★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「久しぶりのツーリング観光」

2023-02-12 14:49:34 | ベトナム・ハノイ

 いろんなことがあり、少々落ち込んでいた「土曜日」

掃除洗濯して、一息ついていた。今日は5歳友人たちは遠くへ写真撮影に行っているようだ。

 午前11時、一念発起して「以前行ったが、コロナで入園できなかった場所へ行くことにした」

名前は「THANH CHUONG’S VIET PLALACE」という。

ハノイの近郊30kmほどにある。バイクでは1時間ほどの距離、手ごろなツーリングだ。

以前から行きたかったが「コロナもあり、ここのところ5歳友人との付き合いもあり、行きそびれていた」

 結果、とても「良い場所だった」ここは「ベトナム人のある芸術家「THANH CHUONG」が

個人的に所蔵していた「ベトナムのアンティーク」を「この場所に移設してできているいわば【ベトナムアンティーク

博物館】のようなものである。自分は「ベトナムのこういった内容には詳しくないが」

「行ってみて、見てみて」 「自分の感覚は喜び、良い感覚を持った」 もちろん

私には「こういったアンティークに関しての造詣もなくもちろん知識もない」しかし「感性で良いと思った」

 自分は「絵画、音楽、映画、等々」 自分の感性が「良いと思った」ものを好きになり、見たり聞いたりしていて

それは「理屈や知識に裏付けられたものではない」・・・ただ「良いと感じた」事が全てなのだ。

その点で「この場所を良いと感じた」 ガイドブックにはおよそ出ていることは少なく、交通手段も難しい

それでももし機会あったら是非お勧めする。

 言葉では「表現するのは難しい」  私が思うに「おそらくベトナムの古い家屋や焼き物、仏像、等々」で

この「Thanh Chuong」さんが「良いと思ったものを手あたり次第に集め、それを一堂に、彼の感性で展示したのだろう」

と思う。果たしてそれが「芸術的に価値のある」とか「時代の変遷に沿っている」とかは「関係ないのではないか?」

と思った。 先日ベトナムの年末に「5歳友人の故郷」に行って、その家の作りを見てきたが、今回驚いたことに

この場所で見た「ベトナムの古い家屋」との「つくりはほぼ同じ」なのである。

 先祖の「仏壇」を家の中心にリビングや寝室が配置されている。まさしく同じなのだ。

そして「仏像や、焼き物、等々」私が今までベトナムで見てきた「寺院」的なものもあるが、今まで見たことも無い

配置でディスプレイされているものなど、まさしく「Thanh Chuong」氏が思うままに展示したのではないだろうか?

と思うものばかりだった。そしてそのどれもが「自分にとっては、美しく、懐かしく、どこかで見たことのある

風景だった。 決して広大な敷地ではない。 ベトナムハノイの郊外の山奥の一部に「突然タイムスリップしたような

懐かしく、センスの良い、古めかしいものを集めた「心地よい場所」が存在した。

 夏の暑い日、誰もいないこの場所を「また訪れてみたいと思った」

入場料120,000VND(ベトナムのこのような施設では高い部類だ、恐らく私立の施設なので

このくらいの金額をとらないと維持していけないのだろうと思う)

場所はノイバイ空港の北側の「山の中」にある。

順番は後先になるが、全て見終わって「併設のカフェの様子」である。すべての場所に

設立者の「意図、趣味、こだわり」があるような気がした。 安価で美味しかった(ヌックチャイン・ダー)

を頂いた。

ほんのさりげない「手すりのような場所にもこのようなキュートな古いものが使われている」

今回の施設でとりわけ大きなスペースで異彩を放っていた場所。前面には「仏教系の壁画(赤と金色)」

があり、その後ろに5SETのベトナムでよく使われている「リビングの応接SET」が配置されている。

一見、教会の内部のような錯覚に襲われたが? きっと創設者の「感性で配置したのだろうと思う」

(ベトナムには寺にこのような配置されたものは見たことが無い)

施設の西側からの眺め、遠くに湖も見える。山深い中にこの施設はある。

建物の中にはこのように「土器に近い焼き物から、最近おと思われるものまで、たくさん見ることができる」

芸術的価値や考古学的な価値があるかどうかはわからないが、監視カメラや出入りの際のチェックもなく

少し心配になった。

昔の家具や絵画などをここで作った建物に「見事に配置している」ベトナムにはこんな配置は

見たことが無い。製作者の感性だろう。

これも「まさしく製作者の感性」・・・

古い民家を移設して配置した上に、このような「古い鳥かごまで配置する凝りよう」見事だと思う。

それぞれの施設をつなぐ「門」なども手を抜いてない。ベトナムではこの「門」は非常に

多種多様で趣がある。その地域につながる「門」は以前はたくさんあったが、最近取り壊されている。

「それらの門」だけの写真集もあるくらいだ。

移設された「古民家」の中の「ディスプレイ」 それなりに古いであろう「焼き物」たち。

そのセンスにも脱帽である。

日本で言えば「こま犬」的なものが「この施設には数限りなく展示されている」

「竜」「犬」「カエル」「象」「魚」「獅子」

等々 数限りなくある。

この施設で最も高いであろう「5重の塔」3階までは上ることができる。

このような2-3階のおそらくはここで作られた建物も「新しさはなく、全てがアンティーク感に統一されている」

これも「井戸」?を中心として像が配置されている。(おそらくはこんな配置なないのだろうが?)

違和感なく、当たり前のように配置されている。

★ たくさん写真を乗せてしまったが? とてもこのくらいでは自分のつたない写真技術も含めここの良さは

伝えられない。 「感性の合う方は是非訪れてほしいものだ」

 

コメント
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