相棒ミッと暮らし始めてから、本当に「外出しなくなった」
行くのは「買い物,ATM,仕事・・・」程度だ。
家で「一人(一匹)」にしておくのは「なんとなく不憫で、こうなっている」
会社創立当初は「社員も若く、休日にはツーリングなどに良く出かけた」
飲み会も頻繁に行っていたが、 一番愛着のある社員の1期生はすでに30を超え、
70%を占めていた女性は「全員が結婚した」つい先月「男性で最後まで結婚していなかった社員」も
とうとう結婚し、これで1期生が全て片付いた、そしてすでに家庭をもって子供もいる家庭は
子育てに忙しく「ツーリングや飲み会どころではないのが現実だ」私のことなどは気にする余裕もなく
ほおっておかれている。(良い事だと思う)
自分もハノイ周辺はバイクでは行きつくし、ミッが来たことで「現在は徒歩でミッとバイクでは触れることのできなかった
裏路地などのハノイを巡っている」 しかしさすがに散歩では「ミッも放し飼いのわけにはいかず、リードをつけている」
そして自分の住む近郊には「放し飼いにできるような場所は無い」従ってミッもそれなりにストレスが
溜まっているのではないかと思っていた。
そんなわけで「遠いがゆえに、なかなか行けなかったハノイ唯一のドッグラン」に再び行ってきた。
距離は15km前回はバイクで行ったが、今回は「GRAB」で行った。結果「犬連れの客はあまり歓迎されない」事も分かった。
(しかし、ここでミッの名誉のために言っておくが、社内ではミッはすこぶるよいこで、迷惑はかけなかった)
1台は犬を乗せるなら+100,000VNDを請求されたので「もちろんキャンセルした」今後は車は感情的に使いたくないと思った。
「GRAB カー」で往復320,000VND、今のレートだと2000円近い。自分にしては「贅沢な娯楽である」
しかし、大自然に解き放たれた時のミッをみると「来てよかった」と素直に思える。
本当はこういう環境が近くにあってくれたら、と切に思う。
自分が「田舎に引っ越したいのはミッが来る前からの想いだが、ミッが来てからは一層この思いは強くなっている」
相変わらず行ったときには「他の犬はおらず、さみしかったが」その後韓国人と思われるカップルが「雑種の中型犬」
を連れてきた、そしてその友人と思われる「中国語を話す男性も、巨大な(15kg以上はありそうな)コーギー」
を連れてきた。 社交的だが一番年下のなミッは積極的にちょっかいを出し、それなりに「楽しんでいた」
天気も良く、十分楽しめた。このドッグランのあるYEN SO公園はハノイで一番大きく、一帯には湖(人造湖)があり
遊園地などもありその日は日曜日ということも有り「家族連れやグループ」がテントを張り、バーベキューをして
思い思いに楽しんでいた。私たちも2時間近く楽しみ、帰りもやはり「GRAB」で帰ってきた。
雑草の中を走りまわっていたので、「ミッはとげのような草がたくさん毛にまとわりつき、取るのに苦労した」
午後はミッも私も疲れ果て、昼寝を決め込んだ。久しぶりの「ドッグラン」私もRUNして楽しい一日だった。
日曜日の夕方は「なんとナムさみしいものだが」、充実した休日を過ごすと「むしろ満足感がある」
もう終わってしまう「休日を惜しみつつも、この日は良い気分だった」
ミッちゃんの初めてのGRAB乗車、すこぶる行儀よく立派だった
うれしくてうれしくて仕方ない様子のミッちゃん。しかし自分を差し置いて
遠くに走り回ることはせず、私もそれなりに「走らないとミッも走らない」
おかげで良い運動になった。
やっぱり、動物(人間も含め)は自然の中にあってこそ、リラックスできると感じた。
ミッの表情も「真に楽しそうな目をしていた」
DOG RUNのある公園施設は巨大で「このようなモニュメントもあり」ベトナムにしては
それなりに整備された施設だ。不動産業者が開発した住宅地向けの公園として造成したらしい。
日本と違うのは「カラオケ機械を持ち込み大音量で歌っていたり」「地面に直火で火を焚き
バーべキューしたり」「自転車やローラースケートは歩道でも平気で走ったり」している。
日本の「3丁目の夕日」ごろの感覚のようである。自分も以前はこのことに違和感や不満を
感じていたが、最近は「この状況」は日本も同じ道をたどったことのある「発展途上」のたまものだと思えるようになってきた。