最近、自分の昼食は「コムビンザン」である。これはベトナム特有の定食屋のようなものである。
自分がいつも行くこの「コムビンザン」は「野菜」「魚」「肉」いろんな料理が20種類以上あり、
それを大きなお皿にご飯と共に「自分で自由に盛り付ける」最後に「査定人」に持って行くと「30000VND]とかの価格カードを
渡される。そして食事後そのカードを見せて「支払い」をするシステムだ。自分はいつも「相棒ミッ」用
の食材も買うため「持ち帰り」(ベトナム語だと」マンベーと言う)にする。この場合は「持ち帰り用の容器」に同じように
御飯やおかずを入れて「査定人」の持って行くと、同じように「価格を言われその場で支払って持ち帰る」のだ
このような店は12年前、ベトナムに住んだ時からたくさん見られた。よく社員と一緒に「食べに行った」ものである。
ところが最近は「ベトナムも経済成長」し、このような店に変化が現れた。
どうなったかと言うと「バフェット」と名前を変えた店が見られるようになった。そう、国内国外でも、
ホテルに泊まり朝食に「バフェット形式」の
場所は多いが「あのバフェット」である。何のことは無い、システムは「コムビンザン」とに似ているが?。
(価格は固定である)
変わったのは「食品の入った器が、まさしくあのバフェットの容器」に変わっている。(蓋が出来て、衛生的なのかもしれない)
まあ多少は「食品のメニュウ」もハイカラになってはいるが?
以前の「コムビンザン」が「バフェット」と言う形式に変化している。ということなのだ。
その代わり値段も「上がった」。経済成長は「庶民の食事形態にまで影響を及ぼしている」
最近ハノイでは「ビーガン」や「ベジタリアン」専門店も増えている。自分の住んでいる地方都市よりも
断然多いのでないかと思えるほどだ。
経済成長が進み、個人GDPがベトナムでは今の日本円換算だと500,000円/Yを超えた。
モータリゼーションも起こっている今、人間の基本である「食に関しての変化」も起きて当たり前なのかもしれない。
それでも「ベトナム独特の食文化が無くなっていくのはさみしい気もする」