛肉)をたっぷり入れた【大盛肉ラーメン】(25,000VND)(≒150円くらい)
*そして自分は「野菜がたっぷり入った、目玉焼き1つ、麺は1つの【目玉焼きラーメン野菜多め】15,000VND(≒75円くらい)
だった。
多くの店がパブリックスペースにあるにもかかわらず
なんと「電気が来ている」この店は屋外の路上なのに「扇風機」も完備されている。
水道まで完備している店もある。 誠に不思議な「文化である」
もちろん衛生状態を気にしたら「なかなか使えないだろうが?これもまたベトナム文化」なのだ
いよいよ熱くなり始め(一昨日は39℃昨日は36℃になった) 昨日からこの店では「ミアだ―」
(サトウキビジュース)の販売も始まった、早速昨日10時休みに「飲んでみた」
青臭い、甘い飲み物だ、しかしベトナムの夏には欠かせない「風物詩の一つなのである」
これを飲むと「ベトナムに夏が来た」と感じる。
これが会社対面のチャーダーである。歩道上を占拠する形で営業している。右の
棒状のものが刺さっているのは「サトウキビ」(ミアだ―の原料である)
(野菜を食べてしまったとの図)これが「目玉焼き1つ入り、野菜多め、麺1つ」の
ラーメンである。